近年のせいろブームの火付け役ともいわれる、無印良品と3COINSのせいろ。いずれかの購入を検討しているけど、どちらがいいか悩んでしまうという人のために、2つのせいろの特徴やメリットを徹底比較しました。2大人気せいろを入手するコツも紹介しますので、ぜひ最後までご覧になってください。2025年4月7日 更新
ブームの火付け役!無印良品と3COINSのせいろが大人気

無印良品と3COINSのせいろは、いずれも昨年から品切れが続く人気商品で、SNSでもバズり続けているアイテムです。この2大人気せいろ、「購入を検討しているけど、どちらを選べばいいかわからない」という人も多いのではないでしょうか。
筆者は3COINSでせいろを買って以降、せいろ料理にハマりました。無印良品のせいろも気になっていたので、入荷したタイミングでゲット。そんな筆者が、それぞれのせいろの特徴やメリットを詳しくレビューしたうえで、実際に買うならどちらがよいのかを解説します!
記事の後半では、せいろ入手がしやすくなるコツもご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
3COINSのせいろの詳しいレビューはこちら▼
無印良品「竹材 蒸篭(せいろ) / 本体 深型 小」

無印良品のせいろは、直径23cmの「大」と直径18cmの「小」の2サイズ展開です。本記事では、小サイズのせいろを用意しました。
見た目は中華せいろのオーソドックスなデザインで、白っぽく明るい色合いが特徴。メインの素材は竹が使われており、芯材にポプラ材を使用しています。

無印良品のせいろは、本体とフタが別売りです。片方だけでは使えないので、初めて購入する際はセットでそろえましょう。バラ売りは、本体とフタのどちらかが壊れたときに単品で買い替えられる利点があります。重ね蒸し用に本体だけ買えるのも、嬉しいメリットです。
なお、本体価格は税込1,090円でフタは690円。上下セットで1,780円です。
3COINS「せいろ/KITINTO」

3COINSのせいろは、直径19cmのワンサイズのみです。デザインは無印良品と同じくシンプルな中華せいろで、素材は竹を使用しています。
本体とフタのセット販売で、値段は税込550円とリーズナブル。せいろの購入を迷っている人でも気軽に手に取れる価格帯です。
無印良品と3COINSのせいろを細部まで徹底比較!

ここからは、無印良品と3COINSのせいろを比較しながら紹介していきます。なお、無印良品のせいろは新品ですが、3COINSは5回ほど使用したものです。
まずは外観から。高さが2cmほど違うせいか、見た目のサイズ感に少し差があります。直径は3COINS製が1cm大きいのですが、無印良品のほうが大きくてかさばるように見えました。
高さのあるものを蒸すときは無印良品がよさそうですが、3COINSのほうが省スペースできるなど、双方それぞれにメリットがありますね。
本体を比較。3COINSは大雑把、無印良品は丁寧な造り

本体のみの高さを比較してみます。無印良品のせいろは本体の高さが8cmで、3COINSは6cmです。無印良品は、2枚の竹を重ね合わせて高さを出しています。
3COINSの合わせ目は段差がはっきりしており、綴じ方もやや雑です。対して無印良品は合わせ目の段差が少なく綴じ方も丁寧で、手で触れても引っ掛かかりませんでした。
素材の質感も3COINSはザラザラとした手触りですが、無印良品は表面がきれいに削られていてツルツルです。この辺りに価格の差が反映されていると感じます。

底面は、いずれもごく一般的なせいろと同じスノコ状です。よく見ると無印良品のほうが目が細かく、端のほうまで網目状に仕上がっています。
上から見るとよくわかるのですが、3COINSのせいろは内側にも合わせ目があって綴じ方も雑です。一方、無印良品は内側に合わせ目がなく、ツルンとしています。無印良品の丁寧な造りと比べると、3COINSのせいろは大雑把に作られている印象です。

合わせ目部分をクローズアップしてみました。3COINSのせいろは使用済みではあるものの、購入当初と見た目はほぼ変わっていません。
何度か使用したうえでの感想ですが、3COINSのせいろは合わせ目の段差に食材や汚れが溜まることがあり、洗うときに少しだけ苦労します。無印良品のせいろは段差がないので汚れがつきにくく、洗うのもラクチンでした。
フタは無印良品のほうが耐久性が高くて持ちやすい

フタのデザインもよく似ていますが、編み込まれている竹材の質感は差があります。無印良品のほうが外枠が厚くしっかりしていて、耐久性が高そうです。
フタの持ち手は、無印良品のほうが少しだけ長く作られています。3COINSの持ち手はミトンをはめるとつかみにくいのですが、無印良品のほうはミトンをはめたままでも持ちやすい!ちょっとした仕様の違いが使い勝手に影響しています。

