03.18Wed/水

LOCARI(ロカリ)

[コロナ]「在宅PCR検査キット」は正しく診断される? 検査してみた

新型コロナウイルス感染拡大に伴い、自分の唾液などを採取・郵送すると検査結果を教えてくれる「自宅PCRキット」が登場しています。自宅で検査が受けられるのは便利ですが、「正しく診療」されて「安全」なのでしょうか? 雑誌『MONOQLO』編集部が実際に試し、医師の方々の意見も伺いながら徹底検証した結果を、2回にわたってご紹介します。

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2020年9月上旬現在、保険がきく行政主導の日本のPCR検査は、コロナウイルスの疑いがあると医師が判断しなければ受けられない仕組みになっています。無症状でコロナにかかっているか調べたい場合は自費となり、それは約2~3万円と高額。検査ができるクリニックも増えてはいますが、まだ気軽にいつでも受けられるというには遠いです。

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病院に出向く必要がなく、自宅ですべて完結するため利便性は高そうですが、果たしてこのキットは「PCR検査数が少ない」と言われる日本の現状を打破できるのでしょうか。医師の方々の意見も伺いつつ、徹底検証した結果を2回にわたってご紹介します。

そもそも、自宅のPCR検査キットとはどんなモノなのか? ということでまずは、自宅でできる「PCR検査キット」を購入し、実際に編集部員が試してみました。

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メドラボ
医師によるオンライン診察×
在宅のままできるPCR検査
実勢価格:1万6900円

メドラボ「医師によるオンライン診察×在宅のままできるPCR検査」は、直接医師の採取指導があった綿棒つっこみ式のタイプ。

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感染症検査クリニック
PCR検査 検体採取キット
実勢価格:1万6280円

感染症検査クリニック「PCR検査 検体採取キット」は、オンラインの窓口スタッフの指導で唾液を採取します。

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GeneLife
新型コロナウイルス唾液PCR検査キット
医師のフォローアップ説明付き
実勢価格:1万4900円

GeneLife(ジーンライフ)「新型コロナウイルス唾液PCR検査キット 医師のフォローアップ説明付き」は、完全自己採取の唾液検体をポストに投函するタイプです。

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メドラボ
医師によるオンライン診察×
在宅のままできるPCR検査
実勢価格:1万6900円

3キットのうち、唯一医師に直接画面で監視・指導したのがメドラボ「医師によるオンライン診察×在宅のままできるPCR検査」です。8月の採取だったため今回は喉の周辺から採る咽頭ぬぐい法でしたが、10月1日からは唾液採取に変更されています。

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専用アプリでオンライン診察の日時を予約します。

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予約をした後は、症状の有無など49問の長い「問診票」の入力が求められ、少し手間でした。

オンライン指導であっという間に検体を採取できました。「採取さえしっかりやれば病院採取との結果に差異は出ない」とのことです。

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医師の目の前で採取します(約8分間)。

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喉奥付近の頬の粘膜に綿棒を押し付けます。

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検体を3重包装して採取完了。冷凍で保管します。

冷凍した検体を翌日AMに郵便局員(ゆうパック)に渡します。

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感染症検査クリニック
PCR検査 検体採取キット
実勢価格:1万6280円

唾液採取の感染症検査クリニック「PCR検査 検体採取キット」は専門会社が受け取りにくるのが特徴。そのため、現在の回収可能地域は東京・愛知・大阪・福岡に限られます。

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こちらも専用アプリからPCR検査の手順説明を予約。問診票はほぼなく、予約だけでした。予約完了画面には当日、医師からのコールを待つと書いてありましたが、聞いてみたら医師ではなくスタッフさんでした。

本人確認のため健康保険証を提示して診察開始。目の前で唾液を採取しました。封はその場で行いません。同意書の記入もあります。

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採取方法の説明を受けます。

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唾液をメモリ2まで出します。

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検体は後で自分で袋に入れ、常温で保管します。

自分で電話して回収を依頼します。専門業者が翌日受け取りに来ました。

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GeneLife
新型コロナウイルス唾液PCR検査キット
医師のフォローアップ説明付き
実勢価格:1万4900円

最初から最後まで誰とも話したりメールなどのやりとりをせず採取・発送できたのは、GeneLife(ジーンライフ)「新型コロナウイルス唾液PCR検査キット 医師のフォローアップ説明付き」だけでした。これを不親切とするか、ラクと捉えるかは、人によりそうです。

インターネットから普通のネット通販のようにPCR検査キットを購入。特に問診やオンライン診察の予約等もなく、箱の中に入っていたQRコードに従い、IDを入力。これでもう準備は完了です。

イラストと説明文が書かれている説明サイトに従い、自分で採取・梱包。こちらも同意書の記入がありました。

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体温の入力や軽い問診があります。

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1人で線まで唾液を採取します。

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3重包装して採取終了。常温保管します。

採取後7日以内に自分でポストに検体を投函します。

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検査結果:低リスク(陰性)

今回購入した検査キットの検体採取方法は「咽頭ぬぐい法」か「唾液採取」の2つでした。

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しかし、さらにいくつかの疑問が浮上。そもそも素人が正確に検体を採取ができるのでしょうか? また素人目ではしっかり梱包したけど、もしコロナに感染していて輸送中に検体が漏れたらどうなるのでしょうか?

