「お弁当」づくりが得意なインスタグラマー100人でつなぐリレー連載。お弁当箱という限られた空間に、自分だけの小宇宙を表現する「料理上手」さんたち。今回は、檜の経木を活用したお弁当写真を投稿するtanさんをご紹介いたします。
今日の料理上手さん

「お弁当箱ではなく、檜の経木で包む古き良きお弁当を投稿するtanさん。インスタグラムには、肩の力を抜いた家族のために作る愛情弁当が並び、見ている人の心を温めてくれる。
だから、やっぱりお弁当が好き

ーーお弁当づくりを好きになったきっかけや、できごとを教えてください。
「食べるということに対して拒絶する時期があり、『どうせ食べるなら美味しいものを』と、強く思ったのがきっかけです。続けているうちに経木と出会って、お米の美味しさに驚かされて『これは独り占めしてたらあかん!』と思いまして。
それから、母にもお弁当を作るようになって、今は自分のためというよりも『家族に美味しいものを食べてもらいたい』という気持ちでお弁当を作っています」
「お弁当」のこだわり、あれこれ

ーー日々お弁当をつくるうえで、心がけていること、大切にしていることを教えてください。
「『お腹を満たすだけが食事だけじゃない』と考えていて、目でも楽しめるお弁当作りを心掛けています。だし巻き卵を巻き簾で巻いたり、詰め方だったり……。ほんのちょっとしたひと手間を大切にしています」
たどり着いた、このひと箱
ーー愛用のお弁当箱やお弁当アイテムを教えてください。
檜の経木

「経木で包むと、とにかくお米が美味しくなります。普通の白米が、もち米が入ってるかのようにモチモチになるので、お米好きな方はぜひ経木を使ってみてほしいと思います。檜の経木は少し硬めですが、香りがとてもいいですよ。
『石けん百貨』さんでいつも100枚入りの経木を購入しています。少量であれば『中川政七商店』さんや『東急ハンズ』さんでも購入できますよ」
わたしにとっての名作劇場
ーーこれまでつくったなかで思い出に残っていたり、傑作だったりするお弁当はありますか?
とっさに思いついた鮭弁当

「おむすびを握る気力がわかなかったときに思いついたのが、このご飯の盛り方です。『経木弁当=おむすび』としか考えたことがありませんでしたが、思い切ってやってみたらできた!という感じです(笑)。
母も同じことを思っていたらしく、お弁当を開けたときにかなり衝撃的だったようで『鮭弁当最高でした!』と」
頼れるレギュラー選手たち
ーーお弁当づくりに欠かせない、定番のおかずを3つあげるとしたら?
1. だし巻き卵

「お弁当には必ず入っててほしいのが卵焼きなので、必ず朝に焼いています。お味噌汁用に取った出汁を使って、火が通りすぎて固くならないように火加減はいつも弱火で」
2. 鯖缶入りのひじき

「隙間を埋めるのにもぴったりで、栄養面でも優秀なひじきの炒め煮。乾燥ひじき20gくらいに対して鯖の水煮缶を1缶使っています。そのときの気分で人参を足したり、小松菜やほうれんそう草を足したりですね。多めに作って朝食時や夕食時にも大活躍です」
3. きゅうりの浅漬け

「彩り良し!味よし!即席よし!です(笑)。市販の浅漬けって少しの量でも値段が張るし、塩分も気になるし……っていうので常に常備しています。
きゅうり一本に対して、小さじ1/2~1ほどの塩だけで作っています。これも作るときの気分で、すりおし生姜を少し加えたり、山葵を加えたり。たまにゆかりなんかも入れたりします」
「お弁当」をもっと楽しく

ーーお弁当づくりが苦手な方に、どうしたらお弁当づくりが楽しくなるか、アドバイスをお願いします。
「おかずの種類をある程度固定しています。毎日作るものに対して、全部違うおかずにしようと思うと大変なので、ある程度のおかずは固定して、主菜のことだけを前日に考えています。
献立を考えるのは思っている以上に疲れてくるので、考えることを減らすと楽になれました」
今、気になる「料理上手さん」

「バリエーションが豊富!彩りが綺麗!上品なのにボリューム感があって、お昼が楽しみになるお弁当ばかりです。
美味しそうなお惣菜がたくさんあるので、献立を考えるために@u_uco19さんのお弁当を見ることが多々あります。特に好きなのは “肉巻きシリーズ” 。影響されっぱなしです(笑)」
次回は@u_uco19さんに「お弁当」のこだわりを教えていただきます。どうぞお楽しみに♪