女性から「一人で過ごすのが苦手、誰かと一緒でないと行きたい場所に行けない」という悩みを聞くことがあります。一緒に行ってくれる人が見つからないときには、家でゴロゴロ過ごしてしまっているという方も多いのでは?でも、ぽっかりできた暇な休日こそ、充実した時間を過ごしてパワーチャージしたいもの。
一人の休日時間が充実すると、毎日が楽しくなる!

映画館や美術館、カフェなど「いつか行ってみたい」と思いながら、一緒に行く人がいなくてそのままになっているスポットはありませんか?
実は、一歩踏み出して一人でお出かけしてみた人からは「自分のペースで回れて一人のほうが気楽だった 」「もっと早く行ってみればよかった」なんて声を聞くことも多いんですよ。一人で過ごすお休みの時間が充実すると、平日も「次の休みはあそこに行ってみよう!」とワクワクすることが増える効果も!
今回は筆者のまわりにいる30代~40代の先輩女子の声を元に、一人でもサクッと行きやすいオススメのスポットと過ごし方を紹介します。
【1】3万冊の本に囲まれた「贅沢な本屋」で美味しいコーヒーと読書にふける

「休みの日は早めに起きて本屋までお散歩。気になる本か雑誌を買って帰って、美味しいコーヒーを豆から挽いて、ゆっくり淹れる。そして旅行雑誌を見て行きたい場所を考えるのが至福です」(28歳/金融関係)
「金曜日にお気に入りのパティスリーで焼菓子を買っておいて、つまみながら読みかけの小説を読む。疲れたら昼寝する。最高の休日です」(27歳/印刷関係勤務)
「ベランダに植物の鉢とベンチ、小さなテーブルを置いて、読書スペースを作ってから本を読む時間が増えました。落ち着きます」(33歳/保育士)
休みの日に思いっきり本を読むのも贅沢な時間ですよね。でも、家だと片付いていない部屋が目についたり、意外と集中して読書するのが難しかったりするもの。もちろん地元の図書館で過ごすのもいいけれど、たまにはラグジュアリーな空間で読書を体験してみるのも新鮮ですよ。
“時間つぶしに立ち寄る場所”という本屋の印象を覆す、素敵な空間「文喫」をご存知ですか?"入館料を払って入る”というこれまでになかった新しい形態の本屋として、閉店が惜しまれた青山ブックセンター跡地にオープンしました。約3万冊の本とゆったりした空間で読書を楽しむことができ、気に入った本は買って帰ることもできます。

靴を脱いでリラックスできる小上がりや、PC作業が出来るデスクスペースなどエリアがいくつも別れており、喫茶スペースも併設。お腹が空いたら、ハヤシライスやカレー、ドリアなどのフードメニューもあるので、朝から晩までゆったり過ごせます。
「文喫」に入るには入館料1,620円がかかりますが、本格的なコーヒーと緑茶が飲み放題なので、行った人からは「静かで落ち着くし、混んだカフェで長時間過ごすよりかなりお得感がある」という感想も。
ネットで本を購入するのは便利ですが、実際に書店に行く良さは“思いがけない面白い本との出会い”もあること。ふだんは手に取らないジャンルの棚に行ってみると、意外な出会いがあるかも。本に集中して浸れる空間で、誰にも邪魔されず好きなだけ本が読める贅沢な楽しみを味わってみてくださいね。
住所:東京都港区六本木6-1-20 六本木電気ビル 1F
電話番号:03-6438-9120
営業時間:9:00~23:00(L.O.22:30)
入場料:1,620円
定休日:不定休
最寄駅:六本木
【2】都心のオアシス「大人限定のスパ」で癒されて、女子力アップ!

「一人温泉は移動手段も含めてちょっとハードルが高いけど、都内のスパなら行きたいと思ったときに行ける。アカスリをしたりボディケアをしたり、綺麗になれてストレスも解消できるし一石二鳥です」(31歳/クリニック勤務)
「スパでボディケアを受けた後の、お風呂上がりのビールが最高。これが楽しみで行っている。これぞ休日!」(39歳/メーカー勤務)
「女友達と行くのもいいけれど、カラスの行水派の友達だと待たせるのも気を遣うので一人スパのほうが気が楽。サウナでしっかり汗をかいて水風呂に入るのを繰り返すとお肌もつやつやになるので定期的に行ってます」(48歳/インテリア関係)
一人スパってちょっとオトナな感じがしますよね。ゆっくり脚を伸ばせる広いお風呂の開放感は格別です。大人限定のスパならではの、静かな空間でリラックスしながら美も磨くことができますよ。
池袋サンシャインシティの真裏にある「タイムズ スパ・レスタ」は18歳以上限定のスパ施設。都心にありながら、開放感いっぱいの露天風呂やジェットバスもあり、緑に囲まれた浴槽に浸かっていると非日常的な癒やしを味わえます。

