03.20Fri/金

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焦ってイライラしたときの8つの対処法

焦ったりイライラしたりと、気持ちが落ち着かないときは「焦燥感」に駆られている状態なのかもしれません。焦燥感とは一体何なのでしょう。また、気持ちを落ち着けるにはどうすればいいのでしょうか? 心理カウンセラーの高見綾さんに対処法を伺いました。

ほとんどの人は、気持が焦って漠然とした不安感に駆られた経験をしたことがあると思います。焦るとイライラしたり、考え過ぎて眠れなくなったりしてしまうこともありますよね。

その気持ちを「焦燥感」といいます。

では、焦燥感とは具体的にはどういう意味で、何が原因で起こるものなのでしょうか。焦燥感に駆られたときに焦りを抑える方法も併せて紹介します。

焦燥感の意味とは

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焦燥感とは、具体的にはどんな意味なのでしょうか。まずは定義を知っておきましょう。

焦燥(読み方:しょうそう)とは、デジタル大辞泉(小学館)によると、「いらいらすること。あせること」とあります。

焦燥感とは、物事が思うようにいかずに焦ったり、イライラしたりしている様子を表します。気持ちの整理ができず、不安な状態になっているときに使う言葉です。

焦燥感に駆られるとどうなるのか?

では、焦燥感に駆られると、私たちはどのような状態になるのでしょうか。

(1)何も手に付かなくなる

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焦燥感に駆られると、「何とかしなくちゃ」とは思うものの、何も手に付かなくなります。頭の中がそのことでいっぱいになり、目の前のことに集中することが難しくなります。

(2)判断能力が落ちる

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焦っているので、冷静に物事を考えることが難しくなります。このままではいけないという恐れから、本来であれば不要なセミナーに申し込みをするなど余計な出費をしてしまうことも。

(3)ミスが増える

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集中力が落ちるので、仕事などでいつもはしないようなミスが増える傾向にあります。焦って何とかしようとして空回りするという悪循環にハマりやすいです。

(4)一発大逆転の魔法を求めやすくなる

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早く何とかしたいと思い過ぎて、今の自分の状況が一気に解決するような方法を求めがちです。しかし実際にはそんな魔法なような方法はなく地道に取り組むしかないのです。

(5)心の余裕が無くなる

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焦燥感に駆られているときは、何らかの不安を抱いています。心の中がネガティブな思いでいっぱいになるので、いつもなら流せるようなことでもイライラしたりしがちです。

焦燥感に駆られる8つの原因

なぜ私たちは焦りを感じるのでしょうか。焦燥感の原因を解説します。

(1)やるべきことに追われている

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仕事や家のことなど、やるべきことがたくさんあって、時間に追われているときは焦燥感を覚えるものです。

締め切りがあるのに仕事が終わっていなかったり、トラブルが起きたりして対応に時間を取られていると焦りに拍車がかかります。

(2)やるべきことはあるのに、やる気が出ない

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目の前にやるべきことはあるものの、「やりたくない」「全然やる気にならない」とき、私たちは焦りを感じます。やることは分かっているのに、動けない自分に対してイライラしてしまうのです。

(3)プレッシャーを感じている

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周りからの期待に応えたい、むしろ応えなければならない、といったプレッシャーがあるときも焦りを感じます。

設定しているハードルが高過ぎると、「今の自分にできるだろうか」と、不安な気持ちが生じやすくなります。

(4)想定外の事が起きた

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自分の思う通りに進められるときはいいですが、想定外のトラブルが起きたときに冷静さを失ってしまう人は多いです。自分が対応できる範囲を超えていると思うと、焦ってパニックになってしまいます。

(5)理想と現実にギャップがある

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例えば「30歳までに結婚」「恋愛も仕事も充実している私」というように、理想の自分を思い描いていていたのに、現実との間にギャップがあるときも「こんなはずじゃなかったのに」「なんでうまくいかないの」と焦りを感じます。

