「フィーリングが合う人が好き」。そんな発言を聞いたことはないですか? フィーリングとは一体何なのでしょうか? フィーリングの一般的な意味と恋愛における意味について、マジシャン兼催眠心理療法士の浅田悠介さんに教えてもらいました。
「結局、フィーリングだよね」。
恋バナの揚げ句(たぶん夜の10時くらいでお酒が入ってる)こんな言葉を口にしたことはありませんか。あるいは友人の言葉に激しめにうなずいたことなんかは。
でも待ってください。フィーリングって、何なんでしょうね。なんか、そこ大事じゃないですか。
そこで今回のテーマは「フィーリングが合う人の正体」です。
今こそ決着をつける時だと思うんです。フィーリングって何なんやと。そしてすてきな相手を見つけてやりましょうぜ。
フィーリングとは
そもそも「フィーリング」とは、どういう意味の言葉なのでしょうか。
フィーリングの意味

シンプルにいえば「感覚・何となくの肌感」という意味になります。
インスピレーションのようなものだといえるでしょう。この言葉を発する人物の「主観」だともいえます。
フィーリングの使い方

この言葉は「物事が自分にフィットするか?」という文脈で使われやすいです。
まさに、フィーリングが合うかどうか。その対象としては、物質や、空間、状況、もちろん人間関係など、ほとんどのものが当てはまります。
恋愛における「フィーリングが合う」の意味とは

このフィーリングは恋愛でも使われますよね。
では恋愛面で「フィーリングが合う」とは、どういう意味になるのでしょうか。
恋愛に役立つかもしれません。深掘りしてみましょう。
「フィーリングが合う」と言われるケース5つ
まずは「フィーリングが合う」と言われるケースを5つ紹介します。
(1)好きなこと嫌いなことが似ている

一番はこれかもしれません。
物事や他人に対する好き嫌いが似ている、というもの。
例えば、アウトドア派かインドア派で考えてみましょう。ここが大きく違うと、正直デートなどで疲れたりもしますよね。どちらかが無理をしなくてはいけなくなるから。
逆に、ここが一致していると気楽になるでしょう。お互い慣れた過ごし方だから。
そうした、あらゆるものに対する好みが似ていると「フィーリングが合う人」だと言われやすくなります。
(2)相手に共感できる

これも大事な要素です。
私たちは何でフィーリングを感じるかというと「感性」ですよね。だからこそ「感性に響いたかどうか(共感できたか)」も影響するのです。
相手の言葉に「なるほどな」「それだよね」「めちゃくちゃ分かる」とうなずくほどに、フィーリングの相性を感じることでしょう。
ポイントは「今までそんな考え方をしてこなくても、相手に言われて、初めて共感できたことでもいい」というものです。
その奥に共通の価値観が見つかればうれしくなるのですね。
(3)笑いのツボが同じ

一般的には、こちらの意味で使われることも多いです。
ズバリ「笑いのツボ」ですね。王道の笑いもあれば、ブラックも、シュールもあります。
他にも「どの漫才師が好き?」という話題もあれば、日常のささいな瞬間に同時に笑うことでも気付けるでしょう。
コミュニケーションとは、そもそもポジティブなものです。少なくとも、お互いがポジティブな状態を目指すものでしょう。
そこでは笑いが大事になるのですね。ゆえに「何で笑うか・どこで笑うか」というポイントが似ていれば、「フィーリングが合う」と言われやすいのです。
(4)ノリが似ている

これもふわっとした単語ですよね。ここでは「言葉や動作のテンポ、リズム、反応のバリエーション」くらいの意味合いです。まあ、そんな難しいこといわなくても、貴女もご存じのノリです、あのノリ。
これ自体、極めて曖昧な言葉ですよね。とはいえ、フィーリングに大きく影響することは間違いありません。
フィーリングは「感覚」ですが、ノリは「動き」です。
前者は見えませんが、後者は見えます。ここがポイントです。
フィーリングというものが見えないからこそ、動きに注目して、似ていれば「じゃあ感覚まで合うのだろう」と推測するわけですね。
(5)善悪の基準が同じ

何が良くて、何が悪いか、という基準です。
この世には法律以外にも「何となくダメなんじゃない……?」ということがあったりしますよね。歩きスマホとか、他人を無視するとか、店員さんに怒鳴るとか、マスクを買い占めるとか、サラダバーでコーンをめっちゃ取るとか、そういう感じです。
それを「良しとするか、ダメとするか」の基準も大きく影響するわけです。言ってしまえば「善悪の基準」でしょう。
恋愛でも、友人でも、その他でも。人間関係を長続きさせるには、この一致が最低条件かもしれません。でないと、いつかつらくなってしまいますから。
「フィーリングが合う人が好き」の意味とは

「フィーリングが合う人が好き」。そんなふうに言われたことはないですか?
一体この発言にはどんな意味があるのか気になりますよね。ひもといてみたいと思います。
(1)お互いを尊重するような恋をしたい

言わんとするのは、こういうことだと思います。
フィーリングを重視するのは、その果てに「お互いを尊重するような恋をしたい」からだと。そして願わくば長続きする恋がしたい、というふうに。
内面性を重視する人には「そろそろ安心したい願望」があります。それがフィーリングという言葉になって表れたのですね。
(2)過去にフィーリングの不一致があった

過去に「フィーリングが大事だ」と思わせるほどの何かがあったのかもしれません。
外見だけで選んで失敗した、めちゃくちゃ傷つけられてつらかった、など。だからこそフィーリングや相性を重視するようになった、ということも考えられます。
相手が発言をした時には「そう言わせるものは何だろう?」と考えると分かることもあります。
(3)特に好みは無い

特に好みが無いからそう言った可能性もあります。
あるいは「外見や学歴などのステータスに興味が無い」ということもあるでしょう。ある程度、条件を隠していることもあるでしょうけれども。それよりは性格や相性といった見えないものを大事にしているわけです。
どんな人間に惹かれるのかを、考えきって(言語化して)いない可能性もあります。
ゆえに、いつも何となくで判断している、というわけです。ふわっとした言葉で濁すといいますか。答えられないのですね。
もちろん一周回って「フィーリングが大事だよね」と語るモテモテ人間もいます。あくまで参考までに考えてくださいませ。
(4)へたな好みを口にして場を壊したくない

とっさの嘘の可能性もあります。
例えば「アイドルが好きなので面食いです」「相手の年収だけを気にしています」なんて口にすると、何となく場の空気が「オイッ……」ってなりますよね。この世には思ってもいいけど、言ってはいけないこともあるからです。なぜか。
それを避けるためにフィーリングと答えたのかもしれません。ふわっと誰も傷つけないようにする作戦というわけです。
「フィーリング」はなるべく言語化しよう

いやはや、何ともふわっとした言葉ですよね。生まれたてのひよこの産毛くらいふわっとしていますよ。ふわふわ素材ですよ。
だからこそ「しっかり言語化すること」が大事だと思うのです。
フィーリングといっても、いろんな要素があります。笑いのツボから、善悪の基準まで。細かく分解して、本当に求めているものを考えるのは無駄ではないはずです。効率よく、恋の相手を探すためにも。
より自分を知ることにもつながるでしょう。ちょっと難しいかもしれません。しかし頑張ってみるとしましょうぜ。
貴女の恋がかなえられることを祈っております。