
まだまだ抱っこやおんぶがメインのママたちにとって、冬に悩ましいことといえばコート選び。抱っこ紐ママのために作られた専用コート「ママコート」を選ぶ人、もしくはそれに代用できるコートを探す人…それぞれのニーズにあった、おすすめの一着とは?お手本“抱っこ紐コーデ”とあわせてご紹介します。
「抱っこ紐期ママ」のコートの選び方は?
理想的なのは、抱っこした赤ちゃんも一緒にすっぽりカバーできる一着。赤ちゃんを寒さから守れるだけでなく、重ね着させる手間や着込ませた厚みで抱っこ紐が窮屈になる…というストレスから解放されるのも大きなメリットです。そして何より、抱っこ紐をした上に着ても素敵に見えるかどうかも気にしたいところ。
「抱っこ紐対応コート」が活躍するのは子供が何歳まで?
歩き出す前までは大活躍間違いなし。その後も“ぐずって抱っこ”というパターンに陥りやすい2歳頃までは重宝しそうな予感です。抱っこでの移動が多いライフスタイルならば、ぜひ一着は欲しいところ。

撮影/竹内裕二〈BALLPARK〉
抱っこ紐対応の専用アウター「ママコート」とは?
一部ママに人気なのが「ママコート」と言われる赤ちゃんを抱っこやおんぶしたまま着られるように設計されたコート。抱っこ用、おんぶ用、両用タイプといった種類がありますが、なかでも便利なのは赤ちゃんを覆うためのパーツ「ダッカー」付きのもの。ダッカーを取り外せば普通のコートのシルエットになるので、抱っこ卒業後も引き続き活躍してくれるんです。
「ママコート」があると便利なママはこんなタイプ
■乳幼児を連れながら上の子の送迎や公園遊びが日常のママ
ベビーカーを押しながらだと上の子と手を繋ぎづらいだけでなく、いざという時すぐに追いかけられないのも不安。さらには「抱っこだと赤ちゃんが寝ていてくれる」というのもよくあるパターン。 上の子に付き添う時ほど抱っこ紐をしながらさっと着られるママコートが頼れます。
■積雪地域でベビーカーが使いにくい
いつもはベビーカーでも、雪が積もると、否応なしに抱っこ紐一択に。電車やバスなど公共交通機関を使うことが多いママも、抱っこ紐だけで身軽に移動したい日があるはず。ママコートが一着あると重宝しそうです。
《ママコートを買ってよかった派のママたちの意見》
「ダッカーが頭から足先までしっかり防寒してくれて、赤ちゃんはアウター要らず。着込ませる手間が省けました。」(Nさん・30歳/2歳の男の子ママ)
「上の子もまだまだ手がかかり、赤ちゃんは抱っこよりおんぶが基本。おんぶでも一緒に防寒できるコートがあって助かりました!」(Aさん・34歳/3歳女の子 1歳女の子ママ)
抱っこ紐ママにおすすめ!冬のコートスタイル15選
抱っこ紐をしたままゆったり羽織れて、なおかつスタイリッシュに見えることも重要ポイント。抱っこ紐期のママに人気のコートをデザインごとに、お手本コーデをご紹介します。
子どもと一緒に防寒① 【ポンチョ型】コート
シックなネイビーチェックを選べば きれいめカジュアルが完成

袖周り・肩周りがゆったりしたポンチョは、抱っこ期ママの羽織りとして理想的なデザインのひとつ。ネイビー基調のシックな一着なら、デニムコーデに合わせてもカジュアルになりすぎず上品さのキープが叶う。
コート(トゥモローランド コレクション/トゥモローランド)
インナーを黒のワントーンでまとめて 「抱っこ」も「キレイめ」も両立

抱っこ紐期のコーデをスタイリッシュに仕上げるには、抱っこ紐込みでカラーコーデを考えると◎。インナーを黒でまとめると、縦のラインが強調され、スッキリ見えが叶います。上品なベージュのリバーコートが主役になることで、全体が洗練された印象に。
コート (Theory luxe/リンク・セオリー・ジャパン)
素材のクラス感も きちんと見えの重要ポイント