2019年9月30日まで沖縄フェアが開催されており、沖縄の伝統衣装を着て写真が撮れるスポットもありますよ!(期間:2019年8月10日~8月25日)
泥パック、サウナ&ヨガ、沖縄映画、ヒーリングライブなど無料で楽しめるメニューもたくさん。お風呂も「泡盛『残波』風呂」 「久米島海洋深層水バス」が導入され、たっぷり沖縄気分に浸れるので、夏休みは遠出する予定がない・・・という方は、スパで旅気分を味わいに行ってみては?
住所:東京都豊島区東池袋4-25-9 タイムズステーション池袋10F~12F
電話番号:03-5979-8924
営業時間:11:30~翌9:00
定休日:不定休
入館料:月~金2,750円、土日祝3,100円
最寄り駅:東池袋/池袋
【3】新感覚スポーツ「フットゴルフ」で運動不足とストレスを解消!

「休日はジム通いで体を鍛えています。定期的に運動すると風邪も引きにくくなりました」(26歳/アニメ関連商品制作会社勤務)
「一緒に行っていた友達が結婚してからゴルフに行く機会が減ってしまいましたが、引っ越した先の近所に打ちっぱなしがあって、たまに一人で行くようになりました。無心にボールに当てることに集中するのってやっぱり良いです」(30歳/製薬会社勤務)
「最近、キックボクシングにハマっています。全身を動かして頭をからっぽにすると本当にスッキリします」(26歳/自動車メーカー勤務)
日頃、デスクワークであまり体を動かしていない・・・という人は、たまには全身クッタクタになるくらい体を動かしてみると、日頃のストレスも汗と一緒に流れていってくれるかもしれません。ジム通いは続かないという人は、一回完結のスポーツにふらっと行ってみては?

今回オススメするスポーツはゴルフの「打ちっぱなし」のかわりにサッカーボールを蹴りまくることが出来る「フットゴルフ」。 ゴルフクラブのかわりに脚でサッカーボールを蹴ってラウンドするスタイルに置きかえた新しいスタイルのスポーツで、道具要らずで始められるので若い世代を中心にじわじわプレー人口が増えているのだとか。
そんな「フットゴルフ」が体験できるのが、東京メトロ・神保町駅にある、その名も「蹴りっぱなし」。元プロサッカー選手が蹴り方から丁寧に教えてくれるので、「サッカーボールなんて蹴ったことがない!」という人でも安心ですよ。
ゴルフスクールの打ちっぱなしスペースを“間借り”しているユニークな形態で、最近は口コミで知って一人で来る女性が増えているそうです。ロッカールームも併設されているので、ショッピングやカフェ巡りの〆に寄って汗をかいて帰るのもいいかもしれませんね。
蹴りっぱなし
住所:東京都千代田区神田神保町1-4日商第一ビル2F 神保町ゴルフスクール内
電話番号:090-4837-2360
営業時間:火木7:00~9:00、土18:00~23:00
料金:1時間2,000円
定休日:月、水、金、日
最寄駅:神保町/御茶ノ水
【4】「美術館」でアートとグルメを堪能して、自分をアップデート!

Photo: Kenta Hasegawa
「美術館に行くときは一人の方が◎。自分の観たいペースで回れます。注目の作品を、しっかりと時間をかけて鑑賞できますし」(35歳/法律事務所勤務)
「好きなアーティストの展示は1年中マメにチェックして、なるべく初日に近い日程で行きます。早めにいったほうが空いてるし、ゆっくり見られるからいいですよ」(25歳/旅行業界勤務)
「スマホばかり見てるといつも下を向きがちですよね。ある方に教えてもらったのですが、アート作品って目の位置より上を眺めることが多いから、目線がガラッと変わるでしょ。それだけでも脳の感覚が変わって何か思いついたりしやすいんですって。アイデアが思いつかないときとか、休日にフラッと美術館に行くと、帰り道にパッとアイデアが湧いたりすることがあるので確かに効果がある気がしてます」(36歳/デザイナー)
アーティストたちの思いが詰まった作品に触れることで、これまでの自分とは違う、新たな視点を身に付けることができるかもしれません。 2019年3月にリニューアル・オープンした、東京メトロ 都営大江戸線 清澄白河駅にある「東京都現代美術館」にはもう行きましたか?
約3年の休館を経てリニューアルし、カフェ「二階のサンドイッチ」レストラン「100本のスプーン」などの施設が充実しており、「食」も「アート」も好きな女性なら1日中いても飽きないでしょう。
サクッと一人で美術館に行ける女性って、なんだか大人の印象がありますよね。自分の世界を持っている女性って素敵です。「私ってもしかして5年前と比べて成長してないかも!?」なんて焦りや行き詰まりを感じることがあったら、アートにあふれた空間に身を置くのがオススメ。

