作るのが難しそうな和食の王道「茶碗蒸し」。巷には「レンチンでOK」や「蒸し器を使わずできる」といったレシピがありますが、一体どれだけ違うのでしょうか? そんな素朴なギモンを、本気で作り比べてみました。
時短で茶碗蒸し…そんな“ムシ”のいい話ってある?
和食の定番料理「茶碗蒸し」は、プルンとした舌触りとだしの風味が上品な、一品料理。高級料亭は難しくても、自分で作れば気軽に食べられる……と思いきや、蒸し器を用意したりと、結構大がかりな料理なんです。

「蒸してないじゃない!」という声はさておき、これで本当に蒸し器並みのクオリティーでできたら大発見ですよね。そんな“ムシ”のいい話なんてあるわけない……と半分期待しながら、蒸し器、鍋、電子レンジの3つの作り方で仕上がりを比較してみました!
[茶碗蒸しの基本]だし香る茶碗蒸しの作り方
卵液と具材を器に注ぐまでは、共通して以下の作り方で統一しました。

ボウルにたまご、だし汁、調味料を入れ、混ぜて漉します。しっかりと濾すのがなめらかに仕上げるコツです。

器に具を入れ、ボウルの中身を注ぎます。泡立てないように静かに注ぐのがポイントです。
[蒸し器で蒸す]思ったより意外に簡単でした
結果を先にお伝えしてしまいましょう。一番なめらかで美味しく仕上がったのは、蒸し器を使うオーソドックスな方法でした。

加熱方法は意外と簡単。器にラップをし、蒸気の上った状態の蒸し器に入れます。

こちらは大成功! 普段あまり使わないことが多い蒸し器ですが、やってみたら意外と簡単で美味しくできました!
[鍋で湯煎]蒸し時間が難簡単とは言い難い……
次は、蒸し器の代わりに鍋で湯煎する方法です。鍋は日頃から一番使う調理器具ですが、果たして……?

こちらは鍋を使って蒸していきます。

できるにはできましたが、器に直接熱が伝わりやすいため、加熱時間の調節に慣れが必要でした。鍋の大きさや器の容量、厚みなどによって出来上がりが変わってきます。一度研究しておけば安心ですが……ちょっと手間がかかりそうです。
[電子レンジを使う]だしとたまごが泣き別れ…
お待ちかね、一番手軽そうな電子レンジを使って作る方法です。コンロを使わないので簡単そうですが、果たして……?

加熱するまではほかの方法と同じ。こちらは器にふんわりとラップをかけます。

レンチンは一番簡単かと思いきや、電子レンジや卵の温度によって加熱時間が変わるので、実はほったらかせないという落ちに……。見た目もご覧の通り、だし汁とたまごが分離するという残念な結果でした。慣れるまでは細かいチェックが必要です。