日本人の国民食ともなっている「梅干し」ですが、しょっぱすぎるときは塩抜きがおすすめです。梅干しの塩抜きをする方法はいくつかありますが、今回は特においしく食べられる方法とコツをご紹介します。ぜひ試してみてくださいね。
梅干しを食べやすくするには?

梅のおいしい季節になると、お家で取れたものやご近所さんからいただくもの、田舎から送られてきたものなど、たくさん梅をもらう機会があるかもしれません。そのような際には、自家製の「梅干し」を作られる方もいらっしゃるかもしれませんね。
梅干しの歴史
さて、そもそも梅干しとはどのような歴史があるのでしょうか?
とにかくしょっぱい!「白干梅」とは?
白干梅
「白干梅」とは、昔ながらの製法で、塩のみで漬けた無添加、無着色のしょっぱい梅干です。塩分が通常の梅干しとは比べものにならないので、長く保存するのに向いていますよ。地域によっては、白干梅を作ってからはちみつ漬けなどの調味梅干しに仕上げることもあります。
長期の保存が可能
「白干梅」は塩分が濃いので長期保存が可能です。賞味期限は180日ほどですが、実際には保存食としても重宝されており、何年も持つとも言われています。
塩抜きしておいしく食べたい!

梅と、ほんの少しの塩、水1Lがあれば塩抜きができるのです!白干梅じゃなくても可能なので試してみてくださいね。以下で手順を追って説明いたします。
やり方を知りたい!
①1Lの水に対して塩を1g入れ、さらに白干梅も加えて合わせます。塩が沈殿しやすいので、時々かき混ぜてください。また、お湯(30~40℃程度)を使うと早く塩抜きできます。容器は、梅と梅が接触しないような広くて浅い容器がいいです。
②お好みに応じて、30分~数時間程度で取り出します。
③ザルで1~2時間水切りします。
④保存期間は約1週間。塩抜きしたら、保管は必ず冷蔵庫でしてください。
※紀州田辺うめ振興協議会さまの了承を得て掲載しています。
水のみで塩抜きする方法

半日ほど水につける
半日ほど水につけるだけで、簡単に塩抜きができます。途中途中で塩加減を確認しながら行うことが大切です。水は、梅干しの4〜6倍程度を用意します。
ぬるま湯につける方法
水より早く塩抜きをしたいということでしたら、お湯で塩抜きをすることで、時間が短縮されますよ!しかしこの方法は、あくまでも「ぬるま湯」というところが注意すべき点です。熱湯の中に梅干しを入れてしまうと煮上がってしまいます。味見をしながら行うことに注意してくださいね。
塩抜きのポイント
塩抜きが意外と簡単にできることが分かりましたよね!気をつけなければならないポイントはあるのでしょうか?以下の4つに注意して塩抜きを行うことでより一層おいしい仕上がりになりますよ。
塩抜きするのは食べ切れる分だけ
塩抜きをする場合は、1~2ヶ月で食べきれる分量だけにしましょう。塩分が低いほど日持ちも短くなります。必ず冷蔵庫で保存し早めに食べ切りましょう。
つぶれたものや傷のある梅について
つぶれ梅や切れめの入ったB級品の梅は、塩分が抜けやすいことがあるので注意してください。
大粒の梅
大粒の梅干ほど塩が抜けにくいので時間を延ばすなど調整してください。
塩抜きの途中で味見
塩気がなくなりすぎると、味わいが損なわれたり保存期間が短くなってしまったりするため、しっかりと味を見ながら作業しましょう。
塩抜きする時間はどのくらい?
塩分の目安としては以下のようになっています。
塩抜き前…約20%
12時間後…約12〜15%
24時間後…約7〜10%
はちみつで甘い梅干しに
白干梅を塩水に12時間浸したら、いったん塩水を作りなおして再度12時間浸します。塩分濃度は10%程度に下げます。梅干しをザルに上げて水けを拭き取ります。保存瓶に梅干しを入れたら蜂蜜液を注ぎ、1〜2週間漬け置きしたら完成。冷蔵庫で2ヶ月ほど保存が可能です。

お家でおいしい梅干しを簡単に作ろう!

塩抜きの手順やどのくらいの時間浸けたらよいのかがよく理解できましたね。これで、梅を余らせるなんてこともなくなりますよ。上手に塩抜きをして、しょっぱい梅干しとはお別れしましょう!