03.19Thu/木

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行きたくない。仕事がだるい時の対処法6つ

休み明け、連休明け、昼休み後……。「行きたくない」「帰りたい」と感じたことはないですか? なぜ仕事をだるいと感じるのか、仕事がだるい時とはどんな時なのか。心理カウンセラーの笹氣健治さんに対処法を教えてもらいました。

仕事をしていると、「今日は仕事をやりたくないなぁ……」「会社に行くのが面倒くさい……」などと思ってしまう日があるものです。

このような時に人は「仕事がだるい」と感じるのですが、そうなると、出社するのが苦痛となり、いざ仕事をしようとしても生産性が上がりません。

「仕事がだるい」と感じてしまったら、どうしたらいいのでしょうか。

無駄に一日を過ごすことにならないよう、「仕事がだるい」と感じる時の対処法をご紹介しましょう。

仕事がだるい時とは

「仕事がだるい」と感じた経験は、きっと誰もが一度や二度はあるはずです。中には最近ずっと感じているという人もいるかもしれませんね。

では、いったいどういう時に「仕事がだるい」と感じるものなのでしょうか?

「仕事がだるい」と感じる状況は人それぞれです。まずは、具体的にどのような時にそう感じるのか、よくあるケースをまとめてみました。

出勤前

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朝が苦手な人や冬の寒い朝などは、なかなか布団から出られず、いつまでも寝ていたいと思うもの。

そんな時は、「だるいなぁ。会社に行くのが面倒くさいな」と思ってしまいます。

休日の夜・連休最後の夜

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ぐだぐだ過ごした休日の夜。思いきり遊んで楽しかった連休最後の夜。

休日をどのように過ごしたとしても、明日からまた仕事という日の夜は、「会社に行きたくないなぁ」と憂うつな気分になることが多いものです。

昼食後

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昼食を済ませたあとに「さあ午後もがんばろう」と思えるといいのですが、「仕事が終わるまで、まだ半日もあるのか」「今日も残業かなぁ」などと考えて、気が重くうんざりした気持ちになってしまうこともあるでしょう。

一週間の中盤

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月曜から金曜日まで5連勤の人の場合、週の中盤の水曜・木曜あたりになると「次の休みまで、まだ2日もある」「早く週末にならないかなぁ」と考えてしまい、「仕事がだるい」と感じやすいです。

やらなきゃいけない仕事がたまっている

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「見積書を作成しないといけないし、会議資料も作らないといけない。あのお客様に早くアポを入れなきゃならないし、来月の目標と計画も提出しなきゃ。昨日の日報もまだ書いてない。ああ、本当にもう面倒くさい!」。このようにやらなくてはいけないタスクが山積している時も、感じがちです。

仕事がつまらない

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自分が担当する仕事は毎日同じことの繰り返しで飽きてきた。単純な作業ばかりで仕事にやりがいが感じられない。

このようなつまらない仕事ばかりやらされていると、「仕事がだるい」と感じてしまうもの仕方がないことだといえます。

仕事がつらい

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毎日遅くまで残業。休みがとれない。会社の人間関係がつらい……。

仕事量が多かったり、職場で大きなストレスを抱えていたりすると、心身の疲労が慢性的になって意欲が低下していき、「だるいなぁ……。この会社、辞めようかな」となってしまいます。

なぜ? 仕事がだるいと感じる理由と心理

ひとことで「仕事がだるい」と言っても、いろいろなケースがあることがわかったと思います。

次は、なぜ「仕事がだるい」と感じるのかについて考えましょう。主な理由としては次の4つが挙げられます。

(1)身体の疲労が蓄積している

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「仕事がだるい」と感じる時は、疲労がたまっていて身体がだるくなっている場合が多いです。

仕事をしていれば毎日疲れて当然ですので、重要なのは翌日の仕事までの間にしっかり疲労をとることです。

毎日、十分に疲労回復できていないと、どんどん疲労が蓄積し、一週間の中盤あたりになると疲労感によるだるさを感じはじめてしまいます。

休日明けにだるいと感じるのも同じで、休日にしっかり疲れがとれていないのが原因です。

(2)脳の活動が低下している

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疲労がたまるのは身体だけではありません。仕事をすると脳も疲れますので、脳の疲労回復ができていないと「仕事がだるい」と感じることになります。

