夏のクサイ対策特集、全6回のトリを飾るのは「冷蔵庫のニオイ」。ちゃんと冷蔵庫用の消臭剤を入れていても、なぜかニオう……。 それは消臭アイテムのチョイスを失敗しているからかもしれません。製品によっても消臭パワーは異なります。今回もいちばん消臭力の強いアイテムを探して、3製品を全力でテストしました。
「冷蔵庫がクッサ!」と思ったらちゃんとした消臭剤選びが肝心!
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「この夏のイヤ~な6つのニオイ対策」導入編

ご家庭でも、冷蔵庫のニオイに対し、なにかしらの工夫をしているかと思います。でも、いちばんお手軽で即効性が高いのは、やっぱり「しっかり効く消臭剤」を置くこと。とはいえ、ひと口に消臭剤と言ってもいろんなメーカーの製品が出回っていて、どれを選べばいいか迷うところ……。
クサイ冷蔵庫に早く効くのはどれ?プロと専用消臭剤の消臭速度を計測
今回はサバの切り身を使って、冷蔵庫に充満させた生臭さが消えるまでの消臭速度を計測。サバの切り身を入れた箱を冷蔵庫に入れて放置。臭気強度が4.0になったら、冷蔵庫に製品をイン。臭気強度が半分の2.0になるまでの時間を測りました。

今回テストする冷蔵庫用の置き型消臭剤は全部で3製品。「昔ながらのド定番」や「踊るCMが印象に残るあの製品」、さらに「庶民の味方100均で買える格安品」のうち、どれが消臭パワー最強だったのでしょうか?
キムコは投入後7分半で悪臭消滅!活性炭パワーは絶大だったんです
いちばん効果が高かったのがキムコ。サバの強烈な生臭さが、キムコを入れてたった7分半で跡形もなく消えました。消臭効果の高い活性炭をチップ状で入れてあるのがパワーの要因ですね。

小林製薬
キムコ 冷蔵庫用脱臭剤(113g)
実勢価格:361円
消臭速度テストの結果


消臭力が強い活性炭が、冷蔵庫内に充満したサバのイヤ~な生臭さをグングン吸収。臭気強度テストの結果は、3製品中最短の7分半を叩き出しました。

チップ状の活性炭の効果は絶大! ほかの製品が粉末の活性炭をゲルの中に閉じ込めているのに対し、キムコはゲル+チップ状の活性炭入りでした。この消臭構造の二段構えが勝因かもしれません。他2製品と比較して、購入価格が高めである理由がわかりました。
ゲル状の炭オンリーのエステーは消臭速度でキムコに一歩届かず
ゲル状の炭オンリーのエステー 脱臭炭は、サバの生臭さはしっかり消臭するものの、キムコより消臭強度が規定値2.0に届くまで、約1分30秒の遅れをとりました。有名ブランドですが、結果は最強のキムコに一歩届かず。効果まあまあでした。

エステー
脱臭炭 (冷蔵庫用)
実勢価格:242円
※こちらはパントリー商品のページへ移動します
消臭速度テストの結果


消臭最速のキムコが記録した7分半を過ぎても、まだニオイが残っていることから、ゲルオンリーでは消臭速度はイマイチのようです。やはり、活性炭のチップの有無に消臭効果の秘密があるようですね。

ゲルに使用している炭が活性炭より脱臭効果が低い備長炭であることもネックである可能性が。備長炭メインの脱臭炭は9分後まで、なかなかサバの生臭さがとれませんでした。
活性炭の濃度が低すぎて効果ナシ!キャンドゥの炭番はハズレでした
残念ながら効果が低すぎたのは、キャンドゥの炭番。臭気が半分になるのにかかった時間は、なんと30分! これ以上の効き目は期待できないと、実験終了になってしまいました……。

キャンドゥ
炭番 冷蔵庫用脱臭剤150g
実勢価格:108円
消臭速度テストの結果


臭気判定士の石川先生いわく、「空気に触れる面が小さいのも効果が弱い理由のひとつ」とのことです。

一見すると脱臭炭とそっくりに見えて、こちらはゲル成分がほぼ精製水とゲル化剤。活性炭の濃度は極端に低いんです。
【最終結論】定番キムコが消臭最速半年間入れっぱでもクサくならない
昔ながらの定番・キムコがダントツ1位!チップ状の活性炭が食品臭も雑菌臭もまとめて消臭するから、半年入れっぱなしでもずっと臭いません。そのまんま、活性炭が消臭力のキモですが、ゼリー部分が減ってきたら取り替えるのをお忘れなく。

エステーの脱臭炭といえば、元「モーニング娘。」の2人がキレッキレのダンスを踊るCMが印象的ですが、残念ながら効果は、キムコの方が断然インパクトがありました。半年間入れっぱOKということはコスパもよし! ぜひとも即ご実行ください。