江戸時代のカステラの食べ方がTwitterで話題になっています!なんと、お料理のようにアレンジする食べ方だそうですが……おいしいのでしょうか?気になる作り方から実際の味わい、さらなるアレンジレシピまで実食レビューでご紹介します!
江戸時代のカステラの食べ方、知ってる?

室町時代末期に日本に上陸した「カステラ」。長らく日本で愛されてきた定番の和菓子ですが、江戸時代には想像を超える独特な食べ方をされていたってご存知でしたか?
カステラに大根おろし!? SNSでも話題騒然
こちらが噂の江戸時代のカステラの食べ方。お、お吸い物にしちゃうんですか!? さらに大根おろしまで!?えええ……一周回ってもはや新しい(困惑)
にわかには信じがたい食べ方ですが、驚くことに「長崎の卓袱料理では今でもその食べられ方をしている」のだそう!なるほど、砂糖が貴重な当時はあまり甘くなかったから、こんなふうに食べられていたのですね。
「わさび醤油で食べてもおいしい」そうです。最初はええーっ!て思いましたが、お寿司の玉子だって甘いですし、もしかしたら意外と合うのでは……?なんだかおいしそうな気がしてきました。
腹黒屋さんのコメントによれば「安いカステラを使った方が当時の食感に近くなる」とのこと。なんでも「高級品だと味の自己主張が激しいのと、しっとりし過ぎて駄目」なのだとか。
お江戸風カステラの作り方

Photo by milkpop
まずはスタンダードな大根おろしとお吸い物からチャレンジ!カステラは6切入り300円程度のものを使用しました。
▶材料

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・カステラ……2切れ
・水……400cc
・出汁パック……1個
・塩……小さじ1/2弱
・醤油……小さじ1
▶手順

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1.大根を円を描くようにすり下ろします。水分はザルで漉して軽く絞っておいてくださいね。

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2.お吸い物の汁を作ります。出汁パックのパッケージに従いお出汁をとりましょう。今回は沸いたお湯に出汁パックを3分ほど煮出しました。出汁がとれたら塩と醤油で味を整えましょう。

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3.カステラをカットします。今回は玉子焼きっぽい見た目になるよう、大根おろし用は縦に3等分!

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4.お吸い物用はお麩をイメージしてサイコロ状にカットしました。

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5.お吸い物用カステラを1/2切れ分茶碗に入れ、上からだし汁をかけます。お好みでゆずの皮や青菜をトッピングし、別皿に大根おろしとカステラを盛り付けたら完成です!
気になるお味は?

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見た目は上品な和食といった印象!鼻を近づけると、お出汁とユズの香りがふあ~っと漂ってきて食欲をそそります。……が、よく見るとカステラなんですよね。普段は見ることのない変わり果てた姿からは、某リフォーム番組のミュージックをバックに「なんてことをしてくれたのでしょう」と声が聞こえてくるようです。

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さて、肝心のお味はいかに?……ひと口頬張ると、しゅわりと口の中でほどけて出汁の旨味と上品な甘味が広がりました。

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お吸い物がおいしいということは、大根おろしも期待できるはず!多めに大根おろしをのせて、こちらもいただきます。

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初見の印象はともかく、こんなにおいしいのになぜこの食べ方は廃れてしまったのでしょうか?調べてみると、カステラは「南蛮からのめずしいお菓子」という扱いで、日常的におかずとして食べていたわけではなく、あくまで変わり種のひとつだったそう。
ほかのアレンジも試してみた!
▶ツーンとした刺激が後引く「わさび醤油」

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こうして現代に蘇ったのもなにかの縁。せっかくなので、寄せられていたコメントにあったほかの食べ方やアレンジも試してみました!
▶「生姜醤油」はスイーツとの中間

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お次は生姜醤油。こちらも生姜の辛さがきいていて、おいしくいただけました。ただ酒の肴というには、お菓子っぽさが消し切れていないかも?ジンジャエールやしょうが糖が好きな方は、お醤油がなくてもおいしくいただけるかもしれません。
▶「お味噌汁」は子供受けもよさそう

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最後はお味噌汁!汁物にカステラが浮いている図は、改めてみるとシュールですね……。味的にはあまりお吸い物と変わりませんでしたが、煮物というよりは玉ねぎやカボチャなど甘い具材のお味噌汁に近いかも?コクがあるので子供受けはこちらのほうがいいかもしれません。
大変おいしゅうございました!

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「江戸時代のカステラの食べ方」最初は受け入れがたい気持ちでしたが、食べてみるとツイート通り当時の人が夢中になるのも納得できるおいしさでした。