03.18Wed/水

LOCARI(ロカリ)

「嫌いな人」を気にしない7つの方法

職場に嫌いな人がいたりしませんか? どうしても嫌いな感情が沸き上がってしまう、無関心になれない相手。大事なのは自分の「嫌いという感情」を見つめることだそうです。心理カウンセラーの桑野量さんに対処法を教えてもらいました。

職場に苦手な人はいませんか?

その人があなたを攻撃してくるなら嫌いになる理由は分かるけど、なぜか好きになれないって人はいませんか?

嫌いな人が職場にいると、それだけで仕事のモチベーションが下がることも……。

人を嫌いになる心のメカニズムを知り解決できたら、嫌いだと思うことで疲弊したエネルギーも仕事へと活かすことができるかもしれませんね。

今回は、職場に嫌いな人がいる人に向けて、気にしない方法、心の整理の仕方をお教えします。

人を嫌う心理とは

picture

まずは、人を嫌うということを心理的な面から見ていきたいと思います。

嫌いな人の正体

あなたが嫌いになる人の正体は、

(1)攻撃してくる人
(2)苦手な人を思い出させる人(投影)
(3)あなたが禁止していることをやる人(シャドウ)
(4)嫉妬している人

の4つに大きく分けることができます。

それぞれ見ていきましょう。

(1)攻撃してくる人

picture

攻撃してくる人を嫌いになるのは分かりますよね。

攻撃してくる人と接していたら、あなたの身も心も安心感を覚えられません。

ではなぜ攻撃してくるのか? それは相手が何か不安を抱えているからです。

自分が攻撃される前に、攻撃しておこう! とその不安から攻撃的な態度に出ているのです。威圧して防衛しているわけですね。

攻撃してくる=自分に非があると思う必要はありません。

(2)苦手な人を思い出させる人(投影)

picture

例えば、あなたが母親との関係がうまくいってないとします。

すると職場にいる母親と年齢が近い相手のことを、無意識に母と重ね合わせてしまうことがあるのです。これを心理学では「投影」と言います。

実際に職場にいる相手に何かされたわけではないのですが、無意識に母親との関係が思い出されて刺激されてしまうのです。

(3)あなたが禁止していることをする人(シャドウ)

picture

もしあなたが人に頼ることを自分に禁止していて、目の前で同僚に頼っている人を見たら、イライラしてしまうと思いませんか?

「自分は禁止しているのに、相手は平気な顔でやっている」それが理由で相手のことを嫌ってしまうことがあるのです。

自分が禁止していることをする相手のことを「シャドウ」と言います。

(4)嫉妬している人

picture

あなたが嫉妬している相手、無意識に比較・競争している相手のことも嫌ってしまいます。

嫉妬というのは、自分の一番ダメな部分と相手の一番良い部分を比べて、自分の劣等感が刺激されてしまうことです。

劣等感を刺激されてしまう相手のことは好きになれませんよね。

「好き」の心理の反対は「嫌い」? それとも「無関心」?

picture

好きな人はあなたの心を刺激して心地良い気分にさせてくれますし、嫌いな人はあなたの気分を不愉快にします。

相手の行動や態度にあなたの心が反応して、気分に影響を与えているという点では、同じメカニズムが働いています。

好きな人の反対は、無関心な人ということを聞いたことはありませんか?

無関心な人は、あなたの心が相手の行動や態度に何も反応せずに影響しない人であるとするならば、好きの反対は無関心という言い方もできるかもしれません。無関心な相手には、あなたの心は反応しませんからね。

嫌いな人とは、その態度や行動であなたの心を刺激して不愉快な気分にさせてしまう人のことです。

私たちは嫌いな人を目の前にしたときに、相手の行動や態度さえ変われば、自分は不愉快になることはないと思ってしまいますが、相手を変えることはなかなかうまくいきません。