開発好明《受験の壁》(2016年再制作)Photo: 開発好明
現在は「あそびのじかん」を展示中(2019年10月20日まで)。「あそび」をテーマに実際に触ったり工作したりできる大人も楽しめる体験型の作品が展示されています。子供の頃のように、何かに夢中になったり無心になって遊ぶ感覚が思い出せるかも?

歩きまわってお腹が空いたら、「二階のサンドイッチ」で休憩を。一人でも立ち寄りやすい明るい開放的な店内で、サンドイッチとスイーツを楽しめます。鯖のソテーにチリソースを絡めて香草とレモンをきかせた「沼津港直送 鯖のオリエンタルサンドイッチ」(734円)など、日替わりで登場するオリジナルの具材が楽しいサンドイッチが揃っていますよ。テイクアウトも可能なので、中庭でのんびり頂くのも楽しそうですね。
住所:東京都江東区三好4-1-1
電話番号:03-5777-8600(ハローダイヤル)
開館時間:10:00~18:00(展示室入場は閉館の30分前まで)、8月中の毎金曜は21:00まで開館
休館日:月曜日※祝日の場合は翌平日(ただし8/12、9/16、9/23、10/14は開館)、8/13、9/17、9/24、10/15
最寄り駅:清澄白河
観覧料:展示により異なる
二階のサンドイッチ
住所:東京都江東区三好4-1-1
電話番号:03-6458-5708
営業時間:10:00~18:00(L.O.17:30)
定休日:美術館休館日
【5】一度体験したらやみつきに!?「ミニシアター」で、映画の世界にどっぷり浸る

「昔は一人で映画なんて絶対無理だと思ってたけど、一回飲み会の帰りにお酒の勢いで一人で行ってみたら、ハマっちゃったんですよね。誰かと一緒に行くと、観たい作品の趣味が合わないこともあるけど、一人なら自分が観たいものを観られる。人と被らない映画を観るのが好きです」(30歳/アパレル関係)
「お酒の飲める映画館で、ビールやワイン片手に映画に浸るのがストレス解消。この年になるとひとに涙を見られたくないと思っちゃうけど、一人なら思いっきり泣ける」(38歳/金融関係)
「ミニシアター系なら一人で来ている映画好きの人が多いので、女子一人で行っても全然気にならないですよ」(40歳/医療関係)
映画を一人で観に行ける女性って、カッコいいけどちょっとハードルが高い・・・そんなイメージを持つかもしれません。でも、一度「一人映画体験」をしてみると、思いっきり映画の世界に浸れるので「何でもっと早く試さなかったんだろう」と思ってしまうほど、やみつきになってしまう人が多いみたいですよ!

女性の一人映画デビューにオススメなのは恵比寿ガーデンプレイス内にある「YEBISU GARDEN CINEMA」。ミニシアターならではの通好みの映画が上映されていて、糖分たっぷりのソフトドリンクとポップコーンに抵抗がある大人の女性の舌も満たしてくれる上質なフードが揃っているのが他の映画館とは一線を画すポイントです。
片手で食べられるスティック状の「ソレントピザ」(単品550円)や「スパークリングワイン」(700円)など、映画中に楽しめる飲食メニューもおしゃれなものがそろっています。ゆったりと脚を伸ばしリラックスできる贅沢なプライベートシートで、ワイン片手に映画鑑賞なんて最高ですね。
映画の前後は、ガーデンプレイスでお買い物やご飯も楽しんでみては?
住所:東京都渋谷区恵比寿4-20-2 恵比寿ガーデンプレイス内
電話番号:0570-783-715(音声案内)
料金:1,800円 ※プライベートシートはCINEMA1のみ鑑賞料金2,000円均一、3D料金は別途必要
最寄り駅:恵比寿
まとめ
最初は抵抗があっても、一人で行ってみると「意外とハードルが低かった」「『おひとりさま』がたくさんいることに気づいて、気にならなくなった」という声も多いんです。
休日の過ごし方を変えてみると、平日も「次のお休みは何しよう?」とワクワクすることが増えるはず。家でゴロゴロするのもいいけれど、せっかくならおでかけして、ストレス解消したり、自分を磨いたりと充実した時間を過ごしてみてくださいね!
◆取材・文/上岡史奈
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