朝に起きられないのは、しっかり脳の疲労がとれていない可能性がありますし、昼食後にだるいと感じるのも、午前中に脳を使って疲れているからかもしれません。

また、疲労とは別に、脳の活動が本調子ではない場合もだるいと感じます。朝が弱い人は脳に血液が十分に回っていないため、すぐに活発に活動できない状態となっている場合があります。

食後は眠くなって脳の活動も低下しますので、昼食をとったあとの午後にだるいと感じるのも仕方のないことではあります。

休日に普段より遅く起床したり、連休で旅行に行ったりして、生活リズムが変わることも脳の活動に影響を及ぼします。

普段の仕事の時なら始業時間の朝9時にはしっかり脳が活動できる状態になるのに、休日の過ごし方によって生活リズムが狂ってしまうと、休日明けの朝になってもまだ脳がしっかり起きていない状態となり、そのためにだるいと感じることがあるのです。

(3)大きなストレスにさらされている

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多すぎる仕事量、締め切りやノルマによるプレッシャー、職場の人間関係など、大きなストレスに日々さらされていることも、仕事がだるいと感じる大きな原因のひとつです。

仕事をする上で、ある程度のストレスが生じるのは当然のことですが、それが過大で、かつ長期に渡ると、脳が疲弊して意欲が低下していき、抑うつ状態になったり体調が悪くなったりします。

そういう状態が続くと、頭や身体が常に重く感じて、やがて「もうこれ以上は動けない」というところまでいってしまうことになるのです。

(4)精神的報酬が得られていない

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がんばって仕事をしているのにまったく評価されなかったり成果が得られなかったりすると、次第に自分ががんばっていることがむなしくなり、やる気が起きなくなって「仕事がだるい」と感じることになります。

毎日ミスなく仕事をして当たり前で、ちゃんとやっていても評価されることがない職場で働いている。営業を必死にがんばっても、まったく成約がとれない状態が続いている。このような時は要注意です。

がんばった分に見合った収入、あるいは、感謝やねぎらいの言葉による精神的報酬が得られていないことで、やる気が起きなくなっているのです。

帰りたい。仕事がだるい時の対処法&予防法

「仕事がだるい」と感じる時にはどうすればいいか、そもそも、そうならないためにはどういうことに注意したらいいのか、仕事がだるい時の対処法をご紹介しましょう。

仕事がだるい時の対処法⇒簡単な仕事に専念

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「仕事がだるい」と感じている時には集中力が必要な仕事をするのは難しいので、あまり思考を働かせずに済む簡単な仕事を片付けることに専念するのが得策です。メールチェック、資料に目を通す、身の回りの整理整頓などをやりながら、頭がクリアになるのを待ちます。

このように、いったん「だるい」と感じてしまうと、どうしても回復に時間がかかりますので、やはり大切なのは、そうならないための予防法です。そこで、日常的にどのようなことを意識すればいいかについてまとめましたので、参考にしてください。

「仕事がだるい」と感じないための予防法5つ

(1)睡眠の質を上げる

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たまった疲労をとるには、睡眠が一番効果があります。ただし、ただ寝ればいいというわけではなく、睡眠の質を上げることが重要です。

ポイントは寝る前の2時間で質の高い睡眠となるように準備をすること。そのためにやったほうがいいこと、やってはいけないことがあります。

まず、やったほうがいいことは、身体をリラックスさせるストレッチ運動、入浴、読書などです。家族やペットとコミュニケーションすることも心の安らぎを得るにはいいでしょう。少し照明を暗めにして、ゆったり音楽を聴いたりアロマの香りで癒されたりするというのも効果的です。

逆に、やってはいけないことは、視覚に強い刺激を与えることです。スマホ、パソコン、テレビの刺激は交感神経を活発にして身体の活動スイッチをオンにするので、質の高い睡眠を考えた場合には、就寝前の2時間以内に見ることは、できるだけ避けた方がいいでしょう。

布団に入ってもスマホが手放せないという人は、睡眠の質を悪くして「仕事がだるい」という状態を自ら作り出しているようなものなので注意してください。

また、できれば食事や飲酒も就寝2時間前までには済ませておきたいところです。寝る前の2時間の正しい過ごし方は、その日の疲労を翌日に持ち越さないためにとても重要なことですので、ぜひ毎日意識してみてください。