また、嫌いな人から好きな人にするのも難しいもの。

だったら、嫌いな人から気にならない人(無関心な人)となるように努力してみましょう。

自分の心が刺激されて反応してしまうことを止めることができれば、相手の行動や態度で不愉快な気分になることはありません。

嫌いな人を気にしない方法

picture

では、今回の主題です。

前項のような特徴を持つ「嫌いな人」。

そんな人を気にしない、無関心な存在にするためにはどうしたらいいのでしょうか。

(1)NOをハッキリと言う

picture

相手があなたを攻撃してくるのなら、それに対してハッキリとNOを言うようにしましょう。

NOと言わないことで、相手が嫌がっていることを自覚できずにエスカレートしてしまっていることも考えられます。理不尽な態度や行動にはNOと勇気を持って伝えるようにしてくださいね。

勇気が出ないときは、攻撃してくるのは、相手の方が不安になっていることを思い出してください。

NOと言えるようになるだけで、相手のことが気にならなくなることもあります。

(2)逃げる(助けを求める)

picture

相手が攻撃することをやめないのであれば、その状況に我慢して耐えるのではなく、「逃げる」「助けを求める」という選択肢を持ってください。

逃げることや助けを求めることは、決して恥ずかしいことではありません。

助けを求めれば、きっと味方になってくれる人がいます。

自分には助けてくれる人がいると相手にアピールすることで相手の攻撃は止むことがあります。

また、助けてくれる人がいる安心感から相手が気にならなくなることもあります。

(3)投影を外す

picture

職場の先輩のことを嫌っていて、どうにかしようと思っていても、それがうまくいっていない母親との関係を投影しているのであれば、その根本の原因から解決しなければいけませんよね。

実際には母親とはすぐに仲良くなることはできなくても、投影は心が無意識に反応していることです。実際には出さなくてもいいので、母への感謝への手紙を書くなどして、心の中が整理されていくと投影も引き起こされなくなっていきます。

(4)自分の禁止を破ってみる。

picture

自分が禁止していることを相手が平気な顔でやっていることで、相手への嫌悪感が刺激されているのならば、自分も禁止を破ってみるといいかもしれません。

禁止していることが本当にしたくないことであれば、心が刺激されて相手を嫌うことはありません。禁止はしているけど実はやってみたいことなのです。

あなたが自分の禁止や制限を取り外すことができれば、それだけ自分らしく生きることもできます。

(5)嫉妬を手放す

picture

嫉妬は、自分のダメな部分と相手の良い部分を比べてしまっているワケですから、自分の良い部分(魅力)を意識していくことが大事です。そして、相手の良い部分も素直に認めていきましょう。

そうすることで、比較・競争するのではなくて、お互いを認め合う関係となれます。

(6)最低限のルールを決めておく

picture

嫌っている人には、近付きにくいものです。でも、それを意識してしまうと苦手意識はどんどん膨らんでしまいます。

嫌いな人に対してもここまではちゃんとやるというルールを自分の中で決めておくと、必要以上に苦手意識を抱えてしまうことがなくなります。

「職場で会ったら挨拶をする」「話すときはしっかりと目を見る」など、簡単なことでいいので、ルールを決めておくと楽ですよ。

(7)お気に入りのアイテムをお守りに!

picture

嫌いな人に会うと、心が乱されてしまいますよね。

それならば、コレがあったらあなたの心が落ち着く、気持ちが高まるというアイテムを常備しておきましょう。不意に心が乱されても、落ち着くことができます。

何かあっても落ち着くことができるという安心感があれば、そもそも相手によって心が乱されることも少なくなっていきますからね。

「嫌い」の心理と向き合うと解決策が見えてくる!

picture

嫌いな人が職場にいると、ついつい相手のことを変えようとしてしまいます。

しかし、嫌いな人とは、自分の制限やルールを変えて、もっと楽に、幸せに生きられるようなヒントを教えてくれる存在であるともいえるのです。

嫌いな人がもし目の前に現れたら、自分のことをもっと知るチャンスだと思って、自分の魅力や可能性の扉を開いてみてくださいね。

アバター画像
この記事のライター

働く女性の恋愛と幸せな人生のガイド「マイナビウーマン」は、株式会社マイナビが運営する、女性総合サイトです。働く女性の恋愛やトレンド情報、また女性ならではの、結婚・妊娠・出産など、人生の節目の悩みを解決するヒントをお届けしています。今の働く女性たちに色々な幸せのカタチを提供し、一歩前へ踏み出す変化をナビゲートする媒体です。