03.21Sat/土

LOCARI(ロカリ)

白髪染めメーカー広報に聞いた|コスパ最強!セルフカラーで失敗しないコツ #私たちの白髪問題

気になるけど聞けない、そんなリアルなお悩みのひとつが「白髪」。早い人は20代から悩む人もいますが、多くは30代後半ぐらいから少しずつ白髪が混じり始め、40代で本格的に悩むことが増えるようです。セルフで染めるべき?それともサロンで?はたまた、グレイヘア?悩めるアラフォー女性の気になる白髪問題をリサーチしました!

「あれ? こんなところに!」「もしかして、とうとう増えてきたかな?」鏡を見ながらドキッとしたこと、ありませんか? そう、増えてきたのは「白髪」。saita読者座談会でも気になると答えた人が多かった「白髪問題」を、自宅でのセルフカラー、サロンでのカラー、そして染めない選択の「グレイヘア」と3つのアングルから掘り下げます。

今のあなたの「白髪問題」に一番フィットする対策を見つけましょう。

コスパでサロンを圧倒するセルフカラー

高校時代の夏休みに……大学生になってすぐ……ドラッグストアでヘアカラーを買い込み、こっそり実家の浴室で染めた経験がある人もいるでしょうね(笑)。高校生でもおこづかいで手に入る価格設定が1番の魅力です。とはいうものの、お店の壁一面、足元から天井までの大きな棚にずらりと並ぶカラー剤の中からどれを選べばいいのか? そして、鏡で見づらい後頭部や襟足はどうやって染めるのか? 実は不安や疑問がいっぱいなのに、ちょっとママ友やご近所さんには聞きづらい話題でもありますよね。そんな山盛りの「?」に、ヘアカラー剤メーカーの担当者さんが、初心者にもわかりやすく答えてくださいました。「そろそろ」なひとも、「まだまだ」なあなたも、まずは、セルフカラーの基礎知識から学びましょう!

30代前半からすでに半数以上の人に白髪が!

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白髪についての世代別アンケート(花王株式会社調べ)

花王株式会社(以下、花王)の調査によると「白髪が気になる」という人は40代前半では66%、40代後半になると77%に達しているとのこと。また「最近1年間、どこで白髪を染めましたか?」という問いには、約半数の人が「自宅で」と答えています。もしかすると白髪が増えてくると顔回りの生え際や目立ちやすい前髪と分け目などを、ちょこっと小まめに染めたい人が多いからかもしれませんね。メイクのたびに生え際の白髪を見つけて、朝から気分が……。そんなときに思い立ったらすぐに染められるセルフカラーは便利!すでに40代以降の女性の間では、ヘアカラーがルーティンの一部となっている様子がうかがえます。

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白髪染めについての調査。自宅のみは25%、自宅と美容院は21%(花王調べ)

星の数ほどある? ヘアカラー。さてどれを選ぶ?

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クリームタイプや泡タイプ、ワンプッシュなど、白髪染めの種類もさまざま

白髪染め以外でも、ヘアカラーをしたことがある人なら、ドラッグストアなどでその数の多さに圧倒されたことがありますよね? さまざまなニーズに答えるべく各メーカーが「誰にでも手軽に」「多くの悩みに対応できるように」と研究を重ねた結果、多くの商品が世に出ることとなったようです。ちらりとその売り場を覗いてみると、早染め、クリーム、乳液タイプ、1剤、2剤、ブラシ型ノズル、コームブラシ、ワンプッシュ、泡タイプ、トリートメントタイプ、ヘアマニキュア……と、初心者にはどれから試してみればいいのかわかりません。そこで、「ブローネ」でおなじみの、花王株式会社商品PR企画部の川上直美さんにカラー剤の選び方のコツをお聞きしました。

初心者は、どれを選べばいいの?

――ヘアカラー商品の種類が多くて迷ってしまうのですが、白髪染めに少し抵抗がある場合、いわゆるおしゃれ染めというか普通のヘアカラーで染めても白髪は染まりますか?

花王株式会社商品PR企画部 川上直美さん(以下、川上さん):残念ながら白髪をしっかりと隠せないかもしれません。おしゃれ染めと言われる「黒髪用」は黒髪がキレイな髪色になるように「脱色力」が強く「白髪用」は白髪がしっかり隠れるように「染毛力」を強くした処方となっています。なので、白髪が気になり始めたらしっかり染まる白髪染め専用のものがおススメです。

――白髪が気になりだしたら、しっかりと色が入る白髪染めを選ぶべきでなんですね。でも鏡で見えないところがうまく染まるか心配です。初めて染めるときにはどのタイプを選べばいいでしょうか?