この記事のライター

[コロナ]「在宅PCR検査キット」は正しく診断される? 検査してみた

新型コロナウイルス感染拡大に伴い、自分の唾液などを採取・郵送すると検査結果を教えてくれる「自宅PCRキット」が登場しています。自宅で検査が受けられるのは便利ですが、「正しく診療」されて「安全」なのでしょうか? 雑誌『MONOQLO』編集部が実際に試し、医師の方々の意見も伺いながら徹底検証した結果を、2回にわたってご紹介します。

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2020年9月上旬現在、保険がきく行政主導の日本のPCR検査は、コロナウイルスの疑いがあると医師が判断しなければ受けられない仕組みになっています。無症状でコロナにかかっているか調べたい場合は自費となり、それは約2~3万円と高額。検査ができるクリニックも増えてはいますが、まだ気軽にいつでも受けられるというには遠いです。

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病院に出向く必要がなく、自宅ですべて完結するため利便性は高そうですが、果たしてこのキットは「PCR検査数が少ない」と言われる日本の現状を打破できるのでしょうか。医師の方々の意見も伺いつつ、徹底検証した結果を2回にわたってご紹介します。

そもそも、自宅のPCR検査キットとはどんなモノなのか? ということでまずは、自宅でできる「PCR検査キット」を購入し、実際に編集部員が試してみました。

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メドラボ
医師によるオンライン診察×
在宅のままできるPCR検査
実勢価格:1万6900円

メドラボ「医師によるオンライン診察×在宅のままできるPCR検査」は、直接医師の採取指導があった綿棒つっこみ式のタイプ。

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感染症検査クリニック
PCR検査 検体採取キット
実勢価格:1万6280円

感染症検査クリニック「PCR検査 検体採取キット」は、オンラインの窓口スタッフの指導で唾液を採取します。

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GeneLife
新型コロナウイルス唾液PCR検査キット
医師のフォローアップ説明付き
実勢価格:1万4900円

GeneLife(ジーンライフ)「新型コロナウイルス唾液PCR検査キット 医師のフォローアップ説明付き」は、完全自己採取の唾液検体をポストに投函するタイプです。

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メドラボ
医師によるオンライン診察×
在宅のままできるPCR検査
実勢価格:1万6900円

3キットのうち、唯一医師に直接画面で監視・指導したのがメドラボ「医師によるオンライン診察×在宅のままできるPCR検査」です。8月の採取だったため今回は喉の周辺から採る咽頭ぬぐい法でしたが、10月1日からは唾液採取に変更されています。

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専用アプリでオンライン診察の日時を予約します。

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予約をした後は、症状の有無など49問の長い「問診票」の入力が求められ、少し手間でした。

オンライン指導であっという間に検体を採取できました。「採取さえしっかりやれば病院採取との結果に差異は出ない」とのことです。

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医師の目の前で採取します(約8分間)。

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喉奥付近の頬の粘膜に綿棒を押し付けます。

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検体を3重包装して採取完了。冷凍で保管します。

冷凍した検体を翌日AMに郵便局員(ゆうパック)に渡します。

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感染症検査クリニック
PCR検査 検体採取キット
実勢価格:1万6280円

唾液採取の感染症検査クリニック「PCR検査 検体採取キット」は専門会社が受け取りにくるのが特徴。そのため、現在の回収可能地域は東京・愛知・大阪・福岡に限られます。

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こちらも専用アプリからPCR検査の手順説明を予約。問診票はほぼなく、予約だけでした。予約完了画面には当日、医師からのコールを待つと書いてありましたが、聞いてみたら医師ではなくスタッフさんでした。

本人確認のため健康保険証を提示して診察開始。目の前で唾液を採取しました。封はその場で行いません。同意書の記入もあります。

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採取方法の説明を受けます。

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唾液をメモリ2まで出します。

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検体は後で自分で袋に入れ、常温で保管します。

自分で電話して回収を依頼します。専門業者が翌日受け取りに来ました。

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GeneLife
新型コロナウイルス唾液PCR検査キット
医師のフォローアップ説明付き
実勢価格:1万4900円

最初から最後まで誰とも話したりメールなどのやりとりをせず採取・発送できたのは、GeneLife(ジーンライフ)「新型コロナウイルス唾液PCR検査キット 医師のフォローアップ説明付き」だけでした。これを不親切とするか、ラクと捉えるかは、人によりそうです。

インターネットから普通のネット通販のようにPCR検査キットを購入。特に問診やオンライン診察の予約等もなく、箱の中に入っていたQRコードに従い、IDを入力。これでもう準備は完了です。

イラストと説明文が書かれている説明サイトに従い、自分で採取・梱包。こちらも同意書の記入がありました。

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体温の入力や軽い問診があります。

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1人で線まで唾液を採取します。

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3重包装して採取終了。常温保管します。

採取後7日以内に自分でポストに検体を投函します。

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検査結果:低リスク(陰性)

今回購入した検査キットの検体採取方法は「咽頭ぬぐい法」か「唾液採取」の2つでした。

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しかし、さらにいくつかの疑問が浮上。そもそも素人が正確に検体を採取ができるのでしょうか? また素人目ではしっかり梱包したけど、もしコロナに感染していて輸送中に検体が漏れたらどうなるのでしょうか?

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