03.18Wed/水

LOCARI(ロカリ)

下北沢の定番を巡る。大人のための「半日お散歩コース」

小田急線の線路跡地の再開発により新たなスポットが次々と誕生し、近年注目を集めている「下北沢」。その一方で、ライブハウスや劇場、古着屋などが点在する“サブカルチャーの街”というイメージも健在。昔から愛される飲食店もいまだ現役で、再開発エリアを一歩離れればかつての“下北沢らしさ”も体感できます。本記事では、そんな下北沢の定番スポットを中心に巡る半日散歩コースをご提案します。

今回のお散歩コースをチェック!

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今回は、下北沢の定番スポットを中心に巡るお散歩コースをご提案。下北沢駅発着、お昼過ぎ~夜の半日コースです。
【コース紹介】※カッコ内は徒歩移動の目安時間やルート
下北沢駅→(3分)→トロワ・シャンブル→(3分)→NANSEI PLUS→(西口から2分)→東洋百貨店→(6分)→古書ビビビ→(3分)→珉亭→(30秒)→トラブルピーチ→(4分)→下北沢駅

【13時半】下北沢を代表する名店でこだわりのコーヒーを/トロワ・シャンブル

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まずは下北沢駅南西口を出発し、下北沢南口商店街を3分ほど歩いて「トロワ・シャンブル」を目指します。
昭和55(1980)年創業の同店は、こだわりのコーヒーを味わえる老舗喫茶店。マスターの松崎さんは、神保町の喫茶店「カフェ トロワバグ」で修業を積んだ後、下北沢の地にお店を構えて今年で43年。オープン当時から通う常連客も多い、コーヒー好きには言わずと知れた名店です。

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棚に陳列されたコーヒーカップや重厚感ある店内のインテリアなど、細部にまでこだわりが感じられ、そのほとんどが創業当時から使われているものばかり。
新しいお店が次々と誕生する下北沢の中で、この場所だけは時が止まったような、一歩足を踏み入れた瞬間から不思議な安心感と心地良さが漂います。

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同店の看板メニューは、深煎りの「ニレ・ブレンド」。マスターが修行先で出会いその美味しさに惚れ込んだという“コクテール堂”のオールドビーンズが使われています。
ネルドリップで一杯ずつ丁寧に淹れられたコーヒーは、コクがありながらも飲みやすく、その美味しさは格別。やさしい酸味と甘みの「チーズケーキ・レア」も、上品な味わいで主役であるコーヒーを引き立ててくれます。
日々の喧騒から離れ、ゆったりとした時間を過ごせる「トロワ・シャンブル」で、“変わらない下北沢”の魅力を味わってみて。

所在地
東京都世田谷区代沢 5-36-14 湯浅ビル2F
最寄駅
下北沢
電話番号
03-3419-6943

【15時】「下北線路街」を構成する新名所をチェック/NANSEI PLUS

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トロワ・シャンブルを後にしたら北西方面に向かい、南西口直結の新名所「NANSEI PLUS(ナンセイプラス)」を散策してみましょう。
2022年5月に全面オープンしたNANSEI PLUSは、小田急線の線路跡地の再開発により生まれた「下北線路街」を構成するスポットの一つ。“まちのラウンジ”をテーマにした「(tefu)lounge(テフラウンジ)」と、「地域の暮らしを豊かにする“食”」をテーマにした路面店が並ぶエリアから成る複合施設です。

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(tefu) loungeにはミニシアターもあり、気になる作品を上映していたら散歩を中断して鑑賞してみるのも良いかも。
敷地の西側には飲食店に加え、緑豊かな広場や園芸ショップ、アートギャラリーなども点在しているので、気の向くままに見て回って楽しんでくださいね。

所在地
東京都世田谷区北沢 2-21-22
最寄駅
下北沢

【16時半】下北沢を代表する“古着の聖地”でお買い物/東洋百貨店

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下北沢駅の南西口エリアから西口へ向かい、さらにそこから2分ほど歩けば次の目的地「東洋百貨店」に到着です。
有名な古着屋が点在する下北沢は、おしゃれなユーズド商品が集まる“ファッションの街”としても知られていますが、そんな下北沢で何十年ものあいだ多くの若者たちに愛されてきたスポットです。

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“百貨店”という名ですが建物内はガレージのようになっていて、古着屋や雑貨屋など20店ほどが軒を連ねます。
カジュアル系やインポートもの、ヴィンテージなど各店が取り扱うジャンルもさまざまで、まさに色々なカルチャーを取り込んできた下北沢の街をギュッと凝縮したようなスポット。これぞ古着の街・下北沢、といった雰囲気を感じられるはずです。

