03.21Sat/土

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元気の出るエッセイ『人生ミスっても自殺しないで、旅』をレビュー[30代におすすめの本]

書評家・ライターの江南亜美子が、アラサー女子におすすめの最新本をピックアップ! 今回は、気持ちが前向きになる、諸隈 元『人生ミスっても自殺しないで、旅』のエッセイと島本理生『星のように離れて雨のように散った』の小説をご紹介します。

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タイトルにメッセージは凝縮されている。人生ミスったら自殺する、ではなくて、旅でリセットしようと思えるか。著者は30歳までひきこもり、小説を書いて新人賞応募、落選したので自殺がよぎる頭を強く振って旅に出た。資金は全財産の40万円。行き先は欧州。期間は約1カ月。

『人生ミスっても自殺しないで、旅』

諸隈 元著
晶文社 2530円
「卑屈になるな」旅で得た哲学とは
自殺する前に旅に出る。心血注いだ小説でデビューできず、夢破れた男はそう決心してヨーロッパへ。道に迷う彼に町の人がかけた言葉は「エンジョイ」。人生をどう楽しむか、ヒントをもらえる旅行記。

これも気になる!

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『星のように離れて雨のように散った』
島本理生著
文藝春秋 1540円

イラスト/ユリコフ・カワヒロ ※BAILA2021年10月号掲載

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