10.29Thu/木

LOCARI(ロカリ)

疲れた日に食べたい“食べるエステ”。年間2万食を誇る表参道の参鶏湯専門店、8時間煮込んだ濃厚スープが絶品!

寒暖差が大きく、なんとなく疲れを感じやすい季節。そんなときに食べたくなるのが、身体をじんわり温めてくれる、あつあつのスープ料理です。今回ご紹介するのは、東京・表参道にある参鶏湯専門店「shiari samgyetang(シアリ サムゲタン)」。年間2万食を誇る人気店で、食の資格を5つ持つ店主が考案した、まさに“食べるエステ”のような濃厚薬膳参鶏湯が楽しめます。

韓国伝統の参鶏湯に、8時間じっくり煮込んだ鶏白湯と和出汁を組み合わせたスープは、驚くほど濃厚なのに薬膳特有のクセが少なく、旨みたっぷり。LOCARI編集部が実際に試食してきたので、気になる味わいやお店の魅力を詳しくご紹介します。

年間2万食!表参道で人気の参鶏湯専門店「shiari samgyetang」

女性ひとりでも入りやすい、薬膳×アートのおしゃれ空間

表参道駅から徒歩約5分。閑静なエリアに佇む「shiari samgyetang」は、韓国の伝統料理・参鶏湯を、日本人の味覚に合わせてアレンジした専門店です。店内は、高い天井が印象的な開放感のある空間。アート作品が飾られ、従来の韓国料理店とはひと味違う、洗練された雰囲気が広がっています。

全席カウンター席なので、女性ひとりでも気軽に立ち寄れるのが魅力。お店によると、来店客の約95%が女性で、そのうち約70%が働く女性世代なのだそう。表参道でのお買い物の合間はもちろん、仕事帰りにゆっくりと美味しいものを食べたい日にもぴったりです。

食の資格を5つ持つ店主が考案した“食べるエステ”

お店を手がけるのは、薬膳調理師や漢方コーディネーター、ソムリエなど、食と飲料に関する5つの資格を持つ竹田志有さん。ラーメンづくりで培ったスープの技術をルーツに、韓国伝統の薬膳と日本ならではの出汁文化を融合させた、オリジナルの参鶏湯を考案しました。

実は店主自身も、もともと薬膳特有の香りや苦味が苦手だったそう。そこで、高麗人参、クコの実、黒ニンニク、しょうがなどの薬膳素材を取り入れながらも、独特のクセを抑え、鶏の旨みを存分に楽しめる味わいを追求したといいます。目指したのは、身体に良いから食べる料理ではなく、「美味しいからまた食べたくなる」一杯。そんな店主のこだわりが詰まった参鶏湯を、LOCARI編集部も実際にいただいてみました。

【実食レビュー】8時間煮込んだ濃厚薬膳参鶏湯が想像以上の美味しさ!

目の前でグツグツ!五感で楽しむ「rich samgyetang」

今回いただいたのは、看板メニューの「rich samgyetang(リッチ サムゲタン)」。6種類のおかずが付いたセットで、価格は2,700円(税込)です。

まず驚いたのが、提供スタイル。カウンターの目の前にあるコンロで参鶏湯を温め、最後に薬味を盛り付けて仕上げてくれます。グツグツと煮立つスープの音、立ちのぼる湯気、食欲をそそる香り。出来上がるまでの時間も楽しめる、ライブ感たっぷりの演出です。目の前で一杯が完成していく様子に、食べる前から期待が高まります。

ひと口で感動!鶏の旨みが凝縮された濃厚スープ

まずは、熱々のスープからひと口。とにかく濃厚!鶏の旨みがぎゅっと凝縮された、コク深い味わいに驚きました。参鶏湯というと、比較的あっさりとしたスープをイメージしていましたが、こちらは鶏白湯ならではのまろやかさと深いコクがあり、思わず何度もスプーンを運びたくなる美味しさです。

この濃厚さの秘密は、独自のスープづくりにあります。韓国伝統の参鶏湯をベースに、鶏の骨まで8時間じっくり炊き上げた濃厚な鶏白湯スープを、1:1の割合でブレンド。さらに、昆布や干し椎茸をたっぷり使った和出汁の旨みを重ねています。鶏の旨みがしっかり感じられるのに、後味は意外なほどすっきり!高麗人参などの薬膳素材が使われていますが、漢方特有の苦味やクセはほとんど気にならず、とても食べやすいのが印象的でした。薬膳料理に少し苦手意識がある方にも、ぜひ試してみてほしいです。

鶏肉は驚くほどほろほろ!くるみの食感もアクセントに

スープの美味しさはもちろん、鶏肉のやわらかさにもびっくり!スプーンを入れるだけで簡単にほぐれるほど、ほろほろに煮込まれています。お店では、やわらかな肉質が特徴のブラジル産の鶏肉を使用。鶏肉自体にもしっかり旨みが感じられ、濃厚なスープと一緒にいただくと、さらに美味しさが広がります。

