03.19Thu/木

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突然やる気がなくなる「燃え尽き症候群」の特徴

燃え尽き症候群とは、高い意欲を持っていた人が、あるとき燃え尽きたように無気力状態となってしまうこと。このように燃え尽き(=バーンアウト)を起こしやすい人にはいくつかの共通点があります。今回は、心理カウンセラーの高見綾さんが特徴と対処法を解説します。

燃え尽き症候群という言葉を聞いたことはありますか?

ガス欠を起こしたように突然意欲がなくなり、疲れ果ててしまう状態のことをいいますが、こうした心の燃え尽きは、さまざまな場面で起こります。

どういった人が燃え尽き症候群に陥りやすいのでしょうか。また、燃え尽きを感じたときにすべき対処法についても紹介します。

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燃え尽き症候群とは?

燃え尽き症候群とは、高い意欲を持って取り組んでいた人が、あるとき燃え尽きたように無気力状態になってしまうこと(=バーンアウト)をいいます。

心が疲れ切って投げやりな言動をするようになったり、仕事でミスが増えたり、朝起きられなくなったりするなどがその特徴。

燃え尽き症候群は、私たちを動かしている意欲や情熱、愛といった心のガソリンが、何かをきっかけに失われていくことで起きるもの。

一般的には、仕事での燃え尽きが例として挙げられますが、恋愛などのさまざまな状況で陥る可能性があります。

状況1:仕事でのバーンアウト例

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上司から「期待しているよ」と言われたことがうれしくて、何とか期待に応えたいと一生懸命取り組んでいたAさん。すると、幸いにも成果が出て評価されるようになり、徐々に担当業務が増えて残業をしないと仕事が終わらないようになっていきました。

同じ立場の同僚は「仕事ができる人にばかり業務が集中している」とボヤいており、確かにそう思うものの、とりあえずやるしかない状況……。

そして、ある朝突然バーンアウトは起こりました。

ベッドから出ようとしたら思うように体が動かない。何とか職場に向かったけれど、ボーっとして気力が湧いてこない。お昼休みはできるだけ一人でいたいと思ってしまう。やる気が全然起きない上に、ミスも増えるし、どうしたらいいか分からなくなってきた……。

このように、限界に達した瞬間、人は簡単にバーンアウトを迎えてしまいます。

状況2:恋愛でのバーンアウト例

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彼と別れて以来、放心状態で何もする気になれなくなってしまったBさん。付き合っていたときは、彼にいろいろ振り回されていたといいます。

デートする日も彼の都合に合わせていたし、何かと尽くしてきた日々。こんなに頑張ったのに関係が終わってしまって、心にぽっかり穴が空いたような感覚になっていました。

仕事のやる気が出ないし、あらゆることに意味を見いだせなくなってきている。生活もだらしなくなり、朝起きても髪はそのまま、顔も洗わない。おしゃれする意欲も湧かない。

「大好きだったのにうまくいかないなんて」「この先好きになれる人なんか出会えるわけがない」などと、感情は負のサイクルに……。

Bさんのように、恋愛での充実を失った瞬間、無気力になってしまう人もいるのです。

燃え尽き症候群に陥りやすい人の共通点

では、こうした燃え尽き症候群に陥りやすい人は、どのような共通点があるのでしょうか。

(1)頑張り屋

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真面目で、何事にも一生懸命に取り組む人は、自分にできる範囲を超えて頑張ってしまうことがあります。

「うまくいかないのは努力が足りないせいだ」などと、自身を責める癖があるのも特徴。余計に自分を追い込んでしまい、最終的に燃え尽きを迎えてしまいます。

(2)感情に蓋をしがち

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「~しなければいけない」とか「~するしかない」と考える人は、無意識のうちに自分の感情に蓋をしています。すると感覚や感情が麻痺してきて、何も感じられないようになります。

燃え尽きる前の心身の異変にも気付かず、気づいたらバーンアウトしているようなタイプです。

(3)完璧主義

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できるだけ良い成果を出そうとする考え方はいいのですが、常に100点でなければいけないと思っているような人です。

彼らも、至らない点があったとき、自分を責めて追い詰めてしまうタイプ。結果的に、自分で自分を燃え尽きさせてしまうのです。

(4)何でも一人で抱え込む

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困ったときに助けを求めることが苦手な人は、何事も自分一人で抱え込みがちです。

「これくらいまだ大丈夫」と思っているうちに、限界までいってしまうことも少なくありません。責任感が強い人は要注意です。

(5)理想と現実のギャップに弱い

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「こうしたい」「こうであるべき」という理想が高い人は、現実とのギャップを埋めるために頑張りますが、なかなか状況が変わらないことも多いものです。

すると、無力感を抱いて次第に心が疲れていきます。

燃え尽きを感じたときの対処法とは?

やりきったことによる意欲の低下や、自分を追い込んでしまったがゆえの疲弊とは、どのように向き合うのが正解なのでしょうか。

最後に、燃え尽き症候群を感じたときの対処法をいくつか紹介していきます。

(1)周りの人からサポートを受ける

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一人で抱え込んでいると、どんどん心が疲れて状況が悪化していきます。

勇気がいるかもしれませんが、思い切って周りの人を頼ってみましょう。職場の人や友人、家族などに自分の状況を話し、助けを求めるべきです。

みんなに迷惑をかけたくないと思うかもしれませんが、周りの人は困っているあなたを助けたいと思っていますし、頼られて悪い気はしないもの。自分を追い込んでしまいそうなときは、第三者の客観的なアドバイスや働きかけに頼りましょう。

(2)何を我慢していたのか考えてみる

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燃え尽きを感じているということは、今まで何かを我慢して頑張ってきたということ。

自分が何を我慢してきたのか、どんな苦しい感情を持っていたのかに気付くことが大切です。

一度気付くと、もう我慢できなくなってしまう怖さを感じることもあると思います。ですが、そんな時こそ他人を頼っていいのです。第三者が、より広い視野や考え方を教えてくれることもあるでしょう。

(3)頑張ってきた自分を認める

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こんな状態になって情けないと思うかもしれませんが、限界まで頑張ってきたからこそ燃え尽きは起きます。

それだけ頑張ることができた自分を「すごいね」「よく頑張ったね」と褒めてあげてください。自分を認めてあげることは、心の回復に良い影響をもたらします。

(4)十分な休みを取る

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燃え尽きたときは無理せずたっぷりお休みを取ることが大切です。

できればパソコンやスマホなどの電子機器はOFFにして、自然に触れたり、好きなことをしたりしてゆっくり過ごしましょう。

(5)ファッションを変えて気分転換する

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十分な休養を取って落ち着いてきたら、服装や持ち物を少しずつ変えてみると気分が変わって新鮮に感じます。

カラフルな色合いの服を買ってみたり、小物を新調してみたりするのもいいですね。今までと違うものを取り入れてみると、楽しみや活力が増すのではないでしょうか。

限界を超える前に誰かを頼ろう

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高い意欲を持って取り組んでいた人が、ある瞬間心が折れ、無気力状態になってしまう燃え尽き症候群。

限界まで頑張れるのはそもそもすごいことです。それだけ頑張った自分を「本当にすごいね」と褒めてあげてください。

とはいえ、限度を超えてしまうと自分を追い詰めてしまいます。困ったときは周りの人を頼ることも必要。日頃から無理をせず、心地良く過ごしたいですね。

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この記事のライター

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