肩こりでお悩みではありませんか?
オーダーメイド漢方YOJO薬剤師の道川佳苗です。肩こりは放っておくと頭痛や吐き気の原因になるなど毎日の生活に支障が出たり、表情まで暗くなってしまうことも。マッサージでこりがぶり返してしまう人は、根本的な改善が必要かもしれません。

今回は、漢方的な肩こりの原因のタイプ別に肩こり解消法をご紹介します。自分はどのタイプに当てはまるかチェックしてみてくださいね。
肩こりの主な原因は?
血行不良や筋肉のこわばり
リモートワークが浸透し、体を動かす機会も少なくなってきた人もいるのではないでしょうか?特にデスクワークの人は、集中すると同じ姿勢で長時間作業してしまうこともあると思います。長時間同じ姿勢が続くと、肩周りの血行が悪くなり、筋肉がこわばります。さらに悪い姿勢が重なると、より負担がかかり肩こりを悪化させていまいます。

その他にも、ストレスや冷え、女性ではホルモンバランスも影響します。
血行不良タイプ
こんな症状はありませんか?

冷えがある、むくみがち、月経不順がある、月経痛がある、冷えるけどのぼせることもある、目の下にクマができやすい、あざができやすいなどの症状がある人は、血行不良タイプかもしれません。お風呂で温めると肩こりが緩和するのもこのタイプの特徴です。
おすすめのツボ
<合谷(ごうこく)>
血行を良くし、肩こりや目の疲れにも効果があるツボです。手の甲を上にして、親指と人差し指の骨がぶつかる付近のくぼみにあります。
おすすめの漢方薬
血行を改善してくれる桂枝茯苓丸(けいしぶくりょうがん)や血行と水分代謝も整える当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん)などが用いられます。
ストレスタイプ
こんな症状はありませんか?

イライラすることが多い、怒りっぽい、不眠症状がある、お腹にガスがたまりやすい、ゲップがよく出る、気づくと肩に力が入っているなどの症状がある人は、ストレスタイプかもしれません。自分の好きなことをしている時、休みの日は肩こりの症状が軽くなるのもこのタイプの特徴です。
おすすめのツボ
<肩井(けんせい)>
肩のそばにあるツボで、肩こりや背中の痛みに効果があるだけでなく気持ちを穏やかにする作用も。肩のライン状にあり、首筋と肩先のちょうど真ん中あたりにあります。
おすすめの漢方薬
気を巡らせる「桂皮(けいひ)」という生薬が含まれた、柴胡桂枝湯(さいこけいしとう)などが用いられます。
緊張や冷えタイプ
こんな症状はありませんか?

後頭部やうなじがこわばって痛む、慢性的ではなく疲労時に肩が凝るなど一時的である、風邪を引く前に肩が凝る、寒気がして肩が凝る
おすすめのツボ
<大椎(だいつい)>
寒気を感じたらまず刺激したいツボです。体を温め、邪気から守ってくれます。風邪の予防にも効果があります。首の後にある大きく飛び出た骨の真下にあります。
おすすめの漢方薬
体を温め、筋肉の緊張を和らげてくれる葛根湯(かっこんとう)が用いられます。ただし、長期ではなく一時的な肩こりに用いられます。
漢方薬は自分の体質に合ったものを
自分の肩こりのタイプは分かりましたか?中には、複数のタイプは組み合わさっている場合もあります。ツボ刺激やお灸をしたり、生活習慣を整えても肩こりが改善しない場合は内側からのケアとして漢方薬も試してみてください。

自分に合う漢方薬を知りたい人は、ぜひ一度漢方薬局やオンライン薬局などで相談してみてくださいね。