料理でよく使われるグリル。でも実はグリルの定義があいまい、ということはありませんか?グリル=焼くは間違いではありませんが、グリルは焼き方のひとつです。グリルとはどういう焼き方なのか、グリルを使う際のポイントやおすすめの料理をご紹介します。
グリルって焼くこと?

レシピにもよく登場する「グリルします」という言葉。オーブンにはオーブンモードとグリルモードがありますが、どう違うの?と思ったことはありませんか?
オーブンとの違いは何?グリルとは
グリルとオーブンの一番の違いは、焼き方にあります。
▶グリルの熱の伝わり方
グリルを使った際の熱の伝わり方は「放射」と「対流」になります。高温の直火で素材を焼き上げるため、表面がパリッと香ばしくなり、短時間で焼きあがります。焼き魚やピザなどの調理が適しています。
▶オーブンの熱の伝わり方
オーブンの熱の伝わり方は「対流」になります。空気やオーブン庫の壁面から発生する赤外線により加熱されるため、素材を包み込むように、じっくりと時間をかけて焼き上げられます。中までしっかり加熱したい料理、グラタンやケーキなどの調理に適しています。
▶グリルは片面?両面?
グリルには片面と両面があります。両面グリルは、直火と対流熱両方で焼き上げます。外側はパリパリ、中はしっとりという焼き上げたい場合におすすめです。
▶グリルの温度・オーブンの温度
グリルとオーブンの違いはいくつかありますが、加熱温度にも違いがあります。
おいしく料理!グリルの使い方のポイント

調理する機会の多い魚・肉・野菜料理での調理ポイントをご紹介します。
▶魚料理
グリル内は温度にムラが出てしまうもの。奥は高温に、中央より端が高温になるので、火が通りにくい部位は奥に入れるようにするとよいでしょう。
▶肉料理
肉をステーキにした際、おいしいと感じる温度があります。肉の中心部の目安温度はレアなら55~65℃程度ミディアムレアは65℃、ミディアムは65~70℃、ウエルダンは70~80℃くらいです。厚みのあるステーキを焼く場合は、温度計などがあれば肉の中心温度を測るとよいですよ。
▶野菜料理
野菜は素材や大きさにより焼き時間が変わってきます。焦げてしまわないように、また生焼けのままにならないよう、置き場所も気を配るとよいですよ。奥や端は高音になりますので、様子をみながら焼きたい場合はちょうど中央あたりがよいでしょうオリーブオイルを野菜に塗るのも焦げの防止にもなります。
魚焼きグリルの活用の仕方

使いこなせばとっても便利な魚焼きグリル。魚を焼くだけでなく、トーストや温めなおしにもおすすめです。
▶トースト
おいしそうな焦げ目がついたトーストが短時間で焼きあがります。焼き時間の目安は1分ほど。強火で短時間で焼き上げましょう。表面は香ばしい、中はふわふわのトーストになりますよ。
▶揚げ物やピザの温めなおし
冷めてしまったピザは、魚焼きグリルを使って温めなおすと、水分がとんでカリカリに仕上がります。温めなおしの時間は、揚げ物もピザも目安は1分です。
▶焼きとうもろこし
とうもろこしを魚焼きグリルで焼くと、屋台のような、香ばしい焼きとうもろこしを味わえます。まず焼き色がつくまで10分弱焼いてから、しょう油を塗って再度焼き上げます。
ほかにも、ホイル焼きなどができますが、スキレットを使ってもOK!スキレットを使えば網に素材がくっつくこともありませんし、料理の幅も広がります。魚焼きグリルの種類によって多少時間が変わってきますので、こまめに焼き具合をチェックしましょう。
▶水は入れるべき?
魚焼きグリルにどうして水を入れるのかというと、焼いている最中に魚から出た脂を受け皿に落とし、魚に直接引火するのを防ぎ、煙や匂いを抑える効果があるようです。直火でさんまなどを網焼きすると、火が盛んになり煙も激しく出ますよね。
知って得するグリルの特徴

いかがでしたでしょうか。グリルは肉だけでなく、さまざまな素材をおいしく焼くことができます。すぐに高温になるグリルは、使い方をマスターすればとっても便利な調理器具です。