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編集部が厳選!「世田谷パン祭り 2018」必食の名ベーカリー9選

2018年10月7日(日)、8日(祝)の二日間、「世田谷パン祭り 2018」が開催されます。世田谷区のベーカリーをはじめ、全国の名ベーカリーが一堂に会する本イベント。今回は、編集部注目のお店を9店舗厳選してご紹介します!

世田谷区がパン一色に染まる二日間!

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日本中のパン好きが待ちわびる夢の祭典が今年もやってくる!

世田谷区を中心とした全国の人気ベーカリー約120店舗が参加する「世田谷パン祭り 2018」が、10月7日(日)、8日(祝)の二日間の日程で、いよいよ開催されます。

昨年は過去最高となる5万人の来場者を記録し、名実ともに国内最大級のパンの祭典へと成長した本イベント。第8回目となる今年は“ジャ・パン”をテーマに、日本生まれのパンや、日本の風土や文化に合わせて独自の発展を遂げた外国のパンなど、多種多様なラインアップが勢ぞろいします。

今回macaroni編集部では、イベントの目玉である「パンマーケット」(会場:世田谷区三宿)に出店するベーカリーの中から注目のお店をピックアップ。世田谷区4店、その他地域5店の合計9店から、イチオシのパンや出店にかける意気込みなどをお聞きしました。

世田谷区のベーカリー4選

1.【経堂】「オンカ」

Photo by macaroni
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表参道の人気カフェ「パンとエスプレッソと」の姉妹店として、2011年にオープンした「オンカ(onkä)」。「onkä」とはアイヌ語で“発酵する”という意味をもつそうで、時間と労力を惜しまず、手間暇かけてつくられたパンが店頭に並びます。

老若男女を問わず支持される理由は、バラエティ豊富な商品ラインアップ。職人が発酵時間を確かめながら丁寧に焼き上げた「食パン」をはじめ、「子どものチョココロネ」や「アールグレイのメロンパン」など、定番から変わり種まで多種多様なパンを取りそろえています。

「クロックムッシュ」

Photo by macaroni
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同店イチオシは、世にも珍しいイングリッシュマフィン型の「クロックムッシュ」。もちっとした食感の生地に、塩気がきいた厚切りハムと濃厚なレッドチェダーチーズをのせて、窯でこんがりと焼き上げています。

「食べていただきたいパンはたくさんあるので、多くの方に見やすく選んでもらえるよう、ディスプレイを工夫したいですね」と、店長の下山さん。オンカを訪れたことがある方もそうでない方も、あなたのお気に入りが必ず見つかるはずです。

2. 【三宿】「シニフィアン シニフィエ」

Photo by macaroni
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三宿の閑静な住宅街に佇む、全面ガラス張りのブーランジェリー「シニフィアン シニフィエ(Signifiant Signifié)」。パン好きの間では知らない人はいないといわれるパン界の巨匠・志賀勝栄氏が2006年に立ち上げた、日本有数のブーランジェリーです。

「40時間発酵バゲット」

Photo by macaroni
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パンのおいしさを追求する志賀シェフが挑んだのが、発酵時間の限界。このバゲットは、粉の選定や酵母の組み合わせなど、何度も試作を重ねたうえで40時間もの発酵に成功。少し酸味の強い味わいに仕上げたそうです。

広報の小坂さんによると、レバーペーストや生ハム、クリーム系の料理と好相性とのこと。水分をたっぷり含んでいるため、冷凍してもかたくならず、リベイクしてももっちりとした食感を楽しめます。

秋冬限定パン「きなこ大納言」

Photo by macaroni
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こちらは、今回のイベントのテーマでもある"ジャ・パン"にぴったりな「きなこ大納言」。生地にたっぷり練り込まれたきな粉の風味と、大粒の大納言の上質な味わいが堪能できる期間限定商品です。

なお今回の世田谷パン祭りには、昭和女子大学現代教養学科とのコラボレーションで誕生した三色パン「ノワール ジョンヌ ブラン(noir jaune blanc)」が出品されます。

