03.18Wed/水

LOCARI(ロカリ)

クロネコヤマトミュージアムでひたすらネコに浸ってきた[0円ソロ活]

クロネコヤマトミュージアムが無料とは思えないほど充実しているらしい。長年気になっていた「ネコのマーク」の秘密も知りたい。行ってみることにした。

宅配便を送る際、なんとなくクロネコヤマトにすることが多い。なんとなく印象が良いのだ。といっても、別の会社の宅配便を利用して何か不満を持ったことがあるわけではない。ただ、なんとなく、クロネコヤマトを利用したくなるのである。自分でもなぜだかわからなかったが、たぶん、あのネコによるものなのではないかと思う。クロネコヤマトのシンボルマークである、あのネコ。どう見てもかわいい。かわいい宅急便と、かわいくない宅配便なら、かわいい宅急便のほうを使いたいではないか。もう少しあのネコのことを知りたい。あのネコは一体なんなのだろうか。そして、なぜネコなのだろう。荷物を運ぶには少々心許ない気がしなくもない。ゾウやキリンのほうが荷物を運ぶのは得意そうだ。

そこで、ちょうど昨年(2020年)、クロネコヤマトミュージアムがオープンしたので、行ってみることにした。クロネコヤマトが2019年に創業100周年を迎えたことを記念して設立したのだそうだ。

picture

品川駅からゆっくり歩いて10~15分ほど。ガラス張りの建物が見えてきた。ミュージアムは、この建物の3階から6階までをたっぷり使っている。

展示は、クロネコヤマトの創業当初からの歴史を順に振り返る形式になっている。パネルや当時の写真、レプリカに映像、と見せ方はバラエティーに富む。

picture

▲当時のトラックを再現した精巧なミニチュア。小さくてかわいい。

なんと、創業当初はネコのマークはなかったようで、使われていたトラックもこのようなもの。桜の花びらにヤマトのYをあしらったマークが描かれている。

picture

ちなみにこのマーク、今でも社章として使われている。意外にも、会社の根幹の部分は、ネコじゃないようだ。社章がネコのマークじゃないことに驚かれることもあるらしい。

picture

ネコのマークが作られたのは、1957年のこと。創業から30年経ったころのことだった。

picture

▲ネコのマークができて以降は、CMにもネコが登場。

では、どういった経緯でネコになったのかというと・・・。

picture

こちらのコーナーで詳しく説明されていた。

picture

▲右上がアメリカのラインズ社のマーク。こちらはかなりリアルなタッチの絵だ。

創業者の小倉康臣氏は、1957年にアメリカの運送会社アライド・ヴァン・ラインズ社と提携。ラインズ社が使っていたのが、親ネコが子ネコを口にくわえて運ぶイラスト。「子ネコを大切に運ぶ」という点に、運送業者としての心構えが表現されていると感銘を受け、許可を得てアレンジすることになったのが始まりだという。ネコにそんな意味があったとは・・・。

picture

▲左が新マーク、右が現行マーク

ちなみにこのネコマーク、4月1日(木)から64年ぶりに刷新されることが決まっている。

picture

そして、なんと! ネコのマークをデザインするにあたってヒントとなったのは、当時デザインした社員の娘さんの絵。・・・ということは、そのとき娘さんが描いていたのがネコじゃなくて、例えばブタとかだったら、クロブタヤマトになっていた可能性もあるのか。

picture

▲ご本人はこの絵を描いたことをあまり覚えていないらしい。

館内にひそむ猫を探して回ろう

picture

館内では昔のCMも流れていて、これがまためちゃくちゃかわいい。

picture

さまざまな包装が展示されたコーナーを眺めてみると、改めてネコだらけなことがわかる。写真はクール宅急便のネコ。

picture
picture

Pサイズの広告のネコ。下の真ん中にある箱は、よく見るとネコマークとは違うネコのキャラクターが描かれている。

picture

ミュージアム内の注意書きにも、実はネコがいる。

picture

このパネルの下にいるのは・・・犬?・・・犬に見えるような気がするけど、ネコなのかもしれない。

制服を着てトラックに乗り、配達員を体験

picture

館内では、宅急便のセールスドライバー体験ができるコーナーもある。ヤマトの制服の袖にも、もちろんネコがいる。

picture

お届け疑似体験のご家庭も、ネコを飼っている。

picture

体験で座らせてもらえるこのトラックは、実際にかつて街を走っていたもの。

picture

ドライバーの名前もネコだ。

picture

ネコにばかり執着して見て回ってしまったが、クロネコヤマトミュージアムはこれがすべて無料だとは思えないほど充実した展示が楽しめるのでご安心を(決してネコだけのミュージアムではない)。

私は、“偏り”を楽しむことも、ソロ活の醍醐味の一つだと思っているのだ。自分の中の偏愛やアンバランスな気持ち、一人ならその情熱の赴くままに見て回れる。ミュージアムの楽しみ方は、展示を最初から最後までまんべんなく見るのだけではない。気になるところを重点的に、好きなように見る日があっても良いではないか。ソロ活は自由なのだから。

所在地:東京都港区港南2-13-26 ヤマト港南ビル6F
電話番号:03-6756-7222
最寄駅:品川/天王洲アイル

※2021年3月23日時点の情報です。掲載情報は現在と異なる場合がありますので、事前にご確認ください。
※新型コロナウイルス感染症の拡大防止のため、 掲載している情報に変更が生じる場合があります。最新情報は直接お問い合わせください。

アバター画像
この記事のライター

「レッツエンジョイ東京」は東京のおでかけ・イベント情報サイトです。 刻々と変化する東京のトレンドも、変わらない良さがあるおでかけスポットも取り上げ、おでかけ先の魅力を発見・再発見できる情報を提供しています。