03.18Wed/水

LOCARI(ロカリ)

シャウエッセン、どう作るのがおいしい?ボイル、焼く、電子レンジ、マツコ直伝のゆで焼きで比較してみた

パリッとはじけるような皮が印象的な、本格あらびきウインナー・シャウエッセン。好みは分かれますが、実際にどう調理するのが1番おいしいのでしょうか? 今回はメーカーが推奨する『黄金の3分間ボイル』ほか、「焼く」「電子レンジで加熱」「ゆでてから焼く」の4パターンを試してみました!

1985年の発売開始以来、本格あらびきウインナーとして親しまれている「シャウエッセン」。市販のウインナーの中では比較的値段が高めですが、根強いファンも多いですよね。

シャウエッセン、調理方法で味わいはどれだけ変わる?

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シャウエッセンが推奨する「黄金の3分間ボイル」

パッケージには3通りの食べ方が書かれている

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加熱済み商品なのでそのままでも食べられます
パッケージ裏面には「シャウエッセンのおいしい召し上がり方」として「ボイル」「電子レンジ」「焼く」の3パターンが案内されています。今回はこの3つに加えて、筆者が最近ハマっている「少量の水でゆでる→焼く」の計4パターンを試してみます!

【1:ゆでる】『黄金の3分間ボイル』を実践!

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沸騰したら弱火にし、シャウエッセンを入れて3分間ゆでます
まずはシャウエッセンが推奨する『黄金の3分間ボイル』に挑戦。調理の仕方は以下の通り。簡単!
・鍋にお湯を沸騰させる
・弱火にし、シャウエッセンを入れて3分ゆでる
・お湯から取り出す

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ゆでるとだんだんウインナーの良い香りがしてきます
ゆでてから30秒を過ぎる頃にはウインナー特有の甘い脂の香りが。また、お湯に投入した直後のウインナーは下に沈んでいたのですが、徐々に浮かんできました。皮もぷっくりと膨らんできています。

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3分間ボイル後のシャウエッセン
こちらが『黄金の3分間ボイル』後のシャウエッセン。ふっくら、プリッとしていて、見るからにおいしそうです!

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肉汁が飛び出してきました!
ウインナーの断面図も撮影したいと、今回はフォークとナイフを使いましたが、フォークで刺した途端にプシュッと脂や肉汁が! 流れ出る量も多く、皮の内側にしっかりとどまっていたことが分かります。

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豚肉の脂の甘さが印象的です
弱火でたった3分ですが、中までしっかり温まっていてジューシーな仕上がり。焼いたときのような香ばしさはありませんが、皮がプリッと、パリッとしていて、豚肉の脂が非常に甘く感じます。

【2:焼く】中火でじっくり焼く

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パッケージの裏面でも紹介されている食べ方です
2つ目の方法は「焼く」食べ方。パッケージの裏面には、
と明記されています。先ほどのボイルと違って、時間については書かれていないんですね。

今回は中火で3分を目安に、炒め焼きをしてみます。

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菜箸で時々転がしながら焼きます
ゆでていたときとはまた違う香ばしさが部屋に漂い始めました。およそ1分ほどで表面に焼き目が付いて……。

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焼き始めて2分、皮が破けてきました
さらに2分経過した頃からは皮が少しずつ破け始めました。ウインナーの中から脂が出て来てしまい、ちょっともったいないような気がしてきます。

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中火で3分焼いたシャウエッセン
出来上がりました! フライパンに油はひいていませんが、仕上がりは照り照り! 皮を焼いた香ばしさもしっかり感じられます。

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中火で焼いたシャウエッセンの断面図
しかし、先ほどの『黄金の3分間ボイル』で驚いた、フォークで刺したときのプシュッという肉汁感はありませんね……。焼いている間に皮が破けて脂が少し出てしまったせいなのか、皮の中の肉がギュッと凝縮しているように思えます。また、先ほどよりも味わいが心なしか濃厚な印象です。豚肉の脂の甘みよりも、塩味の方が強いように感じました。

「皮が破けてしまったから肉汁が少なく感じたのかも?」と思い、今度は皮が破ける直前まで焼くことにしてみました。

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皮が破ける直前まで焼いたシャウエッセン(中火で2分)
中火で焼くことおよそ2分、肉汁はボイルのようにプシュッと飛び出したのですが、中がしっかり温まっていないような……。ウインナー内部の脂がまだ白く固まっている部分があり、とけきっていないように感じました。

