手間をかけずにワンランクアップ!そんな料理を目指すなら、調味料へ目を向けてみましょう。基本の調味料にプラスして「これさえあれば、おいしく仕上がる」という魔法のような調味料を、料理好きの筆者が厳選してご紹介します♪
調味料のパワーでワンランクアップ!

手間をかければ、料理はおいしく仕上がります。とはいえ「そこまで料理に時間は割けないし……」というのも現実ですよね。
そんなあなたは、“良い調味料”を使ってみてはいかが?見慣れないものでも、基本の使い方さえおさえれば、ふだんの料理がグッと本格的な味わいに仕上がります。
ということで、今回は料理好きの筆者が愛用する調味料をピックアップしました。ひと匙加えれば、まるで魔法がかかったかのように料理上手になれる商品ばかりですよ♪
1. ポルトガル生まれの万能調味料「マッサ」

日本ではまだなじみが薄い「マッサ」。ポルトガルでは日本のしょうゆや味噌のようにポピュラーな調味料です。一見辛そうに見えますが、実は赤パプリカから作られているので、まったく辛くないんですよ。
塩漬けした赤パプリカをペースト状に加工しているので、そのまま舐めるとかなり塩辛い!ですが、製造段階で発酵させているので、料理に使うと食材の旨みをうまく引き出してくれるんです。
輸入食品を数多く取り扱う「カルディ」で、現地ポルトガルの味を忠実に再現した商品を購入できます。
「マッサ」の活用例

まずトライしやすいのが、マッサを使ったラタトゥイユ。ひと匙加えてじっくり煮込めば、野菜の旨みと甘みを存分に生かしたラタトゥイユができあがります♪
ほかにも海老やお肉にマッサをもみ込んで、そのまま焼けば、驚くほどやわらかくジューシーに仕上がりますよ。
聞きなれない調味料ですが、しょうゆや味噌のような感覚で、気負わずいろいろ使ってみましょう!
2. 煮物上手への近道「三河みりん」

みりんの醸造主に勧められて初めて使ったのが、三河みりん。三河みりんは「もち米」「米麹」「焼酎」を糖化・熟成させて作られるみりんのこと。一般的なみりんの熟成は30~60日のところ、三河みりんは180日かけてじっくりと熟成させることで、深い茶色に変化します。
なかでも、筆者が愛用しているのは「杉浦味淋」の『古式三河仕込 愛桜純米本みりん』。最初に見たときにはその黒い姿に、とてもびっくりしました!
「成城石井」や大手通販サイトなどで購入できますよ。
「三河みりん」の活用例

いつもの煮物に使うみりんを「三河みりん」に置き換えてみましょう。180日熟成されたものならではのコクと自然な甘さが、煮物の味をぐっと深めてくれますよ。
意外な活用法としては、煮詰めて黒蜜のようなシロップを作り、バニラアイスにかける食べ方。黒蜜のような濃厚な甘さのなかに、みりん独特のアルコールの香りが凝縮された、大人のアイスクリームはやみつきになる味です!
3. 旨みが凝縮「かき醤油」

あると重宝するのが「かき醤油」。本醸造醤油に、新鮮な広島牡蠣から採れたエキスをプラスした、コクと甘みが特徴です。醤油というよりは、どちらかというとだしが効いた「つゆ」に近い味わいですね。
筆者は、「アサムラサキ」の商品を愛用しています。「成城石井」をはじめ、スーパーマーケットでも取り扱われていますが、「使い方がわからないので買ったことがない」という方も多いのではないでしょうか。
「牡蠣しょうゆ」の活用例

まろやかなコクと甘みが特徴のかき醤油は、すき焼きにぴったり!割り下のように使えば、お肉とかきのダブルの旨みがお鍋全体を包み込みます……!
納豆を食べるときも、かき醤油をひとたらし。牡蠣独特の磯の旨みが、いつもの何倍も納豆をおいしくしてくれますよ♪
4. 唯一無二のリッチな風味「XO醤」

数ある醤(ひしお)のなかでも、高級な部類に入る「XO醤」。干しエビや干し貝柱、金華ハムなど中華の高級食材と合わせるのは、ブランデー。蓋を開けた瞬間の、ほかのどの調味料にもない芳醇な香りが魅力です。
比較的どのスーパーでも手に入りやすいのも魅力です。中華材料のコーナーを覗いてみてくださいね。
「XO醤」の活用例

ひき肉をXO醤で炒めた簡単肉そぼろは、ごはんが何倍も進むおいしさ。もちろん、肉や野菜などの炒め物にも大活躍しますよ。
個人的には、卵かけごはんにティースプーン1杯ほどのXO醤を混ぜるのが、一番のおすすめ。中華食材の旨みが全部詰まったようなXO醤は、卵かけごはんを高級な味に仕上げてくれます。
5. コク旨韓国味噌「テンジャン」

風味が命の韓国伝統調味料「テンジャン」。韓国風の味噌ですが、日本の味噌とは違う独特の発酵臭と、大きめに残った大豆の粒が特徴です。煮込んでも風味が飛びにくいので、煮込みものが多い韓国料理には欠かせません。
「カルディ」や大手通販サイトなどで購入できます。
「テンジャン」の活用例

寒い冬の定番、チゲの味付けにはテンジャンを用いるのがマスト。煮込めば煮込むほど風味がよくなるテンジャンだからこそ、あの辛旨さを生み出せるんです。
いつもの味噌汁作りにもテンジャンを使えば、韓国風に早変わり。仕上げにごま油を垂らせば、ごはんが進む風味豊かな韓国風味噌汁のできあがりです!
ひと匙の魔法で、料理上手♪

使うのがむずかしそうに思える調味料も、実際に買ってその味を知ると、「あれに使ってみたらどうかな……?」なんてアイデアもひらめいてくるはずです。ぜひ、小さな一歩を踏み出して、新しい調味料に挑戦してくださいね。