フタの裏側を見ると、無印良品のほうはしっかり補強されていました。これなら簡単にはつぶれにくそう!実際にフタの上から指で強めに押してみたところ、3COINS製はパキパキと音がして今にも壊れそうなのに対し、無印良品製はびくともしませんでした。
3COINS … 無印良品(小サイズ)
税込価格 … 550円 … 1,780円
サイズ … 直径19cm×高さ8cm … 直径18cm×高さ10cm
素材 … 竹 … 竹・ラタン・ポプラ材
重さ … 約150g … 約260g
あれば便利!せいろのオプション品をチェック

せいろは本体のみでも使用できますが、オプション品があればさらに便利に使えます。
ぜひとも用意したいのが、「蒸し板」や「受け台」などと呼ばれるもの。鍋とせいろの間に挟んで使用しますが、これさえあればせいろにぴったり合うサイズの鍋がなくても対応できます。せいろを安定させたり焦げ付きを防止したりと、メリットしかないアイテムです。
3COINSでは税込550円、無印良品では税込1,190円で販売されています。

蒸し板と同じく、あると便利なのがせいろ用のシリコンシートです。せいろにシリコンシートを敷いてから食材をのせれば汚れにくく、くっつくのを防げます。クッキングシートで代用できるので必須とまではいきませんが、長くせいろを愛用するなら買っておいて損はありません。
3COINSのシリコンシートは10枚入りで税込330円、無印良品製は1枚入りで390円です。

3COINSのシリコンシートは直径17.5cmで、無印良品は直径25cmです。無印良品からは直径23cmのせいろも販売されているので、どちらにも対応できるよう大きめに作られているのでしょうか。
実際に使ってみたところ、シートの質感や使い勝手に差はないように感じました。小さいサイズのせいろで使うなら、10枚入りでお得な3COINS製のほうがおすすめです。

3COINSのせいろに専用のシリコンシートを敷くと、ぴったりのサイズ感です。数回洗っても破れることはなく、大事に扱えば何十回でも使えるでしょう。10枚入りなので、一度買えばしばらく買わなくてよさそうです。

無印良品のせいろにも専用シートを敷いてみました。小サイズのせいろだとシートのほうが大きく、側面までカバーできます。3COINSのせいろで色が濃い食材を蒸したら、側面に色がついて落ちなくなったことがあるので、側面をカバーできるのは大きな利点ですね。
なお、無印良品からは、使い捨てタイプのせいろ用クッキングシートも販売されています。シリコンシートを毎回洗うのが面倒な人は、ぜひチェックしてみてくださいね。
オプションの互換性に注目してお得に利用しよう

せいろのオプション品には互換性があります。写真は無印良品のせいろに3COINSのシリコンシートを敷いたものですが、問題なく使用できました。蒸し板(受け台)も共有できるので、うまく活用すれば購入費を抑えられます。
例えば無印良品のせいろ本体・フタ・受け台・シリコンシートを一式そろえた場合、総額税込3,360円です。これをオプション品のみ3COINSで購入すれば、税込2,660円に抑えられます。できるだけ安くそろえたい人は、検討してみてはいかがでしょうか。
せいろの使い方は?蒸し野菜を作ってみよう
1. 使う前に水洗いをする

せいろの基本的な使い方は同じです。使う前に洗剤を使わないで軽く水洗いをし、清潔な布で拭きましょう。
無印良品の公式サイトによると、素材臭が気になる場合は空蒸しするとよいのだとか。水洗いしたせいろを10分間蒸したあと、陰干しで乾かします。水洗いするだけでも使用できますが、竹の匂いがきになるときはぜひお試しください。
2. シリコンシートを敷いてから野菜を並べる

せいろを使う料理といえば蒸し野菜!底にシリコンシートを敷き、双方に同じ種類・同じ分量の野菜を入れてみました。あとは蒸すだけです。
3. 強めの火加減で一気に蒸し上げる

蒸し台をのせた鍋に、たっぷりのお湯を沸かします。沸騰したらせいろをのせ、中火~強火で約15分ほど蒸しましょう。せいろは蒸気が少ないとうまく蒸せないので、強めの火加減でしっかり湯気を上げながら調理します。
4. ホクホクな蒸し野菜が完成!無印製は匂いがやや気になる

15分蒸したらアツアツの蒸し野菜ができあがりました。どちらとも中心までしっかり火が通っており、ホクホクとしておいしい!野菜の旨味と甘味が凝縮された、濃厚な味わいです。
2つのせいろで作った野菜の仕上がりはほぼ同じですが、無印良品のせいろは匂いが少し気になります。使う前に空蒸し処理をしたものの、野菜に竹の匂いが移る結果に……。ネットの口コミを見ても、竹の匂いが気になるという声が多く見受けられました。
とはいえ、使っているうちに匂いが抜けてくるそうなので気長に待つことにします。ちなみに、3COINS製ははじめから匂いが気になりませんでした。
せいろのお手入れ方法は?

