野菜がたっぷり入ったスープはダイエット中におすすめの料理のひとつ。「脂肪燃焼スープ」というダイエット方法がうまれるほどです。この記事では、ダイエットスープについてや、おいしく野菜を食べられる、トマト味、コンソメ味、和風のスープレシピをたっぷりご紹介します。
満足感たっぷりでおいしい!ダイエットにスープがおすすめ

野菜はスープにすることでカサが減り、無理なく野菜をたっぷりとることができます。低カロリーの野菜だけでも満足感を得られるので、ダイエットにぴったりです。
スープなら野菜の栄養をしっかりとれるのもメリットのひとつ。野菜に多く含まれるビタミンCは水に溶けるという性質がありますが、野菜のゆで汁ごといただくスープなら安心。食物繊維が多い根菜をとりいれれば、お通じを整えて便秘を防ぐことにもつながりますよ。(※1)
脂肪燃焼スープもダイエットにおすすめ

脂肪燃焼スープって?
野菜スープのなかには「脂肪燃焼スープ」と呼ばれる料理があります。海外の病院による野菜スープを使った肥満対策から生まれたダイエットメニューとされていますが、真相は不明です。
脂肪燃焼スープのダイエット効果は、野菜に含まれる食物繊維のはたらきがカギになっています。食物繊維には便秘の予防をはじめとする整腸効果があります。さらに、血糖値の上昇を抑制したり、血液中のコレステロール濃度を下げる効果が期待できます。(※2)
また、野菜類をよく噛むことで肥満の原因のひとつである「早食い」を予防できるのもポイントです。(※3)
脂肪燃焼スープのやりかた
脂肪燃焼スープでダイエットする場合、まずは毎日脂肪燃焼スープを食べることが基本です。基本的な脂肪燃焼スープの材料は、5種類の野菜とトマト缶です。キャベツ、玉ねぎ、ピーマン、にんじん、セロリなど冷蔵庫にある野菜を活用しましょう。
7日間決められた食べ物と脂肪燃焼スープだけを食べ、炭酸飲料やアルコールを避けるというストイックなやりかたもあります。
ただし、極端な食事制限はリバウンドしてしまう可能性があるだけではなく、月経異常や骨粗鬆症などを引き起こすリスクもあります。(※4)無理のない範囲で脂肪燃焼スープを食事にとりいれましょう。(※4)
ダイエットにおすすめのトマトスープレシピ5選
1. キャベツとししとうのトマトスープ

ししとうやキャベツなど5種類の野菜とじゃがいも、ベーコン、ひよこ豆の入ったトマトスープです。
野菜の栄養はもちろん、ベーコンとひよこ豆からたんぱく質、じゃがいもから炭水化物をとれるので、栄養バランスがばっちり。ダイエット中だからスープだけで食事をすましたいという時にぴったりです。
2. 丸ごとごろっと! 玉ねぎのトマトスープ

玉ねぎが丸ごとごろっと入ったトマトスープは見た目のインパクトも手伝って、1杯で満足感が得られるのでダイエットにもぴったり。
たまねぎをくずしながら時間をかけて食べることで、早食いを防ぐことも可能です。ちなみに、たまねぎ1個あたり(約200g)のカロリーは74kcalなので、ダイエット中でも安心ですよ。(※5)
3. 鶏ミートボール入りトマトスープ

ダイエットのためとはいえ、野菜だけのスープでは味気ないと感じてしまう方や、野菜が苦手な方におすすめなのが鶏団子入りのトマトスープです。
時間がある休日に、皮を取り除いた鶏むね肉でミートボールを作り置きしておくと便利ですね。
4. れんこんと豆のトマトスープ

ミックスビーンズとれんこんがたっぷり入ったトマトスープは、便秘で体重が増えてしまった方のダイエットにとくにおすすめです。
豆類や根菜には便通をよくする食物繊維が豊富です。れんこん100gには2.0g、ひよこ豆100gには16.3gもの食物繊維が含まれています。(※5,6)
5. しめじと根菜のトマトスープ

ごぼうやれんこんなどの根菜、しめじが入った秋の味覚を楽しめるメニューです。噛みごたえがある食材ばかりなので、自然と早食いが防げますよ。
食物繊維が豊富に含まれる食材をふんだんに使っているのもポイント。しめじをなめこに置き換えれば、水溶性食物繊維を多く摂ることができます。(※7)
ダイエットにおすすめのコンソメスープレシピ5選
6. れんこんとごぼうのコンソメスープ

ごぼう、れんこん、にんじん、大根と4種類の根菜をたっぷり使ったコンソメスープです。
野菜をごろっと輪切りにすることで、見た目がはなやかになるだけではなく、噛みごたえも満足感もアップ。レシピでは5mm幅カットですが、さらに分厚くするのもおすすめ。
7. 豆乳入りしめじのコンソメスープ