(6)周りと比べ過ぎている

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「周りはどんどん彼氏ができているのに、私だけまだいない」というように、置いていかれたような気分になったときや、「なんで私だけうまくいかないんだろう」と将来に対する不安が芽生えたときは焦燥感に駆られやすくなります。

(7)不安を煽る情報に触れている

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テレビやネットなどで「こんなに恐ろしいことが起きました」などの不安や恐れを煽る情報にたくさん触れていると、「どうしよう」「怖い」と不安に飲み込まれてしまうことがあります。

(8)将来に対する漠然とした不安がある

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自分の将来に対する漠然とした不安や恐れがあるけれども、こうなりたいという具体的なイメージが無いときは、「このままでいいのかな」と気持ちばかりが焦ってしまいがちです。

焦燥感に駆られたとき。焦りを解消する対処法とは

では、焦燥感を感じたときはどのように対処をすればいいのでしょうか。焦りを緩和させる方法を紹介します。

(1)やるべきことを箇条書きにする

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時間に追われているようなときは、やるべきことを紙に箇条書きしてみましょう。「これだけやればOKだな」と視覚的に分かるので、それだけでも焦りがトーンダウンする効果があります。

(2)漠然とした焦りは整理する

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漠然とした焦りは、実体以上に不安が膨らみやすいので、焦りの正体を突き止めましょう。

何に不安を感じているのかを具体的に紙に書き出し、それに対して今から行動できることを3つ程度書き出します。やるべきことが見えるだけでも心は落ち着きを取り戻します。

(3)不安を煽る情報は見ないようにする

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目的が無いままにテレビやネットを見ていると、ネガティブな情報から不安を煽られてしまうことがあります。

情報が欲しいときは目的を持って取りに行き、それ以外は見ないというように自分の中で線引きをしましょう。

(4)自分の緊張をほどく声掛けをする

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「ちゃんとやらなくちゃ」というプレッシャーで焦っているときは、自分を追い詰め過ぎないことが大切です。

「まあ、やるだけやって駄目ならいいや」「とにかく楽しもう」など、緊張が和らぐような言葉を自分に掛けてあげましょう。

(5)好きなことをする

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やるべきことはあるのにやる気が出ないときや、焦り過ぎて何も手に付かないようなときは、「今すぐはできないな」と割り切って、一旦自分の好きなことをやりましょう。

体を動かしたり音楽を聴いたり、お昼寝をしてみたりしてリラックスする時間を持つといいですね。

(6)信頼できる人に話してみる

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焦燥感が募ってどうしようもないときは、思いきって信頼できる人に打ち明けてみましょう。話すうちに、今後のヒントが見つかるかもしれませんし、気持ちが整理されて心が軽くなるはずですよ。

(7)あえて何もしない時間を持つ

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焦っているときは心の中が忙しいです。そんなときに冷静に物事を考えるのは難しいので、一旦何もしない時間を持ちましょう。例えば、空を見てボーっとする時間を5分持つだけでも心が落ち着いてきます。

(8)2~3年前の自分と今の自分を比べる

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周りの誰かや理想の自分と比べて焦っているときは、今の自分では駄目だと思っています。そんなときは2~3年前の自分と今の自分を比べてみてください。

以前に比べたら良くなっている点がきっとあるのではないでしょうか。「なんだかんだ私、いい方に変わってる」と思えれば気持ちが落ち着いてきます。

不安の正体が分かれば、心は自然と落ち着きを取り戻す

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どの人も、不安から焦ってしまうことはあるものです。焦っても良くないと分かっていても、「早く何とかしなくちゃ」と思ってしまうものですよね。

そんなときは、一旦他の好きなことをやって気持ちを落ち着けたり、紙に書き出して心の中を整理したりしてみましょう。

不安の正体が分かれば自然と焦りは落ち着いてくるはずですよ。

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この記事のライター

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