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「黒にんにく」をお家で作ろう!いろいろな作り方5種を解説

黒にんにくとは、にんにくを発酵・熟成させた食品です。買うと高価な黒にんにくを、自宅で作ってみませんか。時間は少々かかりますが、簡単にお安く作ることができますよ。今回はいろいろな作り方をご紹介します。ぜひ試してみてはいかがでしょうか♪

黒にんにくの作り方が知りたい!

健康を意識する方の間で知られる食品、黒にんにく。にんにくなのに臭くなく、プルーンのようなフルーティな味で、にんにくの臭いが苦手な方でも食べられるのではないでしょうか。

にんにく選びのポイント

熱を加えて発酵させる時に水分が抜けて小さくなるので、できるだけひと粒が大きめのものを選びましょう。粒がそろっていると発酵スピードが同じになり、うまくできます。

臭い対策は必須

炊飯器で作る場合、最初の数日間は特に強烈な臭いが立ち込めます。室内で作るのはむずかしく、基本的に外で作ることになります。その場合も「すき間のある木箱、段ボール、発泡スチロールの箱などで覆う」「なるべくお隣に近くない場所で作る」など、対策が必要です。

黒にんにくの作り方1. 炊飯器で作る

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一番多く作られているのが、炊飯器を使う方法です。発酵に必要な温度が70~80℃で、炊飯器の保温温度がこれに近いため、合理的な作り方です。

材料(3~5人分)

・にんにく……適量(青森県産の大玉にんにくなら、3合炊きで約6個、5合炊きで約10個入ります)
・酢……適量(にんにくが漬かるくらい)

作り方

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にんにくを炊飯器に入れ、酢をひたひたに注いで、1日置きます。保存バッグににんにくを入れて、酢を入れて空気を抜いて密閉する方法だと、酢を少なくすることができます。

焦げ付き防止のため、炊飯器の釜の底に竹ざるを敷きます。そこに、干したにんにくを詰め込み、上からガーゼをかけます。ガーゼをかけることで、むらなく発酵が進みます。

皮をむいてみて、黒くねっとりした状態になっていたらできあがり。外で1日干してから保存します。

作るときのコツと注意するポイント

直接入れると焦げ付きやすくなるので、底に竹ざるは必須です。玉のままでも、粒をばらして入れても作ることができますが、皮はむかないようにしてください。むくと、その部分が硬くなってしまいます。

黒にんにくの作り方2. 保温ジャーで作る

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保温ジャーとは、ごはんを保温しておく道具です。炊飯器と違うのは、保温機能のみなので蒸気が出る穴がないこと。蒸気の出る穴がないので臭いを防ぐことができますし、低めの温度設定なので焦げ付きにくく、マイルドな味に仕上がります。

材料(5~10人分)

・にんにく……1~2kg(一升用の保温ジャーの場合)

作り方

電子ジャーの釜に、焦げ付き防止の新聞紙を敷き、にんにくを入れます。この時、新聞紙でかるく包むようにしておきます。

2週間たったらふたを開け、黒くねっとりとしていたらできあがり。まだ水分が多いように感じたら、もう少し保温しましょう。外で1日干してから保存します。

作るときのコツと注意するポイント

炊飯器の時よりも設定温度が低めなので、できあがりに時間がかかるかもしれません。蒸気が出る穴がないので、にんにくはしっかり乾燥したものを使いましょう。

黒にんにくの作り方3. 圧力鍋で作る

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圧力鍋を使って作ることもできます。簡易的な仕上がりで、本当に熟成した黒にんにくではありませんが、手軽に作ることができます。道具をわざわざ用意したくない、とりあえず作ってみたいという方にはおすすめです。

材料(3~5人分)

・にんにく……適量(圧力鍋に入るくらい)
・料理酒……適量

作り方

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にんにくを料理酒に漬け込んでおきます。1時間~1日ほど漬けておくといいでしょう。長く漬けると臭いが少なくなります。

圧力鍋に竹ざるを敷き、ペーパータオルをその上に大きめに切って敷きます。にんにくを置いてペーパータオルで包み込むようにし、上から料理酒をしっとりするくらいまでスプレーします。

作るときのコツと注意するポイント

熟成期間を取らないタイプの作り方なので、本格的な黒にんにくとは味わいが異なります。圧力鍋で作っても臭いは出ますので、換気は忘れずに行ってください。

黒にんにくの作り方4. コンロで作る

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コンロで簡単に作る方法もあります。火加減の調整がややむずかしいですが、用意するものは焼き網とアルミホイルだけ、1番道具がいらない作り方といえるでしょう。こちらも簡易的な仕上がりですが、お試しで1個から気軽につくることができます。

材料(1人分)

・にんにく……1~2個

作り方

茎の部分が長ければカットしておきます。焦げ付きを防ぐためアルミホイルで1個につき、3重に包みます。

コンロに網をのせ、中火~強火で10~15分、裏返してさらに10~15分焼きます。

ホイルに包んだまま、新聞紙やキッチンペーパーなどでさらに包み、3日間熟成させます。できあがりは真っ黒ではなく、やや琥珀色の仕上がりになります。

作るときのコツと注意するポイント

にんにくはばらさず、玉のまま作ってください。簡単に作ることができますが、その分仕上がりに差が出やすいとも言えます。直火コンロでしかできないので、IHのコンロをお使いの方はそれ以外の方法を試してみてください。

黒にんにくの作り方5. オーブントースターで作る

オーブントースターで蒸し焼きにする方法もあります。コンロであぶるのと同じ加熱方法ですが、ひっくり返す手間がいらないので楽に作ることができます。同じく1個から作ることができるので、お試しで作りたい方におすすめです。

材料(1~2人分)

・にんにく……1~2個

作り方

直火で焼く時と同じように1個ずつ、アルミホイルで3重に包みます。

オーブントースターをあらかじめ予熱しておきます。アルミホイルで包んだにんにくを低温で30~40分焼きます。そのまま2~3時間放置します。

作るときのコツと注意するポイント

オーブンでも同じように作ることができます。140~160℃程度の低温で、30~40分焼くことを繰り返します。こちらはオーブントースターよりも熱源が遠いため、ホクホクした仕上がりになります。

黒にんにくの食べ方と保存方法

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おすすめの食べ方

真っ黒にできあがったものは、そのまま食べても臭くないので、1日ひと粒を目安に食べましょう。食べづらい方はチーズと一緒に食べたり、餃子やカレーに刻んで入れるのもおすすめです。麻婆豆腐に刻んで入れると、うま味がアップします。

保存方法と日持ち

炊飯器や電子ジャーで真っ黒に仕上げて乾燥させたものは、常温で1か月もちます。それ以上もたせたい場合は、保存バッグに入れて冷蔵で半年、冷凍で1年もちますが、なるべく早めに食べるようにしましょう。

黒にんにくを作って、もっとにんにくを食べよう!

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黒にんにくの作り方をいくつかご紹介してきました。買うとお値段が張りますし、食べ続けるのはむずかしいかもしれません。自宅で作ることができると、もっと気楽に食べることができますよ。自分だけでなく家族で食べたり、料理に使うこともできますね。

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この記事のライター

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