撮影/川﨑一貴〈MOUSTACHE〉
日々重くなる赤ちゃんを抱えて歩くママにとって、軽くて暖かなカシミアは理想的な素材。さらにカシミア特有のリュクスな光沢が、動きやすさ重視のカジュアルなスタイリングにもクラス感を出してくれます。防寒面だけでなく、スタイリングの面でも心強い味方となってくれそう。
ポンチョコート(ウィム ガゼット/ウィム ガゼット 玉川髙島屋S・C店)
上品ベージュのリバータイプなら スウェットの印象もがらりと変わる

撮影/川﨑一貴〈MOUSTACHE〉
いつの時代も抱っこ期ママの定番トップス、スウェット。今季はお出かけコーデにも取り入れたいアイテムですが、カジュアルな印象が強いので羽織りのカラーや素材で上品さを添えて印象を変えてみて。淡いベージュならキレイめ感もひとしおで、仕事モードのスタイリングにも着回せます。
ポンチョコート(セルフォード/セルフォード ルミネ新宿1店)
ざっくり羽織れるフード付きは 実は甘め派にこそおすすめ

撮影/川﨑一貴〈MOUSTACHE〉
フード付きのざっくりしたシルエットは、実は甘めなワンピースやスカートとも好相性。程よいカジュアル感が、ちぐはぐになりがちな抱っこ紐と甘めアイテムを絶妙に繋いでくれるんです。トレンチ風や上品なベージュなど、キレイめなデザインが馴染ませやすくておすすめです。
ポンチョコート(アンスリード/アンスリード 青山店)
子どもと一緒に防寒② 【ゆったりショート丈】コート
トレンドを効かせたあしらいは 「お洒落したい」シーンにも対応

たっぷりしたシルエットにセーラーカラーが可愛い、甘め好きにはたまらない一着。トレンド感も抱っこも両立できて、さらにはさっと羽織るだけで華やぎも出してくれる。何かとお洒落を制限されがちな抱っこ期ママにとって、どこまでも頼れる存在です。
コート (アダム エ ロペ/ジュンカスタマーセンター)
冬の街に映えるカラーで コーデも気持ちも華やがせて

スカートにもパンツにも合う丈感の使い勝手の良い一着こそ明るいカラーを。冬に多くなりがちなモノトーンコーデに羽織るだけで洒落感を出してくれるので、コーディネートを考えるのが面倒な日にも重宝します。明るいカラーは、コーデだけでなく気持ちにも華やぎを与えてくれるはず。
コート(ロンハーマン)
仕事モードにシフトしやすいのは きちんと見えするショールカラー

ゆったりしたシルエットでも、ショールカラーのコートならきちんとした印象に。抱っこ紐を外せばすぐに仕事モードにシフトできそうです。カジュアルにもキレイめにも着こなしやすいブラウンは、仕事にもお出かけにもフレキシブルに活躍する優秀カラー。
コート (スロー)
大定番のネイビーは 抱っこ期卒業後もフル活躍

コンサバにもモードにも振れる、使い勝手の良いネイビーコート。抱っこ紐ありなしに関わらず、実はネイビーコートこそエフォートレスに羽織れるデザインがおすすめ。ネイビーのかっちり感が絶妙に抜かれ、広い振り幅で着こなせます。抱っこ期はもちろん、その後もトレンドに左右されず活躍してくれそう。
コート (スピック&スパン/スピック&スパン ルミネ有楽町店)
子どもと一緒に防寒③ 【ゆったりロング丈】コート
オーバーコートなら 無条件にスタイリッシュ見え