シニフィアンシニフィエは、イベント会場の三宿とは至近に位置しているので、ご紹介した両商品が気になる方は、ぜひ店舗に立ち寄ってみてはいかがでしょうか。

3. 【駒沢】「パンヤ アシヤ トーキョー」

Photo by macaroni
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大阪・芦屋に本店を構える「Panya 芦屋」の東京初進出店「パンヤ アシヤ トーキョー(panya ashiya tokyo)」。“耳までやわらかくおいしい”をモットーに、最上級の食パンを世に送り出しています。

「食パンで勝負しようと思ったきっかけは、『食パンの耳はかたくて残してしまう』というお客さまからの声でした」とはパン職人の住谷さん。原材料や熟成法、焼き上げなど試行錯誤を重ねて生まれたのが、「セレクト」と「プレミアム」の2種類の食パンです。

「プレミアム」

Photo by macaroni
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食パンのためだけに厳選した小麦粉をブレンドし、低温長時間熟成でおいしさを最大限に引き出したという「プレミアム」。一日に200本ほどは売れる同店の看板商品です。

塩、砂糖、生クリームをオリジナルの分量で配合し丁寧に焼き上げることで、もっちりした弾力のある歯ざわりを実現。ひとたび口に含めば、小麦の香りとバターの甘みがふんわりと広がります。また厚切りにしてトースターで2〜3分焼くと、生食パンとは違ったサクサクともっちり、好対照のアクセントを楽しめます。

4.【千歳烏山】「プクガリ 」

Photo by macaroni
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千歳烏山駅のにぎやかな商店街を抜け、大通りに面した区役所のはす向かいにある「プクガリ (pukugari)」。ご夫婦ふたりで営まれている地域密着型のパン屋です。

夫婦で経営するにはちょっと広めな店内ですが、ご主人の岡村和幸さん曰く「ゆっくりパンを見て選んでほしいのと、土地柄的にファミリー層が多く、ベビーカーでもそのまま入れるようにしています」。

パンづくりへの情熱はもちろん、食べる人を想うおふたりの優しさが伝わる、人情味あふれるベーカリーです。

「カレーパン」

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プクガリのパンの中でもダントツの人気を誇るのが、名物「カレーパン」。衣にフランスパンを使っており、通常のパン粉よりも油っぽくなく、ザクザクとした珍しい食感を楽しめます。ほのかな甘みを感じるパン生地と、辛みのきいた自家製カレーも相性抜群です。

お家で食べる場合はレンジで10秒加熱し、トースターで2〜3分焼いて水分を飛ばすと、できたてのおいしさを再現できるとのこと。

その他地域のベーカリー5選

5. 【東京・八丁堀】「カワイイ ブレッド&コーヒー」

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ポロック(パンプキン)

八丁堀の亀島川沿いにある「カワイイ ブレッド&コーヒー(Cawaii Bread & Coffee)」は、印刷工場をリノベーションしたちょっと変わったベーカリー。自然光がたっぷりと降り注ぐ店内には、国産小麦100%、自家製酵母とオーガニック食材を用いた20種類以上のパンが販売されています。

そんな同店からは、アメリカの抽象表現主義の画家、ジャクソン・ポロックの絵画から着想を得たという「ポロック(パンプキン)」が出品予定。見た目はふつうのパンですが、ナイフを入れるとあら不思議。あずきとかぼちゃで表現された、抽象画のような断面が顔をのぞかせます。

お話をうかがった担当の中山さんは、「自宅でリベイクするときは、うっすら焦げ目がつくぐらいがベスト。表面はカリッと、中はもっちりとした食感のアクセントが楽しめます」とおすすめの食べ方を教えてくれました。

アートやデザイン分野の企画やコンテンツ制作を手がける「カワイイファクトリー」がプロデュースしたベーカリーだけあって、ほかでは味わえない個性の立ったパンたちに出会えるはず。

6. 【埼玉・川越】「川越ベーカリー楽楽」

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昔ながらの風情が色濃く残る小江戸・川越。その中でも観光名所として人気を博す“お菓子横丁”に店を構える「川越ベーカリー 楽楽」は、創業以来一貫して国産小麦・天然酵母・無添加にこだわったパンづくりがモットーです。

さかのぼること12年前、当時としては珍しかった国産小麦を使ったパン専門店としてスタートした同店。近年では「サンドイッチパーラー楽楽」、「窯出し蜜いも ほくほく」という2つの系列店もオープンさせるなど、川越ベーカリーのブランドは全国的な知名度を得るまでに成長しました。

