餃子の作り方を、調理師が詳しくご紹介します。基本レシピはもちろん、包み方から焼き方、ジューシーに仕上げるためのコツも伝授!羽根つき餃子にするための方法や、おすすめの具やタレ、餃子に合わせたい献立、リメイクレシピまで、すべて教えます!
大人気「餃子」の作り方をプロが伝授!

みんなで餃子を包めば楽しくて笑顔になれて、できた餃子を食べればおいしくてまた笑顔になれる……それが手作り餃子の魅力です。今回は餃子の作り方を、調理師の資格をもつ筆者がご紹介します。
焼き方も詳しく!簡単「餃子」の基本レシピ

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では、基本の餃子の作り方をご紹介します。オイスターソースと昆布出汁を加えて、お肉の旨味をアップ!お肉の味をしっかりと楽しむことができます。
▶材料(30個、4人分)

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・餃子の皮 30枚
・豚ひき肉 150g
・キャベツ 4枚(約200g)
・ニラ 1/2束(約50g)
・にんにく 1片(約8g)
・しょうが 1片(約12g)
・しょうゆ 大さじ1/2杯
・オイスターソース 大さじ1/2杯
・酒 大さじ1/2杯
・昆布出汁 大さじ1/2杯
・ごま油 大さじ1/2杯
・塩(塩もみ用) 小さじ1/3杯

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・サラダ油 大さじ1杯
・ごま油 大さじ1杯
・差し水(熱湯) 100cc
※羽付きの場合は小麦粉 大さじ1杯
▶餡の作り方
1. 野菜をみじん切りにする。

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キャベツ、にら、にんにく、しょうがはみじん切りにします。キャベツは、塩を加えて塩もみして20分ほどおきます。手で水分を絞っておきましょう。
2. 調味料を加えて、肉をこねる。

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ひき肉に、しょうゆ、オイスターソース、酒、昆布出汁、ごま油を加えます。粘り気がでるまで、100回ほどこねます。
3. 野菜を加えて混ぜ合わせる。

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ひき肉に野菜を加えて、混ぜ合わせます。全体が均一になればOK。
4. 冷蔵庫で1時間寝かせる。

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ラップをして、冷蔵庫で1時間寝かせます。
▶餃子の包み方
1. 皮に餡をのせる。

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皮に餡をのせます。目安としては、1個10~15g、大さじ1くらいです。
2. ひだを作りながら包む。

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ふちに水をつけて、ひだを作りながら包みます。

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包み終わりましたら、ふちを指でぎゅっとつまみます。しっかりと閉じて、餡が出てしまうことを防ぐためです。
4. 乾燥しないように、ぬれ布巾をかけておく。

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包むのに時間がかかると、皮がどんどん乾燥してしまいます。量が多くて時間がかかる場合は、かたく絞ったぬれ布巾をかけておきましょう。
▶餃子の焼き方
1. サラダ油を温め、餃子を並べる。

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フライパンにサラダ油を温めます。温まったら一度火を消して、餃子を並べます。
2. 中火で焼き色をつける。

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餃子を並べたら、火を中火でつけます。うっすらと焼き色がつくまで、1~2分ほど焼きましょう。
3. 差し水を加えて、蒸し焼きにする。

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差し水(熱湯)を加え、蓋をして5分ほど蒸し焼きにします。
4. 水分を飛ばして、仕上げにごま油を加える。

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5分経ちましたら、蓋を開けます。水分が残っていたら、強火にして水分を飛ばしてください。
5. 盛り付けて完成!

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こんがりとおいしそうな焼き色がついたら完成です。盛り付けて、お好みのタレをつけていただきましょう。
▶羽根つき餃子にする焼き方
1. 小麦粉入りの差し水を作る。

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小麦粉に熱湯を加えて混ぜ合わせます。もしもダマになってしまったら、ザルでこしましょう。
2. 同様に焼いていく。

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あとは、通常のものと同様に焼いていきます。餃子を並べてから火をつけて、焼き色をつけます。小麦粉入りの差し水を加えて蒸し焼きにして、仕上げにごま油を加えてこんがりと焼きます。

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餃子にお皿をかぶせて、フライパンごとひっくり返して盛り付けます。形を崩さず、きれいに盛り付けすることができますよ。
餃子を作るコツ&ポイント
▶肉は短時間でこねる

ひき肉は、できるだけ手早く粘り気を出すようにこねましょう。肉の旨味を逃がさないためには粘り気を出す必要がありますが、時間をかけてしまうと肉臭さが出てきてしまいます。
▶野菜の絞りすぎに注意
野菜の水分の絞りすぎは厳禁です。余分な水分は、焼いたときにべちゃとなってしまったり、餡の焼き縮みの原因になります。しかし、野菜の水分は肉汁のもとでもあります。絞りすぎると、肉がパサパサでジューシー感のない餃子になってしまいます。
▶差し水は熱湯を使う
差し水に冷たい水を使うと、水分が蒸発するまでに時間がかかりすぎてしまいます。そうすると皮が水分を吸収して、べちゃっとした仕上がりに。底はこんがり、上はふっくらと焼き上げるためにも、差し水は必ず熱湯を使いましょう。
▶白菜とキャベツでは何が違う?

