今回は、焼き芋の作り方を総まとめ!オーブン、トースター、レンジ、グリル、炊飯器と、いろんな調理器具を使って実際に焼き芋を作ってみました。作るときのポイントはもちろん、それぞれの調理器具で作ると味わいがどのように変わるかもお教えします!
焼き芋を作るときのポイント
"ねっとり" or "ほくほく"は品種で変える
季節によって食べごろのさつまいもの品種が変わりますが、品種によって食感も変わってきます。
なかでも人気のねっとり系「安納芋」や「紅はるか」は、秋も深まるころに市場に出回りますよ。昔からよく家で食べていた、ほくほく系には「紅隼人」や「紅あずま」などがあり、スーパーでよく見かける品種です。
アルミホイル&新聞紙の有無は温度で決める
低温でじっくりと時間をかけて焼く場合は、アルミホイルだけを巻いて焼きます。(もしくは何も巻かずにそのまま裸でも◎)さつまいもは、60~70度の温度を保ちながら焼くことで、より甘味成分が分泌されます。
高温で一気に焼きあげる場合は、濡らした新聞紙(またはキッチンペーパー)を巻いてから、アルミホイルを巻きます。そうすることで、パサパサしてしまうのを防げるんですよ。
【ほくほく派】オーブンでの作り方
温度調節が細かく設定できるオーブンなら、低温でじっくりと焼きあげることができます。長時間の調理設定も可能なのでセットし直すこともなく、火も使っていないので、安全に手間なく作れるのがうれしいですね。
作り方
1. さつまいもをよく水洗いし、しっかり濡らした新聞紙を隙間なくピッタリと包みます。
2. その上からアルミホイルで隙間なくピッタリと包みます。
3. オーブンに入れて予熱なしで160度で90分焼いたら、そのまま10~15分ほど放置します。
4. 竹串を刺してやわらかければ、できあがりです。
おいしく作るコツ
洗った焼き芋をそのままアルミホイルで隙間なくぴったりと包むことで、さつまいもがよりしっかりと蒸され、甘さがグッと増します。高すぎない温度で時間をかけてじっくりと加熱することが、甘さを引き出す秘訣です。
【ほくほく派】トースターでの作り方

今やトースターは、一家に一台の必需品。安価な簡単機能なものから、こだわりの高機能なものまでさまざまですが、今回は簡単な機能のトースターを使って作りました。いつでも気軽に作れるので、ひとり分作るのにちょうどいいですよ。
作り方
1. さつまいもをよく水洗いし、アルミホイルで隙間なくピッタリと包みます。
2. トースターに入れ、800~850Wで15分焼いて10分置き、ひっくり返してまた15分焼きます。
3. 竹串を刺して、やわらかければ完成です。固そうならもう15分焼きます。(さつまいもの太さにより、時間は多少異なります。)
おいしく作るコツ
一気に高温で焼くのではなく、少し低めの温度で時間をかけてゆっくりと焼き上げます。15分焼いて10分置いて、15分焼くことで、余熱も利用してより甘さを引き出すことができます。焼き終わってからも少し放置しておくのも◎
【ほくほく派】電子レンジでの作り方

もっとも簡単に作りたい人必見!電子レンジを使って、焼き芋が作れちゃうんです。短時間で安全においしく作れるのは、電子レンジならではの特徴。時間がない忙しい人には、もっともおすすめな調理方法です。
作り方
1. たっぷりと濡らしたペーパーナプキン(または新聞紙)で、水洗いしたさつまいもを隙間なく包みます。
2. その上からラップで隙間なく包みます。
3. ラップに数ヶ所、竹串などで穴をあけます。
4. お皿にのせて、電子レンジ(500W)で10分加熱します。
5. ラップに包んだまま5分置きます。竹串がスッと通れば完成です。※固いようなら、さらに3分ずつ加熱して調節してください。
おいしく作るコツ
電子レンジはアルミホイルを使うと、マイクロ波によって発火する恐れがあるので、絶対に使わないようにしましょう。また、ラップでぴったり巻いたらしっかりと穴をあけておかないと、膨らんで破裂する原因になりますので、注意が必要です。
【ねっとり派】魚焼きグリルでの作り方
ご家庭によって、魚焼きグリルに遠赤外線などの機能が付いていれば、もっとも「焼き芋屋さんの焼き芋」に近いものができます。直火で焼き上げるグリルを使って、本格的なほっくり焼き芋に挑戦してみてください。
作り方
1. よく洗ってホイルで包んださつまいもを魚焼きグリルに入れ、弱火で30分焼いてそのまま10分ほど放置します。
2. 竹串がスッと入ればできあがりです。片面焼きの場合は、20分ずつ返しながら焼いてください。
おいしく作るコツ
片面焼きグリルの場合は、ひっくり返しながら弱火で20分ずつ焼いてください。太さや種類によって焼き時間も変わってきますので、時間を調整しながら焼いてみましょう。弱火で、時間をかけて焼くことがポイントです。
【ねっとり派】炊飯器での作り方

炊飯器レシピは、水を入れてスイッチオンで簡単調理できるのが特徴です。ズボラな人には炊飯器が一番かもしれませんね。よりねっとりしっとりがお好みなら、水の量を増やして自分好みに調節してみてください。
作り方
1. よく洗ったさつまいもを炊飯器に入れ、1cmほどおいもが浸かるくらいの量の水を入れてください。
2. 普通炊きのスイッチを入れ、通常通りに炊きましょう。そのまま、10~15分ほど放置すればできあがりです。竹串を刺してみて固いようなら、もう一度炊いてください。
おいしく作るコツ
炊飯器の水加減で、食感も変化します。少し多めに水を入れれば、よりしっとりとした焼き芋に。炊飯器にさつまいもが丸ごと入りきらないときは、半分に切ってから炊いてください。さつまいもの大きさなどにより、調節してみてくださいね。
甘みが強いのは?調理器具別の味わいの違い
オーブンで作った場合
さつまいもの品種にもよりますが、ほっくりとした懐かしい甘さの焼き芋に仕上がりました。新聞紙がなければ、キッチンペーパーを巻いてもOK。しっとりと蒸し焼きにした焼き芋は、プロが作ったような味わいですよ。
トースターで作った場合
ほくほくとした味に焼き上がります。こんがりと焼き目を付けたい場合は、最後にアルミを外して高温で焦げ目をつければ、焼き芋屋さんの味のような香ばしさが味わえますよ。筆者としては、トースターで作る焼き芋がもっとも好みでした。
電子レンジで作った場合
ほくほく食感の焼き芋に仕上がります。優しい甘さは蒸かしたような、昔ながらの味わい。温かいうちに食べたほうが、よりおいしくいただけます。
魚焼きグリルで作った場合
ねっとりとした焼き芋に仕上がります。時間をかけて甘味を引き出しているので、濃厚な甘みを堪能できますよ。直火ならではの、香ばしさが入り混じった香りも楽しめます。
炊飯器で作った場合
しっとりねっとりとした食感の焼き芋に仕上がります。とにかく柔らかい食感がお好みの方におすすめですよ。柔らかく潰しやすいので、スイートポテトなどのお菓子作りにも最適ですね。
焼き芋の作り方マスターになろう!

お家でも簡単に作れる「焼き芋」。とはいえ、さつまいもの品種や大きさや形がさまざまで、はじめは失敗してしまうこともあるかもしれません。しかし調理する道具によって、その特徴とコツを覚えてしまえば、お家でも簡単にいつでも焼き芋を食べることができます。
今回は、一般的によくスーパーで売られている「紅あずま」を使って作ってみました。みなさんもぜひ挑戦してみてくださいね。