豆乳を使ったやさしい味わいのコンソメスープです。しめじ、ズッキーニ、コーン、ミニトマトが入っていて彩りもばっちり。
豆乳など大豆製品に多く含まれる「イソフラボン」には、血液中に増えすぎたコレステロールを減少させる効果があるといわれています。(※8)大豆製品はダイエット中でも積極的にとりたい食品のひとつです。
8. まるごとトマトのコンソメスープ

トマトが丸ごと入ったインパクト抜群の冷製コンソメスープです。
トマトは1個(約165g)をまるごと食べてもたったの31kcal。(※5)トマトに多く含まれる「リコピン」は血流を改善して代謝をアップするはたらきがあります。(※9)
9. 鶏肉と菜の花のコンソメスープ

菜の花をとりいれたコンソメスープ。大きめにカットした白ネギと手羽中も入っていて、食べごたえ抜群です。
ちなみに手羽中とは、鶏の手羽先の尖った部分を取り除いたもの。100gあたりのカロリーは226kcalなので、気になる方は100gあたり116kcalの皮を取り除いた鶏むね肉に置き換えるとよいでしょう。(※10)
10. 牛乳入りごぼうのコンソメスープ

牛乳と生クリームを使ったごちそうコンソメスープ。ごぼうポタージュのような仕上がりです。
スープにコクを出してくれる牛乳には、カルシウムが100gあたりに110mg含まれています。(※11)カルシウムが不足すると骨粗鬆症のリスクが高まるため、ダイエット中でも牛乳をしっかりとることをおすすめします。(※12)
ダイエットにおすすめの和風スープレシピ5選
11. しめじと豆乳のみそスープ

しめじとたまねぎの入った豆乳スープ。冷蔵庫にある食材でできるから、スープダイエットの挫折を防げるはず♪
味噌とかつおだしを合わせてご飯にも合う和風の味わいに、トッピングの粉チーズを増やせば洋風の味わいになります。冷やしても温かいままでもおいしく食べることができるので、季節を問わずに年中楽しめる万能スープです。
12. 丸ごとかぶのみそスープ

かぶが丸ごと入ったインパクトのあるスープですが、かぶの葉を彩りに使っているのも注目ポイント。かぶの栄養を余すことなく食べられます。豆乳に味噌を合わせた和風の味わいです。
大豆製品の合わせ技で、血液中のコレステロールを減らしてくれるイソフラボンをたっぷりとることができますよ♪(※8)
13. 水菜と大豆の和風スープ

水菜と大豆、ベーコンを和風だしで煮たほっこりとした味わいのメニューです。大豆にはイソフラボンはもちろん、食物繊維も豊富に含まれるのでダイエット中におすすめの食材です。
レシピで使用している水煮缶詰の大豆は食物繊維が豊富。100gには、食物繊維が6.8gも含まれていますよ。しっかり甘みがあって食べごたえも増しますね。(※6)
14. しめじとツナの和風スープ

しめじと玉ねぎ、ツナを昆布だしで煮こんだ和風スープです。ツナ缶は種類によってはカロリーが高いものがあります。ダイエット中は、ツナ缶の選び方に注意しましょう。
まぐろツナ缶の100gあたりのカロリーは、水煮ライトなら71kcalですが、水煮ホワイトだと97kcalです。また、油漬けのツナ缶だとライトでも267kcalと高カロリーです。(※13)
15. 定番野菜の和風カレースープ

じゃがいも、たまねぎ、にんじんなど常備野菜をだし汁で煮て、カレー粉を加えた和風カレースープです。
ダイエット中は、糖質が多くカロリーの高いじゃがいもの量を減らし、低カロリーのたまねぎをたっぷり使うのがおすすめ。
おいしいスープで無理なくダイエットを続けよう
野菜の栄養をたっぷりとれて、たった1杯で満足感を得られるスープはダイエットにぴったりです。
ダイエットの目標をクリアするためには、継続が大切です。口に合わないスープを毎日食べ続けるのは辛いですよね。「おいしい!」と感じるスープのレシピを見つけて、無理なくダイエットを続けましょう。
また、野菜スープだけを食べていると、栄養バランスを崩しかねません。ダイエット中であってもご飯や肉類もしっかり食べてくださいね。
(2019/10/16 参照)
【文】管理栄養士 / 渡辺りほ
学校給食センターにて、管理栄養士として献立作成・食に関する指導に従事した経験あり。現在は在宅WEBライターとして、食事・栄養・健康についての記事を執筆しています。