03.18Wed/水

LOCARI(ロカリ)

こんな贅沢もたまにはあり!全室スイートの「ホテル雅叙園東京」で優雅にワーケーション

JR目黒駅西口から徒歩3分。90年以上の伝統を受け継ぐ「ホテル雅叙園東京」は、日本の美術工芸を随所に散りばめた唯一無二のミュージアムホテルです。全室80㎡以上の広さを誇る、スイート仕様の客室でワーケーションステイすれば、仕事もはかどりそう! “日本美のミュージアムホテル”と称される館内の装飾美も必見です。

非日常への入口?招きの大門をくぐってレセプションへ

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「ホテル雅叙園東京」は、1928(昭和3年)に創業者・細川力蔵氏の自宅を改装した純日本式料亭「芝浦雅叙園」を原点とします。1931(昭和6年)に現在の地へ移り、「目黒雅叙園」としてオープン。2017年には「ホテル雅叙園東京」と名称を新たに、オールスイートのホテルにリブランドされました。

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「招きの大門」を抜けるとそこは5階まで吹き抜けになったガラス張りのアトリウム空間。天井から日が差しこむ明るく開放的な雰囲気で、カフェラウンジやレストラン、パティスリー、さらに滝が流れる庭園もあります。専用エレベーターでレセプションがある8階へ。

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レセプションや客室を繋ぐ宿泊者専用エレベーターが開くと、孔雀を描いた神々しい螺鈿(らでん)細工がお目見え。螺鈿とは、漆に光沢ある蝶貝などの貝殻をはめ込んだ伝統工芸で、「ホテル雅叙園東京」にある螺鈿のなかでも美しさはひときわです。

エグゼクティブスイートがMYオフィス♪

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「エグゼクティブスイート」。リビングルームのテーブルには折り鶴と茶櫃が

客室は6~8階に全60室。約3万7000㎡もの敷地を有するホテルでたった60室とはなんとも贅沢。旧目黒雅叙園から受け継ぐ美空間と茶室をイメージした、5タイプあるスイートルームのなかで、ワーケーションにおすすめなのが「エグゼクティブスイート」。リビングとベッドルーム、バスルーム、さらに十分な広さのウォークインクローゼットも完備。チェックイン前の絢爛豪華な装飾美とは異なる、和の落ち着いた雰囲気が魅力的。

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柿渋染めの壁装飾が特徴のベッドルーム。ベッドサイドにはカーテンの開閉、照明の点灯・消灯ができるコントロールボタンとコンセント、USBポート、ベッドの正面にはテレビがあります。シンプルななかにも独創的な和の装いが素敵ですね。

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大理石のバスルームもすごい!脚を伸ばせるジェットバスとシャワールーム、そしてスチームサウナまで備わります。仕事終わりに優雅なバスタイムが楽しめそう。

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バスアメニティはフランスのスパブランド「Omnisens Paris(オムニサンス・パリ)」。シャンプーやコンディショナー、シャワージェル、ボディローション、さらに基礎化粧品までも用意。このちょっとした気遣い、女子には高ポイントですね。

仕事がはかどる、広々リビングルーム

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大きなデスクとその後ろに液晶テレビ、窓際にソファを置くリビングルームは明るく広々。MYオフィス気分でお仕事タイム。

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デスクワークに飽きたら窓際のソファに移動。脚を伸ばしてくつろぎながらパソコン操作を。この自由度の高い快適さは、スイートルームだから叶う環境です。

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ミニバーをチェック。フリードリンクはミネラルウォーター、日本茶、紅茶、3種のカプセルコーヒーを用意する「ネスプレッソ」のコーヒーマシンがあるので、仕事の合間のリフレッシュにぜひ。冷蔵庫には「HENRIOT」のシャンパンや甲州ワイン「シャトーメルシャン甲州きいろ香」などアルコールも豊富揃えています(冷蔵庫内はすべて有料)。

宿泊者専用のふたつのラウンジでお仕事&ひと息

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ワーケーションステイにぜひとも利用したいのが、宿泊者専用のライブラリーラウンジ「椿- TSUBAKI-」。ビジュアルブックなど書籍が並ぶ、大人のための静寂なラウンジです。日本画家・蔦谷龍岬氏による欄間の板絵や螺鈿細工の床柱など、昭和初期の芸術にも触れることができます。