8回目の参加となる今年のイチオシは、川越の銘酒『鏡山』の酒粕を合わせて焼き上げた「甘酒のカンパーニュ」。国産小麦ならではのもっちりとした食感はもちろん、フルーティーでふくよかな大吟醸の香りがふわりと漂うひと品に仕上がっています。川越ベーカリーの女将・上野祐子さんによると、しょうがの蜜漬けを一緒に練りこんでおり、甘さとピリリとした風味の変化が良いアクセントになるよう、仕上げているそうですよ。

7.【沖縄・浦添】「ココベーグル」

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沖縄・浦添に店を構える「ココベーグル(coco bagel)」は、世田谷パン祭りに毎年出店しているという常連店。“体にやさしいベーグルであること”にこだわり、70種類以上のベーグルはすべて北海道産を使用するという徹底ぶりです。

さらに毎年、黒糖、紅芋、マンゴー、シークワーサーといった、沖縄名産の食材を取り入れた新作ベーグルも多数発売。同店の丸山さんは「飽きずに楽しく食べられるベーグルづくりがモットーです」と話します。

イベントには、ココベーグルで大人気の白玉シリーズから「白玉紅芋あんベーグル」が登場。ベーグルに白玉と紅芋のあんがたっぷり入った、ボリューム満点な商品です。また、あまりのもちもち加減に“カミカミ度最大級”と評判の「もちもちベーグル」も、必ず食べておきたい商品です。

8.【北海道・札幌】「ふわもち邸」

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黒豆とあんこと豆乳クリームドーナツ

北海道の知る人ぞ知る人気店「ふわもち邸」は、その名の通り“ふわふわもちもち”のドーナツ・ベーグルを販売する専門店です。100種類以上をこえるドーナツ・ベーグルはどれも、北海道産小麦を使用し、職人が一つひとつ手づくりで焼き上げています。

ベーグルと並んで人気を集めるのが、口当たりの軽さが魅力のドーナツ。独自の製法でドーナツ特有の油っぽさをおさえ、ふんわりとしたやさしい食感を実現できたのだそう。

今回で2度目の出品となるふわもち邸のおすすめは、和の食材をごま生地で包んだ「黒豆とあんこと豆乳クリームドーナツ」。こちらはイベント限定の商品で、同店の金谷さんによると「抹茶やほうじ茶と一緒に食べると、より具材の風味が引き立ちおいしく食べられる」のだそうです。

9.【東京・幡ヶ谷】「パン工房 プクムク」

Photo by macaroni
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まるでエスニック雑貨店のような極彩色の外観が目を引く「パン工房 プクムク(pukumu)」。開業以来19年、“子どもからお年寄りまで、みんなが安心して食べられるパンづくり”をコンセプトに、流行や伝統にとらわれないパンを数多く生み出してきました。

世田谷パン祭りへの出店も6回目を迎えますが、鎌形さんらで結成したバンド「プクムクズ」としても5年連続出場中。今年も10月8日(祝)のライブパフォーマンスで、オリジナル曲を披露する予定だそう。鎌形さんは「パン、音楽ともに、食べ頃、聞き頃をむかえています」と手応えを口にしていました。

そんなプクムクの名物といえば、店名を冠した「プクムクバーガー」。ふつうのハンバーガーとは違い、バンズに具材をはさんでから焼成するという変わった商品なんです。パテやピクルス、ベーコン、玉ねぎなどは、加熱しても縮まらないよう分厚めになっており、食べ応え十分。さらにこのボリュームで280円と、破格のコストパフォーマンスも魅力のひとつです。

あなたが食べたいパンは見つかりましたか?当日食べきれなかったパンは、自宅に持ち帰ってリベイクして楽しんでみるのも一興。この機会に、お気に入りベーカリーを見つけてみてはいかがでしょうか。

「世田谷パン祭り2018」
開催日:2018年10月7日(日)・8日(月・祝)
開催時間:11:00〜17:00
会場:IID 世田谷ものづくり学校、世田谷公園、池尻小学校第2体育館、せたがや がやがや館、三宿四二〇商店会加盟店ほか
料金:入場料無料

取材・文/小林萠(macaroni編集部)

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この記事のライター

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