この記事では、せいろ愛用者がせいろを長く使い続けるためのお手入れ方法をわかりやすくご紹介します。一見面倒に思えるせいろのお手入れは、慣れてしまえば意外とシンプルで簡単です。初めての方でも安心して実践できるコツを解説するので、ぜひ挑戦してみてくださいね。2025年12月21日 更新
愛用者が解説。せいろの上手な手入れ方法

せいろはお手入れ方法によって長持ち度が大きく変わります。洗い方や乾かし方を間違えると、カビや黒ずみ、においの原因になってしまうことも。お手入れに特別な道具は不要ですが、いくつかの注意点やポイントがあります。
この記事では、せいろ愛用者である筆者が詳しく解説。せっかく購入したら長く使い続けたいですよね。せいろのお手入れは意外と楽なのでぜひ試してみてください。
【最初の手入れ】購入後の「空蒸し」について

せいろを購入したら、使う前に「空蒸し」することが重要です。空蒸しすることでせいろが潤い、急激な温度変化による割れや反りなどを防止します。新品のせいろに含まれる木のアクやほこり、ごみなどを取り除き、食材に木の匂いが移るのを防げますよ。
せいろは杉や竹、ひのきなどの素材で作られますが、天然素材で作られたせいろはかならず空蒸ししてから使いましょう。
空蒸しの手順

1. せいろを流水で洗い、表面の汚れを落とす
2. 鍋にたっぷりの湯をわかし、沸騰したらせいろをのせて約15分蒸す(中火~強火)
3. 浮き上がってきたアクや汚れをサッと洗い流し、乾いた布巾で水気を拭く
4. 日陰で自然乾燥させる
【普段のお手入れ】使用後のせいろの洗い方

せいろを使用したあとは、基本的に濡らした布巾で表面の汚れを拭き取るだけでOKです。水分をよく拭き取って、吊るすか水切りトレーに立てかけて風通しのよい日陰で乾燥させましょう。
途中でせいろの向きを変えると水が溜まるのを防げ乾きやすくなります。
油汚れの上手な落とし方

せいろは洗えるので、肉汁や油汚れが付いている場合はぬるま湯でやさしく洗い流します。スポンジを使って擦るときれいになりますよ。洗ったあとは、陰干ししてしっかり乾燥させるのがポイントです。
せいろをお手入れするときの注意ポイント
洗剤は使わない
せいろを洗うときは洗剤は使いません。洗剤の成分が染み込み、カビが生えたりにおいがついたりするおそれがあります。もしせいろを洗剤で洗ってしまった場合は、しっかり洗い流し水分が残らないようにきちんと乾燥させましょう。
しっかり乾燥させる

せいろは使用後にしっかり乾燥させるのが鉄則です。風通しのよい場所できちんと乾燥させないとカビが生えてしまうおそれがあります。
めんどくさいかもしれませんが、長持ちさせるためにも完全に乾燥させてからしまうようにしましょう。
水に長時間浸けない
せいろは水に長時間浸けないようにします。その理由は、変形したりカビの原因になったりするため。水に浸しすぎると木が水分を吸いすぎてしまい、乾燥するまでに歪んだりひび割れたりすることがあります。また水を吸収しすぎてしまうと、乾きにくくカビも生えやすくなりますよ。
せいろを長く使うためのコツ・ポイント
せいろは水で濡らしてから使用する

せいろを長く使うためには、水で濡らしてから使用するのがコツです。理由は鍋の熱によって焦げ付くのを防ぐためと、食材のにおいが移るのを防止するため。
また急激な温度変化によってせいろがひび割れるのも防げます。
鍋の上に直接せいろを置かない

せいろ専用の鍋がない場合、ご家庭にある鍋やフライパンを使って蒸すことが可能です。ただ、鍋の上に直接せいろをおくと、サイズが合わず不安定になったりせいろが熱で焦げたりするおそれがあります。
鍋とせいろの間に蒸し板をかませると、サイズの合わない鍋でも問題なく使えますよ。
せいろを長く使うために手入れと乾かし方を知ろう!
せいろのお手入れは一見めんどくさく感じるかもしれませんが、特別なことをする必要はありません。使い終わったら汚れを落とし、しっかり乾かしてから保管することを守れば、長く使うことができますよ。
購入したときは、最初のお手入れである「空蒸し」をおこない、正しいお手入れを習慣にして、せいろのある暮らしを心地よく楽しんでくださいね。