日本人にとってお正月に飾る鏡餅はおなじみの風物詩となっていますね。でも鏡餅はいつまで飾ればよいかなど正確な知識を持っていない方が多いようです。その秘密を解き明かします!合わせて意味や由来、飾り方についてもお伝えしますよ。
正月飾りに欠かせない鏡餅

お正月にお餅は欠かせませんが、お雑煮や焼き餅などに使う伸し餅とは別に、丸く重ねた鏡餅を飾るのが古くからの風習です。その名前の由来や歴史について意外と知らないことが多いですね。では、鏡餅について詳しくご説明いたしますね。
鏡餅の意味や由来は?

お正月は単に新年の到来をお祝いするだけでなく、我が家に歳神様をお迎えしておまつりするためにあります。門松は、歳神様が迷わないように目印として家の前に置くものです。歳神様は初日の出と共に現れるという言い伝えから、日本では昔から初日の出をとても重要なものと位置付け「ご来光」と呼んでいるのです。
▶鏡餅の意味
鏡には神様が宿ると言い伝えられている事から、門前に門松を立て、鏡に似たお餅を飾ってお迎えした歳神様と一緒に新年を祝うという意味があるのです。しめ飾りやしめ縄を飾るのはそのためです。
▶由来はどこから?
ふっくらしたお餅をなぜ「鏡」になぞらえているのか疑問を持つ方もいらっしゃいますが、古来の銅鏡は円形だったことに由来します。鏡は「三種の神器」のひとつであり、鏡は昔から神事によく用いられて来ました。
鏡餅はいつまで飾る?
▶いつから?
鏡餅は、あまり早く飾るのも不自然ですが、クリスマスが終わったら28日までに飾ってください。29日は9が苦を連想させるため避けるべきですし、31日では「一夜飾り」といって歳神様に失礼に当たります。大掃除が終わったら、お正月の準備に取り掛かりましょう。
▶いつまで飾る?
鏡餅は1月11日の鏡開きに下げ、家族全員でその餅を食べるのがよいとされています。
関東と関西、また北海道で期間が違う!

▶関東
江戸時代の明歴3年の正月18日から28日に起こった「振袖火事」と呼ばれる大火を教訓に、幕府により7日を以て飾り納めをするという通達があったからだと言われています。松の内を7日までとして、11日に鏡開きを行うようになりました。
▶関西

幕府の影響をそれほど受けなかった関西地方(大阪府、兵庫県、滋賀県、奈良県、若山県)では、今も元々の松の内であった15日とする地域が多いようです。
▶北海道
東日本に位置して明治時代以降に開拓が進んだので、関東と同じ1月11日です。ちなみに北海道は、もともとお雑煮はなかった地域です。先住民であるアイヌの文化には、お雑煮がなかったからです。色んな地域から移住してきた開拓団の雑煮がごちゃまぜになって独特のスタイルになりました。
▶九州
九州も鏡開きは、関東と同じ1月11日です。九州で有名なお雑煮が博多の「ブリ雑煮」です。あご(トビウオ)で取った出汁にブリの切り身と伝統野菜である「かつお菜」を使った郷土色の強いお雑煮ですね。
各飾りの意味と飾り方

地方によって多少の違いがありますが、鏡餅の一般的な飾り方は以下のとおりです。
▶用語解説
三方(さんぽう):食品や盃などを載せる白木の儀式的な台
鏡餅はいつまで販売してる?
販売期間はお店によって異なりますが、年内一杯とするお店や松の内までとするお店があります。遅くとも鏡開きまでと考えた方がいいでしょう。日持ちのする密閉パックの場合は、他の時期でも入手が可能なようです。
▶通販でも購入できます

国内産のもち米を100%使用しています。箱から出して、橙と扇を付けたらすぐに完成。組み立て式のため手間いらずで、誰でも簡単にキレイに飾れます。中に入っているお餅は、食べたい分だけ使える便利なシングルパックです。
ほかの正月飾りはいつまで飾る?
▶しめ繩

しめ縄は、毎年新しいものを使います。使い終わったしめ縄は、小正月の1月15日に左義長(どんど焼き)で焚き上げるのが一般的です。大きな神社では、しめ縄やお札などと共に預かって代行していただけます。
▶門松

一般的には松の内(1月7日)までとされていますが、小正月(1月15日)や二十日正月(1月20日)までという地域もあります。京阪地方や岐阜、石川、群馬の一部に残っている風習です。
鏡餅は飾りましたか?
鏡餅について解説させていただきました。