撮影/渡辺謙太郎〈MOUSTACHE〉
ライトカラーの魅力は、その清潔感で全体をシャキッとさせてくれるところ。インナーがカジュアルでもデニムでも、そして抱っこ紐をしていても、凛とした雰囲気が保たれるのが嬉しい。ゆったりしたラインのロング丈でも、もたついた印象とは無縁です。
コート(カオス/カオス表参道)
ボリュームのあるアウターは どこかを締めてメリハリを

撮影/西崎博哉〈MOUSTACHE〉
抱っこ紐にプラスして分厚いニットも着込めそうな、ゆったりしたシルエットのアウター。抱っこも含めて上半身にボリュームが集まるスタイリングは、ボトムスや足元をタイトに締めてメリハリをつけるのが正解。ほっそり見えも叶えてくれます。
ライナー付きコート(VACHEMENT/プラージュ 代官山店)
赤ちゃんとそれぞれ防寒 【薄手ダウン】コート
少し大きくなると、急に歩きたがったりぐずって抱っこになったり…というのがあるあるパターン。抱っこ紐をすぐに着脱できる、抱っこ紐の下に着られるアウターも一着持っておきたいところ。薄手でもしっかり暖かいダウンがおすすめです。
すっきりミニマムな1着は ノーカラージャケット感覚で

軽くコンパクトなダウンは、上から抱っこ紐を装着してももたつかずママも赤ちゃんも快適。ネイビーのノーカラーデザインなら、ダウン特有のカジュアルさがなくコンサバに着こなせます。通勤にも重宝しそう。
ダウン (デサント オルテライン/デサント ブラン 代官山)
抱っこ紐とカラーを揃えるのが スタイリッシュ仕上げの要

抱っこ期ママが覚えておきたいのが、「トップスと抱っこ紐を同系色にすると、コーデがまとまって見える」というルール。出番が高いアウターは、ぜひ法則に則ったカラー選びを。グレーの抱っこ紐なら、ベージュなど幅広いニュアンスカラーが合います。
ダウン (タトラス/タトラスインターナショナル)
お出かけ先は室内派・買物は車派に 【厚手カーデ】
実は大人よりも暑がりな赤ちゃん。モールやショッピングなど室内施設へのお出かけや、普段車移動が多いママには、厚手のカーディガンがベストな羽織りです。
“ゆるっと”感が今っぽさのコツ アウター見えするサイズ感が◎

抱っこ紐の上からもゆとりをもって羽織れる、たっぷりとしたサイズ感がおすすめ。それは着心地だけでなく、可愛らしさ、今っぽさ、あらゆる面から重視したいポイントです。パンツにもスカートにも合うのは、お尻が隠れるぐらいの丈感。
カーディガン (ザ・リラクス/ザ・リラクス フィッティングハウス)
すとんと落ちるラインなら 産後の体型カバーにも一役

身体のラインを拾わないドロップショルダーシルエットなら、抱っこ紐の上に羽織っても肩が大きく見えず、気になる腰回りもふんわりカバー。抱っこ時に限らず、産後の体形カバーに大きく貢献してくれるはず。
カーディガン ¥53,900(ATON/エイトン青山)
まとめ
素敵なコートを見つけても、抱っこ紐だと着づらかった…そんなジレンマに陥りがちな抱っこ期の冬。でも、シルエットや色選びのコツをおさえれば、抱っこもお洒落も、そして防寒も、しっかり叶えることができそうです。あなたのスタイリングとライフスタイルに合った、お気に入りを見つけてくださいね。
文/磯部薫
※掲載中の情報は誌面掲載時のものです。商品は販売終了している場合があります。
よくある質問
ママコートは必要?
普通のコートで代用できることも多いので、絶対に買わなければいけないということはありません。生活スタイルに合わせて選んでみてください。
「抱っこ紐対応コート」が活躍するのは子どもが何歳まで?
歩き出す前の月齢までは、大活躍間違いなし。その後も2歳頃までは重宝しそうな予感。
抱っこ紐ママに人気のコートの形は?
今年はショート丈リバーコートやポンチョなどゆったりとしたシルエットアウターが人気。