【3:電子レンジ】皿にのせて温める

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シャウエッセンを電子レンジで温めます
3つ目の方法は「電子レンジで温める」食べ方。パッケージの裏面には、
とあります。目安は3本の場合、500Wで約30秒です。

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電子レンジで加熱したシャウエッセン
書いてある通りに電子レンジで加熱してみると……? 全体は温まってはいるのですが、ボイルのときのような皮のふっくら感があまり感じられませんね……。

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電子レンジで加熱すると、皮がキュッとしまった印象に
食べてみると、じっくり焼いたときと同じくらい、濃厚な味に思えます。皮もキュッとしまっていて、シャウエッセンの持ち味であるふっくら、パリッと感が薄れてしまったような印象を受けました。

【4:ゆで焼き】フライパンでゆでてから焼く

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シャウエッセン1本につき水大さじ1を加えます
最後の4つ目は「ゆでてから焼く」。以前、テレビ番組にてマツコ・デラックスさんも実践していると言っていた方法です。今回はシャウエッセン1本につき、水大さじ1を加えて調理。火加減は弱火と中火の間くらいにし、水がなくなるまで転がしながらゆでます。

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水がなくなったら、軽く焼き目が付くまで焼きます
水がなくなるまでおよそ4分。その後もそのまま加熱し、軽く焼き目が付くまで焼きます。火をつけてから完成までおよそ6分かかりました。今までの調理法では最も時間がかかっています。

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ゆで焼きしたシャウエッセン
完成しました! 「ゆでる」と「焼く」、どちらの良さも兼ね備えたハイブリットな調理法なのではないでしょうか。では実際に食べてみましょう!

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ゆで焼きのシャウエッセンを実食
確かに、皮はふっくらしつつ、香ばしい焼き目もあり。申し分ない味わいではあるのですが……。水が少なすぎたのか、皮のはじけるような食感にはちょっと遠いような気がします。あの『黄金の3分間ボイル』のプリッと、パリッと感が忘れられない……!

【結論】好みにもよるが、魅力を生かすならボイルがおすすめ

今回、シャウエッセンで4パターンの食べ方を試してみました。どれが最もおいしいのか、個人的な結論としては【1:ゆでる】『黄金の3分間ボイル』をおすすめします。

やはりメーカーが推奨する食べ方。シャウエッセンの魅力である皮の張り感を楽しめました。さらに、豚肉の甘みがしっかりと味わえることも良さの1つ。しかも、「焼く」「ゆで焼き」のように焼き加減の見極めが不要で、誰でも簡単に再現しやすいこともポイントが高いです。

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プリッ&パリッと感を求めるなら「ボイル」
​​​​​​ほかに、候補に挙げた食べ方は、好みやシーンで変えると良いのかもしれません。香ばしさが欲しいときは【焼く】。これはご自宅でだけでなく、キャンプなどで炭火の香りをつけながら焼くとさらにおいしさが倍増しそうです。【電子レンジ】は数本を早く食べたいとき。【ゆで焼き】は皮のパリッと感も香ばしさも両方欲しいとき。

食べるシーンによって、調理法を使い分けるのもおすすめ!

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「いつ食べるか」で調理法を変えるのも良いのでは
ちなみに、「ゆでる」「電子レンジ」「ゆでてから焼く」の3パターンは、時間が経つと少しですが皮にシワが寄り、締まったような食感になります。顕著なのは【電子レンジでの加熱】で、変わらないのは【焼く】の調理法。そのため、家ですぐ調理して食べるときは【ゆでる】【電子レンジ】で調理し、お弁当用にするときは【焼く】などにしてもいいのではないでしょうか。

筆者は、【ゆで焼き】が1番おいしいと思っていたので、この結果は意外でした! ぜひご自身でも比較してみてはいかがでしょうか?

この記事の筆者:田窪 綾 プロフィール
調理師免許を持つフリーライター。総菜店やレストランで8年ほど勤務経験あり。食分野を中心に、Webや雑誌で取材やインタビュー記事作成、レシピ提案などを行う。

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