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気分を変えて仕事をしたい人にぴったりな、本とアートに囲まれたラウンジ。予約不要なので、いつでも自由に利用できるのはとても便利ですね。

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ライブラリーラウンジと同じフロアには、こちらも宿泊者専用のラウンジがあります。春風に舞う桜の花びらをイメージした、エグゼクティブラウンジ「桜花」では、朝食からティータイム、アフタヌーンティー、イブニングカクテル、ナイトキャップと、時間帯に合わせたスイーツや軽食、ドリンクが楽しめます。

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天井画ショコラ「竹林」5個入り2400円は1階のショップ、PATISSERIE「栞杏1928」(パティスリー リアン1928)で販売

アフタヌーンティーの主役といえばスイーツ!ケーキやマカロン、季節の和菓子が揃い、どれにしようか迷いそう。必食はホテルのペストリーシェフによる、館内の天井や欄間を彩る日本画を再現した天井画ショコラ「竹林」。菖蒲、孔雀、桜などを描いたボンボンショコラで、ほうじ茶や山椒、紫蘇など、和のフレーバー揃い。「ホテル雅叙園東京」ならではの甘美なチョコレートを召し上がれ♪

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エグゼクティブラウンジ「桜花」は、小分けにした器を各自で取るビュッフェスタイルとなっています。季節で替わるメニューのなかから、ほうじ茶のういろう、BBQ ポークと抹茶ブラウニーのピンチョス、天井ショコラをチョイス。飲み物もコーヒーから紅茶、ジュースまで豊富に揃えています。

翌朝は日本の美に彩られた館内を見学!

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翌朝はせっかくなので、「ホテル雅叙園東京」の館内を探索。まずは1階のアトリウムの外に広がる庭園へ。鯉が優雅に泳ぐ池と涼しげに流れ落ちる滝…。都会にいることを忘れてしまいそうな美景に癒やされます。滝の裏にも散策路を設けているので暑い日は納涼にも良さそう。

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「ホテル雅叙園東京」には旧目黒雅叙園から受け継ぐ約2500点もの美術工芸があり、これらをホテルスタッフの解説付きで見学できるアクティビティ「雅叙園アートツアー」を開催しています。普段見ることができない結婚式場の神殿や特別個室に入ることができるこのツアーは、宿泊者限定!これはぜひとも参加したいですね。

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鹿鳴館や三菱一号館などを手がけた、日本近代建築の父と呼ばれる、建築家ジョサイア・コンドル氏設計の旧建築を移築した中国料理「旬遊紀(シュンユウキ)」の特別個室「南風」。マントルピースや日本画家・堅山南風(かたやまなんぷう)氏による花鳥画が壁と天井に描かれ、なんとも華やか。

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1階エントランスからレストランや客室がある棟へ続く回廊。壁面には立体的な彫刻を施した極彩色の木彫板が、天井には日本画家の横尾芳月(よこおほうげつ)氏らによる美人画が並んでいます。こちらは回廊に展示しているのでいつでも見られます。

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東京都指定有形文化財の「百段階段」も必見です。7号館まで建てられた旧目黒雅叙園の3号館にあたる「百段階段」は、1935(昭和10年)建造のホテル内に現存する唯一の木造建築。宴会場として使用していた7つの部屋を99段の階段廊下が繋いでいます。部屋ごとに趣向が異なり、画家や彫刻家、建具師、染師など、さまざまな職人の技術の粋が集結しています。

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7つの部屋のなかでもっとも華やかな「漁樵の間(ぎょしょうのま)」は、床柱や欄間、天井にさまざまな彫刻を施し、すべて純金箔や純金泥、純金砂子で仕上げています。2本の柱床には中国の説話「漁樵問答」のように、春と秋、海と山、立っている姿と座っている姿が相対するように描かれているので要チェック。

■ホテル雅叙園東京(ホテルガジョエントウキョウ)
住所:東京都目黒区下目黒1-8-1
TEL:03-3491-4111
チェックイン:15時
チェックアウト:12時
料金:1室あたり3万6480円~
※2021年7月現在の料金で、空室状況によって予約できない場合もあります

Text:木村秋子(editorial team Flone)
Photo:田尻陽子
※写真の一部はホテル雅叙園東京提供

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この記事のライター

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