また、くるみの食感も楽しいポイント。やわらかな鶏肉やなめらかなスープの中に、カリッとしたアクセントが加わり、食感の違いも楽しめます。ひと口ごとに鶏の旨みを堪能できる、満足感たっぷりの参鶏湯でした。

6種類のおかずも絶品!洋風アレンジが新鮮で楽しい

韓国料理なのにフレンチの要素も!彩り豊かな6種のおかず

「rich samgyetang」には、参鶏湯と一緒に楽しめる6種類のおかずが付いてきます。基本のおかずは、もやしナムル、キャロットラペ、温玉韓国風、紫キャベツのシュークルート、長ネギのヴィネグレット、白菜キムチの6品。内容は週替わりで変更されることもあり、取材時には、きのこのマリネやレモンピューレを使ったおかずも登場していました。

印象的だったのが、韓国料理の定番おかずだけでなく、フレンチや洋食のエッセンスが取り入れられていること。例えば、キャロットラペにはクミンを使ったスパイスのアクセントがあり、紫キャベツのシュークルートは爽やかな酸味が特徴。濃厚な参鶏湯と合わせていただくと、味わいのバランスが絶妙です。さらに、ごはんが無料で付いてくるのもうれしいポイント。おかずと一緒に楽しむのはもちろん、濃厚なスープと合わせていただくのもおすすめです。

お気に入りはレモン胡椒!3種類の調味料で味変も楽しめる

卓上には、レモン胡椒、ハリッサ、自家製コチュジャンの3種類の調味料が用意されています。それぞれ少しずつ加えることで、参鶏湯の味わいが変化するのも魅力です。LOCARI編集部のお気に入りは「レモン胡椒」!濃厚な鶏白湯スープにレモンの爽やかな風味が加わることで、味わいがぐっと軽やかに。鶏のコクと柑橘の風味が絶妙にマッチして、個人的にはぜひ試してほしい組み合わせです。

ハリッサを加えるとスパイシーに、自家製コチュジャンを加えると旨辛な味わいに変化。まずはそのままのスープを堪能して、途中から少しずつ味変するのがおすすめです。

薬膳茶や韓国ビールも!参鶏湯と楽しむこだわりのドリンク

薬膳調理師が監修した3種類の薬膳茶

ドリンクメニューにも、専門店ならではのこだわりが詰まっています。薬膳調理師でもある店主が監修した薬膳茶は、ほうじ茶、玄米茶、和紅茶をベースにした3種類。温かい参鶏湯と一緒にゆっくり味わえば、慌ただしい日常から少し離れて、ほっとひと息つく時間を楽しめそうです。

韓国・済州島のホワイトビールも人気

お酒好きの方におすすめしたいのが、韓国ビールとのペアリング。中でも人気なのが、韓国・済州島の「ウィットエール」オレンジピールとコリアンダーの香りが特徴の、ベルジャンスタイルのホワイトビールです。柑橘系の華やかな香りが楽しめるので、濃厚な参鶏湯やスパイスの効いたおかずとも相性がよさそう。

そのほかにも韓国ビールやマッコリなどが揃っており、食事と一緒にお酒を楽しみたい日にもおすすめです。

季節限定メニューも登場!何度でも通いたくなる参鶏湯専門店

定番の「rich samgyetang」だけでなく、季節に合わせたメニューも楽しめる「shiari samgyetang」。10月末からはモロヘイヤを使ったスープ仕立ての参鶏湯も登場予定とのこと。定番メニューはもちろん、週替わりのおかずや季節限定メニューなど、訪れるたびに新しい味に出会えるのも魅力です。

※季節限定メニューの販売期間や提供状況は、店舗へお問い合わせください。

疲れた日に食べたい!心も身体もほっとするご褒美参鶏湯

韓国伝統の薬膳と、日本ならではの出汁文化を組み合わせた「shiari samgyetang」の濃厚参鶏湯。実際に食べてみると、想像以上に濃厚なスープと、ほろほろにやわらかい鶏肉の美味しさが印象的でした。薬膳特有のクセが少なく、洋風のおかずや調味料で味の変化も楽しめるので、普段あまり参鶏湯を食べない方にもおすすめです。寒さが気になる日や、ちょっと疲れを感じた日のご褒美ごはんに。表参道でのお買い物やお出かけの際に、ぜひ立ち寄ってみてはいかがでしょうか。

information
shiari samgyetang
営業時間
11:00〜22:00(L.O. 21:30)
定休日
なし

看板メニュー:rich samgyetang(6種類のおかず付き)2,700円(税込)

※営業時間・メニュー・価格などは変更となる場合があります。最新情報は公式サイトをご確認ください。

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この記事のライター

都内で働く20代後半OL。美容、ごはん、休日のおでかけ、気になるトレンドなどを幅広く記録しています。