03.18Wed/水

LOCARI(ロカリ)

おうちにある材料で。本場インド流「パラタ」の作り方

インドカレーに合わせる主食といえば、ターメリックライスやナン。でも実は本場では“パラタ”が主流なんです。無発酵の平たいパラタはパイとパンのあいだのような、サクサクとした層の食感です。カレーのお供の新定番「パラタ」の作り方をご紹介します!

本場ではナンよりもパラタ!?

Photo by muccinpurin
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インドカレー屋さんで、薄くて平たいパンのようなものを見たことがありませんか?実は“パラタ”といって、本場インドではナンよりもポピュラーな主食なのです。

筆者もパラタの食感に惚れて、インドカレーを作るときは毎回パラタを仕込みます。今回はその作り方とアレンジをご紹介しましょう。

インドの無発酵パン「パラタ」

Photo by muccinpurin
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“パラタ”は無発酵の平たいパンのこと。インドやパキスタンなど、カレーを主食とする地域では、日常的に食べられているんですよ。見た目はメキシコ料理のトルティーヤのようですが、生地が層になっていて、サクサクでほろほろの食感が特徴です。

サクサク食感の秘密は、独特の成形方法にあります。きっと、食べたときに「なるほどな」と思うはず。工程は多いですが、むずかしくはありません。さっそく作っていきましょう。

「パラタ」の作り方

生地はこねてからひと晩寝かせる必要があるので、食べる前日に仕込みましょう。

Photo by muccinpurin
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材料(8枚分)

・薄力粉……300g
・豆乳……110g
・卵(M)……1個
・溶かしバター(またはギー)……20g
・砂糖……大さじ1.5杯
・塩……小さじ0.5杯
・サラダ油……適量

※豆乳は牛乳でも代用できます。また今回は、きび砂糖を使っていますが、なければ上白糖を使ってください。

作り方

Photo by muccinpurin
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ボウルにサラダ油以外の材料をすべて入れ、粉っぽさがなくなるまでこねます。

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粉っぽさがなくなり、全体がまとまったら台の上に出し、表面がなめらかになるまで10分ほどこねます。

生地をこねたボウルは、のちほど使うので洗わずにとっておきましょう。

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親指の付け根を使って、全体重をかけるように手前から奥に押します。手前に戻して同じ作業を繰り返してください。

こねるうちに、全体がしっとりとなめらかな状態になりますよ。

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約10分ほどこねた状態です。表面がなめらかになりました。

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表面をなめらかに整え、ボウルに移してサラダ油を塗り、ラップを被せて室温で1時間寝かせます。

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全体を軽く手で押して平らにし、包丁で8等分にカットします。

カットした断面が表面に出るように丸め、生地が乾かないようにサラダ油を塗ります。蓋つきの保存容器に入れてラップをかけてから、蓋をして冷蔵庫でひと晩寝かせましょう。

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台の上に置いた生地を利き手で覆い、軽く小指を内側に入れるようにして、奥から手前に転がします。表面がなめらかになるように丸めましょう。

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サラダ油を両面に塗り、麺棒を使って18cmほどの丸型に伸ばして、半径のところにナイフで切れ目を入れます。

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切れ目を入れた部分から、くるくると生地を巻いていきます。円の中心に軽く手を添えるときれいに巻くことができます。

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最後まで巻き終わると円すい状になります。

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巻き終わったら太い部分を転がしながら細長く伸ばし、中心から渦状に巻いていきます。巻き終わりは生地同士をつまんで、しっかりとなじませましょう。

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上から押して、この状態で固く絞った濡れ布巾をかけて10分ほど休ませます。

5. 伸ばしてフライパンで焼きます

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4を麺棒で12cmほどに伸ばし、薄く油を敷いたフライパンで両面こんがりときつね色になるまで焼きます。焼きあがったらまな板の上にのせて軽く冷まし、両手を使ってクシャッと形を崩しましょう。

こうすることで層になった食感を際立たせます。

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できあがりました!きれいに焼けたパラタの形を崩すのはもったいない気もしますが、この形がパラタの特徴です。ちぎってみると、薄い生地が層になっているのがわかります。

インドにはさまざまな成型方法があり、今回のくるくると巻く成型方法は、よりサクッとした食感を楽しめます。

カレーに添えてみました!

Photo by muccinpurin
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焼きたてのパラタをカレーに添えて。サクッとしたパラタにカレーをたっぷりと付けてどうぞ。

ほんのりと甘いパラタは噛むほどに味わい深く、辛いカレーとの相性も抜群。カレーのスパイシーさがより引き立ちますよ!冷めるとサクサク感はなくなりますが、しっとりとした生地もまた新しい食感なんです。

上手に作るポイント

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成形中、すべての工程を一度に行うと生地が伸びにくくなります。各工程ごとに生地を5分ほど休ませると作業しやすくなりますよ。休ませるときは乾燥しないように固く絞った濡れ布巾をかけておきましょう。

工程中に生地に塗るサラダ油は、乾燥の予防と伸ばすときの打ち粉代わりの役目を果たします。生地のあいだに油を塗ることで、しっかりとした層が形成されますよ。

焼くときは焦げやすいので、火加減に注意しましょう。特に裏返してからは、フライパンも熱を持って焦げやすくなるので、一度塗れ布巾の上にのせて冷ましてもいいかもしれません。

スイーツにアレンジ!

Photo by muccinpurin
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成形の段階でシナモンシュガーを巻いて、シナモンパラタにアレンジ。焼くうちに砂糖が溶けて、お菓子のような香ばしい香りが……。スナック感覚でそのまま食べてもよし、お皿に盛ってバニラアイスをのせればデザートのように楽しめますよ。

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ポイントは、巻きはじめと巻き終わり、円周の部分には砂糖をのせないこと。砂糖がはみ出すと巻きにくくなってしまいます。

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さらに、円すい状になった生地を立てます。手の平で真上から押しつぶすようにして平らにし、麺棒で生地が破けないように伸ばしてから焼きましょう。

冷凍保存も可能!

焼いた状態でジッパー付きの保存袋に入れ、冷凍保存できます。食べるときは凍ったまま軽くトーストするか、フライパンで焼いてくださいね。

冷凍しておけば、成形の手間がなくいつでもパラタが楽しめます。トマトソースを塗って具をのせて、ピザのように仕上げてもおいしいんですよ。

焼きたてのパラタで本場のカレー気分

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ターメリックライスにお好みのインドカレー、パラタを添えて少しずつ混ぜながら食べれば、本場インドにいるような気分が味わえます。

焼きたてから冷めていくまでに代わる食感も楽しみましょう。

成形に慣れたら、生地にクミンや好みのスパイスを巻き込むのもおすすめです。むずかしい決まりはないので、楽しみながら独自のパラタを楽しんでくださいね。

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この記事のライター

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