使い終わったあとのお手入れ方法も、基本的には同じです。汚れていないときは、濡らした布で拭くだけでOKです。汚れが目立つなら、洗剤を使わずに水やぬるま湯で洗い流しましょう。水没や漬け置き洗いは避け、サッと洗って素早く水気を切り、乾燥させるのがコツです。
せいろはカビが生えやすいので、風通しのよい場所で完全に乾してから保管します。水分が残ったまま保管するとカビの原因になるので注意してくださいね。直射日光・ドライヤー・食器乾燥機などによる強い乾燥も厳禁です。
無印良品と3COINSのせいろ、どちらを買うべき?
3COINSはコスパ最強!せいろ入門用におすすめ

3COINSのせいろの魅力は、なんといってもコスパのよさに尽きます。本体とフタがセットで550円、最低限そろえたいオプションとして蒸し板をプラスしても、たったの1,100円でせいろ生活を始められます。
2段重ねで楽しみたい人や家族の人数分そろえたい人も、1台550円なら買い求めやすいのではないでしょうか。
安いだけあって大雑把な造りで耐久性も低いように見えますが、10回以上使用してもまだまだ使えそうです。もし壊れても、550円なら気軽に買い替えられます。オプションも充実していてコスパがよいので、せいろの入門用におすすめです。
長く愛用するなら品質や耐久性の高い無印良品がおすすめ

無印良品のせいろは、細部まで丁寧に作られていて耐久性に優れています。竹の美しい風合いや、合わせ目が引っ掛からないツルンとした手触りなどは高級感たっぷり。3COINS製に比べたら割高ですが、一般的なせいろに比べたら十分リーズナブルでコスパは申し分ありません。
また、本体が深いから、茶碗蒸しのような高さがある器も余裕で入ります。さつまいもやおこわ、蒸しパンなどを作るときにおすすめです。
せっかく買うなら長く愛用したい人は、ぜひ無印良品のせいろを選んでみてくださいね。
入手できない人必見!せいろが購入しやすくなるコツを紹介
3COINSのせいろは入荷通知メールやSNSを活用しよう

2025年4月上旬の時点で、3COINSのせいろは店頭でほぼ売り切れ状態です。数か月前はネット通販で購入できましたが、最近は品切れが続いています。ネット通販で購入を検討している人は、入荷お知らせメールを登録しておくとよいでしょう。
店頭での購入はなかなかハードルが高く、筆者も購入するまで半年かかりました。SNSで「スリコのせいろが入荷した」という投稿を見てすぐに買いに行ったら購入できたので、3COINS情報を発信しているアカウントをフォローするのもおすすめです。
無印良品のせいろはネット注文で店頭受取がおすすめ

無印良品のせいろも入手困難ですが、オンラインサイトで店舗の在庫情報を確認できるのでチェックしてみましょう。
筆者の近隣店舗ではずっと在庫切れだったので、ある日店員さんに訊いてみたところ、売れすぎて当分お店には入荷しないとのこと。その際に、オンラインサイトで注文して店頭受取にすれば、送料無料で購入できると教えていただいたのです。
さっそくネットで注文してから2週間ほどかかりましたが、上記の方法を使えば店頭で購入できました。店頭で受け取りたい、送料を節約したいという人は、ぜひ参考にしてみてください。
どちらのせいろも大満足。見かけたら迷わず購入してみて
無印良品と3COINSのせいろを徹底比較しましたが、それぞれによさがあり甲乙つけがたいのが本音です。実際に両方を使ってみてどちらも満足しているので、見かけたら即買いをおすすめします。
入手ハードルが高い分、手に入れたときの喜びもひとしお。思う存分、せいろ生活を楽しみましょう♪
※掲載商品の情報は公開時点のものです。店舗によっては取り扱いがない、または販売終了している場合もありますので、あらかじめご了承ください。
※本記事は個人の感想に基づいたもので、感じ方には個人差があります。