川上さん:髪全体を染めたい場合、初心者さんにはブローネ泡カラーをおすすめしています。キレイに染めるには、髪の毛1本1本にムラなく剤を付ける事が大切です。一般的な剤ではブロッキングといって、髪をいくつかのパーツにブラシなどで分け、ブロックごとに丁寧に髪に剤を塗っていく必要がありますが、「泡タイプ」にはこの手順がありません。シャンプーと同じ感覚で泡を髪にのせ、もみ込むようにして髪1本1本に剤をいきわたらせていくため、全体がムラなく染めやすい事が特長です。初めてでもトライしやすいと思いますよ。

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――白髪染めにも泡タイプがあるんですね! 若い子用(笑)のものしかないと思っていました。今、泡タイプはシャンプー感覚というお話でしたが、他にはどんなものがありますか?例えば、生え際だけが少し伸びてきて、数センチだけを染めたい場合は、泡タイプだと部分染めは難しいですよね。

川上さん:生え際などの部分染めは、気になる根元にピンポイントに剤をのせられるクリームタイプが便利です。色は今の自分の全体の髪色よりもワントーンくらい暗めのものを選ぶと、染めた後の仕上がりが自然になるので目安にしてください。コームやブラシ、ハケなどの種類やサイズも色々あるので、まずは色々試してみて、自分にとって使いやすいタイプのものを選ぶといいですね。また、残ったものを取り置きできるのでコストが抑えられるのも嬉しいですよね。ブローネのサイトでは、ご自身にぴったりのカラー剤を白髪の量や商品の特徴と併せて選べるように見やすくまとめています。また、動画で使い方の解説もしています。是非参考にしてみて下さい。そして、肌の色やお好きな色などから導く「パーソナルカラー診断」や、自分の顔で試せる「髪色シミュレーション」で自分に似合う色を見つけて髪色を楽しんで下さいね。

「染めずに隠す」という選択

ところで最近気になるのが、この「カラーシャンプー」「カラートリートメント」。

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カラーシャンプー&トリートメントは色褪せが気になるときの強い味方!

お店で見かけるだけでなく、テレビや雑誌などでもよく目にします。これはカラー剤とはどう違うのでしょうか?

ここからは、株式会社ダリヤ宣伝販促部広報担当の大木愛美さんにお聞きします。

――こちらはカラー剤とはまた違うものなのでしょうか?

株式会社ダリヤ宣伝販促部広報担当 大木さん(以下、大木さん):ヘアカラーのように一気に「染める」というのではなく、手軽に使えて徐々に白髪を目立たなくさせるといった特徴があるのがサロンドプロのカラートリートメントです。髪にツヤがでるので、カラーの色褪せが気になるときに使うのもおすすめです。また、いつものシャンプーするときと変わりなく使えて、染めた髪色をキレイに保つのがカラーシャンプーです。どちらもサロンに行くまでのつなぎとしても使えて便利ですよ。

――ツヤが出るのは魅力ですね。白髪だけでなく髪の傷みも多い悩みのひとつですが、髪を傷めずに白髪を目立たなくするようなものはありますか?

大木さん:化学反応を利用して髪を染めるのがヘアカラーのメカニズムなので、繰り返し使用することで、どうしても髪へのリスクは避けられません。毎月ヘアカラーで染めるのではなく、ダメージがより少ない「ヘアマニキュア」を使ったり、白髪が目立ってきたところだけに「ヘアマスカラ」「ヘアマーカー」を併用するなどの工夫で髪のダメージを抑えることは可能です。どうしてもヘアカラー剤での髪のダメージが気になる場合は、普段は染めずにお出かけや気分を変えたいときだけ、シャンプーで落ちる1日だけの「カラースプレー」を使うという方法もあります。

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髪を傷めないマニキュアタイプは所要時間が短いのも魅力

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ずらりと揃ったダリヤご自慢の「ヘアカラー剤でない白髪ケア」アイテム。

――なるほど「傷みが気になるのなら毛染め以外の方法で」という選択肢もある、ということですね。白髪は「染める」しかないと思っていましたが、髪が伸びて白髪が目立ってきた生え際だけヘアマスカラで隠したり、全体にカラースプレーを使って、素早く対応することもできるんですね。

大木さん:特にヘアマスカラは、顔回りや分け目、つむじ付近の目立つ白髪を隠すだけでなく、まとめ髪をした時に「あ、ここに!」というときに便利です。もちろん、しっかり白髪を染めたいという場合は部分染めがしやすいクリームタイプのヘアカラーを使えば、こまめに染めることができます。またこのタイプは取り置きができる商品が多いので、より経済的です。

自分でできる「白髪染め」「白髪隠し」のコツ

ひとまず、初めての白髪染めは自分の白髪タイプに合ったものでデビューをして、伸びた部分の白髪には、コームブラシ付きの部分染めかヘアマスカラでリタッチ。そして、次のカラーまでのつなぎには、カラーシャンプーやトリートメント、ヘアマニキュアで色褪せ予防やツヤ対策を……。

「白髪染め」と言っても、昔のように真っ黒に染める人ばかりではなく、多くの人が好みの色を選んでおしゃれを楽しんでいます。また、髪の傷みが気になるときは、染めるだけではなく、手軽なアイテムで上手に白髪を隠すことも可能です。

情報や価値観が多岐にわたっている昨今では、白髪に対する考え方も人それぞれ違います。髪の健康を大切にしたいのなら、染めないという選択肢もOK。その場合は、カラー剤ではないカラーシャンプーやトリートメント、ヘアマニキュア、カラースプレー、ヘアマスカラを上手に使って、髪の健康とおしゃれを同時にかなえることができます。

それに加えて最近では、グレイヘアを選んだ有名人のインタビューが雑誌やネットで特集記事になっているのを見かけることもあり、ひとりひとりがそれぞれの価値観で自分の「白髪問題」について考えることができる時代なりました。
自分に合ったカラー剤やリタッチアイテムで、白髪を隠すだけではなく、新たな「髪のおしゃれ」をスタートさせてみるのもいいですね。

>>併せて読みたい:美容師に聞いた「サロンで白髪染め」意外と知らないカラーオーダーの極意とは

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この記事のライター

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