(2)生活リズムを整える

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特に休日の過ごし方には気をつけましょう。

寝だめしようとしていつまでも寝ているのはよくありません。海外旅行の際に時差ボケでつらかった経験をした人もいると思いますが、休日の寝だめは、まさに自分自身で時差ボケを作り出しているようなものなのです。

休日であっても仕事がある日と同じ時刻に起きるのが理想です。どうしても起きられない時でも、最大2時間の範囲で起きるようにするといいでしょう。

また、休日に運動をすることもお勧めです。運動することで成長ホルモンが分泌されて、疲労回復や新陳代謝の促進によるアンチエイジング効果が期待されます。ジムに行って1時間程度の有酸素運動をしたり、うっすら汗をかく速度で近所をウォーキングしたりするなどしてみましょう。

休日に運動しようと意識することは、ぼんやりとあっという間に休日が終わってしまったという事態を回避できるので、生活リズムを崩さないためにも有効です。

(3)仕事のやり方を見直す

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仕事でのストレスをためないことも、仕事がだるくならないための予防には重要です。

仕事量が多すぎて困っている人は、自分で抱え込まずに上司や同僚の協力を得るようにしたり、100点満点の完成度をめざさずに及第点の70~80点で良しとしたりするなど、自分の仕事の進め方やこだわりを見直すことが役に立つでしょう。

それでも限界があるという場合、たとえば、職場の人員が少なくて周囲の協力が得られない、ノルマが厳しすぎる、といった場合は、転職を考えることも必要かもしれません。

社員のストレスは、本来は会社が把握して対処すべきことなのですが、それをしていない上司や会社であれば、そこから逃げ出すことは決して悪いことではないはずです。

身体を壊してしまっては元も子もありませんので、仕事のストレスが解消される可能性が少ない状況にある時は、よく考えてみることをお勧めします。

(4)自分で自分に報酬を与える

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自分のがんばりが他人に評価されないというのであれば、自分で評価してみてはどうでしょうか?

たとえば、今週もミスなく仕事をやり終えた時などは、週末に自分へのご褒美として、欲しかった服や小物を買ってみる、ちょっと雰囲気のいいレストランでランチをしてみる、映画を観に行ったり美術館に行ったりしてみる、といったことをするのです。

毎月の収入の中であらかじめ予算を決めておいて、その範囲で出費するようにすれば金欠になって困ることもないはず。

ストレス解消のショッピングではなく、ちゃんと仕事をやった時に、がんばったことへのご褒美として自分で自分に精神的報酬を与えることで、また来週もがんばろうと思えてくるものです。

(5)ワークライフバランスを考える

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当たり前の話ですが、仕事のために生きているのではありません。生きていく上でのひとつの活動として仕事をしているのです。

「働き方改革」「ワークライフバランス」というワードを最近よく聞きますが、私は「働きすぎをなんとかしよう」と考えるよりも、「いかに人生を充実させて楽しむか」ということにフォーカスしたほうが、結果的に働きすぎを調整することになるのではないかと考えています。

仕事でしっかり稼ぐ、自分の趣味やプライベートを充実させる。これらは相反する関係ではなく、両方しっかりできることで相乗効果として互いに高まっていくものです。

仕事もプライベートも充実していれば、仕事がだるいと感じることもなくなるはずですので、この機会にぜひご自身のワークライフバランスを考えてみてはいかがでしょうか?

「仕事がだるい」と感じたら、自分の生き方を見直すチャンス

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厳しい言い方に聞こえるかもしれませんが、「仕事がだるい」と感じるのは、自分でそういう状況を作り出していると、とらえることができます。

でもこれは、逆に考えれば「自分次第でなんとでもなる」ということでもあります。

そして、もし最近あなたが「仕事がだるい」と感じる時が多いとしたら、それは「自分の生き方を見直しなさい」というメッセージかもしれません。

仕事の仕方、仕事の内容、プライベートの過ごし方などを振り返ってみて、今の自分の生活をもっと充実させるには何を変えればいいのか、じっくり考えてみるチャンスにできるといいですね。

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この記事のライター

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