所在地
東京都世田谷区 北沢2-25-8
最寄駅
下北沢
電話番号
03-3468-7000

【17時半】ツウ好みの13,000冊がズラリ!一期一会の古本探し/古書ビビビ

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そろそろおなかが空いてくる頃ですが、夜ごはんの前にもう1軒立ち寄りましょう。東洋百貨店を出て東に向かって歩くこと6分ほど、茶沢通り沿いにある「古書ビビビ」に向かいます。
店名は入店した瞬間、“ビビビッ!”と痺れるような品ぞろえのお店にしたいという思いから。高校時代から本格的に本の世界にのめり込んだという店主の馬場さんが選び抜いた中古本たち約13,000冊が、所狭しと並べられています。

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陳列されているのは、ベストセラー小説から今はもう絶版になっているマンガ、マニアックな学術書までと、ツウ好みの顔ぶれ。
さぞ仕入れに相当な力を入れているのかと思いきや、商品はお客さんから買い取ったものだけというから驚き。本好きやサブカル好きの心を刺激する魅惑的な棚は「お客様に創っていただいたようなもの」と馬場さんは言います。
古本との出会いは一期一会。自身のアンテナに引っかかる、ビビビッ!とくる本を見つけてみてくださいね。

所在地
東京都世田谷区北沢 1-40-8 土屋ビル1F
最寄駅
下北沢
電話番号
03-3467-0085

【18時半】都内でも有名な町中華で“ピンクチャーハン”とご対面/珉亭

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古書ビビビでの刺激的な時間を楽しんだ後は、お待ちかねの夜ごはんです。
新旧さまざまな飲食店が立ち並ぶ下北沢で“定番”を選ぶのはなかなか難しいですが、昭和39(1964)年創業の人気中華屋「珉亭(ミンテイ)」は、定番と呼ぶにふさわしい一軒。古書ビビビからは3分ほど、茶沢通りを進んだ先の十字路を左に曲がった先にあります。
有名ミュージシャンや俳優がかつてアルバイトをしていたことでも知られている同店は、下北沢ではもちろん、東京でも有名な町中華屋の一つ。赤い看板と白い暖簾が目印のお店です。

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店内は1階がカウンターとテーブル、2階がお座敷の席になっています。1階のカウンター上の壁には、手書きのメニュー表がズラリ。同店の歴史と、昔から変わらない味を守り続けていることが垣間見れます。

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同店でぜひいただきたいのは、来店する人のほとんどが注文する「ラーチャン」という半ラーメンと半チャーハンのセット。“半サイズ”ですがボリューム満点!器の大きさと量に圧倒されます。
名物であるピンク色のチャーハンは、チャーシューに使われている食紅の赤い色が移ったため、このようなピンク色になるのだそう。 パラパラご飯のチャーハンは、あっさりした中にもしっかりとうま味が感じられる、まさに王道の味です。

所在地
東京都世田谷区北沢 2-8-8
最寄駅
下北沢
電話番号
03-3466-7355

【20時】老舗ロックバーで夜の下北沢を満喫/トラブルピーチ

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町中華でおなかを満たしたら、帰る前にぜひ立ち寄ってほしいのが、珉亭のはす向かいにある「トラブルピーチ」です。
下北沢にある老舗バーの一つであるこちらは、昭和55(1980)年のオープン以来、プロのアーティストや俳優など数々の著名人が足繫く通う老舗ロックバー。下北沢再開発の関係で2024年5月6日の営業をもってお店を閉めるそうなので、営業しているうちにぜひ訪問しておきたいところです。
年季の入った建物に昔のアメリカ映画に出てきそうなネオンサイン・・・外観はどこか怪しげな雰囲気を醸し出していますが、マスターを含めスタッフはみな超フレンドリー。一見さんでも安心して楽しめます。

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店内のどこに座っていても迫力あるサウンドが聴けるよう、大型スピーカーを6台も設置。
流している音楽はマスターがセレクトした1960~90年代のロックナンバーのみで、誰もが知っている曲から誰も知らないものまでどんな曲でもあるというアナログレコードの品ぞろえも魅力です。

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入店はチャージ料500円でポップコーン付き、ドリンクはカクテルがメインです。何を頼むか迷った場合は、ピーチリキュールと柑橘系リキュールを合わせたお店オリジナルの「ピーチカクテル」や、同じくオリジナルのカンパリベースのカクテル「トラブルメーカー」をぜひ。
バーから4分ほど歩けば、散歩コースのゴールである下北沢駅に到着です。もしもまだ飲み足りなければ、トラブルピーチから歩いて2分ほどのディープなカルチャースポット「鈴なり横丁」でもう1杯ひっかけていくのもアリ。思い思いの夜を過ごしてみてください。

所在地
東京都世田谷区北沢 2-9-18
最寄駅
下北沢
電話番号
03-3460-1468

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この記事のライター

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