白菜とキャベツは、どちらでも代用可能です。白菜は水分が多いので、しっかりと下ごしらえが必要です。
変わり種も!餃子におすすめの具5選
▶1. チーズ

肉を使った通常の餡にピザ用チーズを加えたり、クリームチーズやブルーチーズのみを包んだり……と、いろいろな使い方ができます。使うチーズによって味わいも変わるので、アレンジは無限大!
▶2. 大葉&梅

大葉の爽やかな香りと梅の酸っぱさで、さっぱり感をプラスします。肉をツナ缶に変えたり、ピザ用チーズを加えたりしてアレンジも◎
▶3. パクチー

パクチー好きの「パク女」の方は、餃子にもパクチーを加えましょう。加熱することで香りが飛んでしまうので、たっぷりと使うのがポイントです。
▶4. 納豆

納豆を加えれば、ごはんのおかずにもお酒のおつまみにもぴったりな餃子に。ねばねば感と、まろやかな味がたまりません。
▶5. フルーツ

バナナ、いちごといったフルーツを包めば、餃子がスイーツに早変わり!カスタードクリームやチョコソースなどを合わせて、クレープをイメージして作ってみてください。
餃子に合うタレ3選
▶1. 基本の酢醤油

作った餃子の味を確かめるのには、まずは定番の酢醤油がよいでしょう。シンプルなタレは、餃子のおいしさを存分に味わうことができます。
▶2. まろやかマヨダレ

マヨネーズを加えたまろやかな味わいのタレは、お子さまにもおすすめです。マヨネーズ大さじ1、醤油小さじ1/2を混ぜ合わせます。大人の方は、一味を加えて刺激をプラスするのもGood。
▶3. さっぱりおろしポン酢

こってりとした餃子に飽きてしまったときは、おろしポン酢で味の変化をつけませんか?大根5cmくらいをおろして、ポン酢を大さじ2加えます。
餃子に合う献立レシピ3選
餃子はジューシーな味わいが魅力的な料理。その旨みを引き立てせるため、合わせるおかずにはあっさりとしたものが好ましいでしょう。ちょうどいい箸休めになるもの、くどくならないよう口直しになりそうなものを選ぶとGood!
▶1. わかめスープ
餃子はこってりとして重めのお料理ですので、スープはあっさりとしたものがおすすめ。シンプルなわかめスープは、餃子にぴったり合いますよ。
ワカメスープ【E・レシピ】料理のプロが作る簡単レシピ/2017.06.12公開のレシピです。
▶2. トマトとオクラの酢の物
おくらともずくで、つるんとしたのど越しの酢の物です。カラフルな見た目は、食卓に華やかな彩りをプラスできますね。
オクラとトマトのもずく和え【E・レシピ】料理のプロが作る簡単レシピ/2009.06.01公開のレシピです。
▶3. 杏仁豆腐
牛乳、寒天、フルーツの缶詰を使えば、中華のデザートの定番「杏仁豆腐」もお手軽にできますよ。冷やし固めて作るから、その間に餃子も作ってしまいましょう◎
寒天杏仁豆腐【E・レシピ】料理のプロが作る簡単レシピ/2015.11.16公開のレシピです。
余った餃子のリメイクレシピ3選
▶1. 餃子スープ
作り置きの餃子があれば、たったの10分で餃子スープを作れますよ。焼く必要がないので、お鍋に材料をどんどん加えて作ることができます。洗い物が少ないのも嬉しいポイント◎
ショウガと餃子のふんわり卵スープ【E・レシピ】料理のプロが作る簡単レシピ/2013.11.25公開のレシピです。
▶2. 餃子入りキムチ鍋
キムチと餃子は、間違いない組み合わせ。ガツンとパンチがあって、ごはんもお酒もどんどん進みます。育ち盛りのお子さまも旦那さまも、大満足できますよ。
餃子入りキムチ鍋【E・レシピ】料理のプロが作る簡単レシピ/2014.11.17公開のレシピです。
▶3. ホケミで簡単◎ 餃子ピロシキ
餃子以外の材料は、ホットケーキミックス、牛乳、サラダ油の3つだけ。肉まんのような、がっつり感のあるピロシキです。
餃子ピロシキ【E・レシピ】料理のプロが作る簡単レシピ/2013.09.16公開のレシピです。
餃子の冷凍方法

作るのに手間がかかる餃子は、一度にたくさん作って冷凍するのがおすすめです。焼いた餃子を冷凍して解凍すると、皮がべちゃっとなってしまいます。焼く前に冷凍するのがベストです。
▶凍ったまま調理
冷凍した餃子を自然解凍すると、水分でべちゃっとなってしまいます。冷凍した餃子は、凍ったまま調理しましょう。焼き餃子は、冷凍していないものと同様に調理OK。スープに加える場合も、凍ったまま温かいスープに加えて調理します。
本格餃子を家庭でチャレンジ!

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お店のような本格的な餃子に近づけるポイントは、餡にオイスターソース、昆布出汁、ごま油の3つを使うこと。牡蠣と昆布の出汁で肉の旨味をアップし、ごま油で香り高くコクをプラスします。