食卓に登場することが多い唐揚げ。サクッとジューシーに仕上げる揚げ時間って、どのくらいがベストなのでしょうか?今回は、おいしく唐揚げを仕上げる揚げ時間や、揚げ方のコツをおつたえします。おすすめレシピもご紹介しますよ。
おいしくジューシーな唐揚げを作ろう

家族みんなが大好きな唐揚げ。お弁当のおかずにも人気ですよね。しかし、自宅で唐揚げを作ると、いつもべちゃっとした仕上がりになってしまうと悩んでいる方はいらっしゃいませんか?唐揚げには、おいしく作るためのコツがあるのです。
今回は、揚げる時間や油量など、さまざまなコツとおすすめレシピをご紹介しましょう。コツを押さえながら、おいしい唐揚げを作ってみてくださいね。
唐揚げの揚げ時間は5~6分

まず、唐揚げを揚げる際、揚げ時間が何より大切です。
一口サイズの唐揚げを作る場合には、5~6分程度の揚げ時間がベストです。これは合計での時間になりますので、しっかり覚えておきましょう。
一口大よりも大きくカットした唐揚げを作る場合には、様子を見ながら時間を調節してくださいね。
揚げ始めは高温で
次に、揚げるための油の温度です。
油の中にお肉を投入する場合には、低い温度ではなく、しっかり高温にしましょう。180度が最適です。油の温度が低い状態でお肉を入れてしまうと、衣がしっかりと固まらずベチャベチャになってしまいます。
お肉のドリップを閉じ込めるためにも、揚げ始めは高温でしっかり衣を固めましょう。
お肉が浮いてきたら弱火
油にお肉を投入し、しばらくするとお肉が自然に浮いてきます。お肉が浮いてきたら中火から中弱火に火を落とし、じっくりと火を通していきましょう。
高温のままにしていると唐揚げが焦げてしまい、中心部分まで火が通らないこともあります。生焼けの状態では食べられませんから、上手に火を通すためにも唐揚げが浮いてくるタイミングを見逃さないで!
二度揚げする場合の揚げ時間

唐揚げは二度揚げすることによって、「サクッ」とした食感になります。これまで二度揚げをせず失敗していた方は、ぜひともチャレンジしてみましょう。二度揚げをする際のコツをご紹介します。
高温で1分半
まず、高温に熱した油の中にお肉を投入し、1分半程度そのまま触らずにおきましょう。油に投入してすぐに触ってしまうと、衣がはがれてしまいます。触らずそっとしておくことで衣が崩れず、見た目にもきれいな唐揚げになりますよ。
1分半経過したら軽くお肉をひっくり返します。全体をひっくり返し終わったら最初にひっくり返したものから、一度取り出しましょう。この時、揚げたお肉を山のように積みあげる方が余熱で火が通りやすくなります。
余熱で火を通すために、小さめなら3分、一口大より大きなものは4分程度そのままにしてください。3~4分が経過したら、再び揚げていきます。この時の油の温度も180℃です。
二度めは30~40秒
3~4分が経過したら、再び揚げていきます。この時に油がハネる場合がありますから、一つずつゆっくり投入しましょう。
二度揚げは最初に揚げた時よりも時間を短くするのがコツです。30~40秒ほど揚げたら、取り出しましょう。サクっとした唐揚げの出来上がりです。
おいしく揚げるためのポイント

二度揚げをすることで、唐揚げはとてもおいしくなります。その他、唐揚げをおいしく作るためのポイントをご紹介しておきましょう。
油の量
唐揚げを作る際の油の量は、お肉がしっかりと浸かるようにしてください。油をたっぷり使うことで全体的な火の通りがよくなり、ムラがなくなります。
油の温度
油の温度は先ほどご紹介したように、180度にしましょう。お肉が浮いてきたら一度弱火にします。その後、肉を一度取り出し、再び揚げる際には油の温度が180度になったことを確認してから、揚げをしましょう。
一度に揚げる唐揚げの量
唐揚げをおいしく作るためには、一度にたくさんのお肉を入れないようにしましょう。1度にたくさんのお肉を入れてしまうと油の温度が一気に下がるからです。このことにより、べちゃっとした仕上がりになってしまうこともあります。
揚げる鍋のサイズにもよりますが、一度に揚げるのは5~6個程度にした方がよいでしょう。隙間がないほどお肉を投入してしまうと、失敗の原因になります。
ごま油を加えるのもよし
唐揚げを作る際の揚げ油に、1割程度ごま油を加えるのもおすすめです。ごま油を加えることで、とても香ばしい唐揚げになりますよ。天ぷら屋専門店でも、ごま油を使っている店は多いですよね。
味付けにごま油を加える方法もありますが、揚げる際にも加えてみて、違いを確かめてみてください。
油の温度の確かめ方
先ほどから、唐揚げを作る時には油の温度が大切だとご紹介していますが、では、油の温度はどのように測ればよいのでしょうか?
天ぷら鍋に温度計がついている場合は、それを参考にしましょう。その他、油の温度を測るための温度計を使ってもいいですね。最近では、コンロで油の温度を管理できるものもありますね。
しかし、このようなアイテムがない場合には、木の菜箸を使って油の温度を確かめてください。乾いた状態の菜箸を油の中に入れて、箸の先端から小さな泡が次々に出てくるようであれば180度まで温まっています。
また、パン粉を使う方法もあります。油の中にパン粉をパラパラと落とし、すぐにパチパチと音を立てながらパン粉が浮いてくるようであれば、180度になっているでしょう。
カリッとジューシーに揚げるコツ

カリッとジューシーに仕上げるため、特に大切な3つをおさらいしながらご紹介します。
揉み込む
唐揚げに下味をつける時に、しっかりと調味料を揉み込むとお肉が柔らかくなります。特にお酒を最初に揉み込むと、お肉がとても柔らかくなるので覚えておきましょう。
また、塩分の濃い調味料に長時間つけてしまうと、浸透圧の関係からお肉の水分が抜けパサパサになってしまいます。しっかりとした味付けでお肉を漬け込む際には、長くても30分程度を目安にしましょう。これでお肉の水分が抜けにくく、ジューシーな仕上がりになりますよ。
衣のバランス
次に衣ですが、基本的には片栗粉と小麦粉が1対1だと覚えておきましょう。これは唐揚げを作る際の「黄金比率」ともいえます。
小麦粉だけの場合には、衣がべちゃっとなる可能性が高くなります。片栗粉だけの場合は、衣がはがれやすい特徴があります。そこで、片栗粉と小麦粉を1対1で使用することにより、衣がお肉から剥がれにくく、時間が経ってもカリッとしたジューシーな唐揚げになるのです!
二度揚げに徹する
先ほどもご紹介した通り、美味しい唐揚げを作るには二度揚げすることが大事なポイントです。
表面の見た目だけを意識すると、出来上がった唐揚げが生焼けということもありますね。余熱でお肉の内側まで火を通し、2度目に揚げる際に美味しそうなきつね色と、カリッとした衣を目指しましょう。二度揚げをすれば、揚げる際に失敗することがなく、とてもおいしい唐揚げを作ることができますよ。
薄力粉+片栗粉のオススメ唐揚げレシピ
次に、片栗粉と薄力粉の黄金比率を使ったおいしい唐揚げレシピをご紹介します。
1. ニンニク味の唐揚げ
あらかじめ調味料をビニール袋で混ぜ合わせたところに、お肉を漬けておきます。薄力粉と片栗粉を同量入れた衣に絡めて、油で揚げればできあがり。
お肉を漬ける調味料にごま油を加えることによって、前日から漬けていてもお肉のドリップが逃げません。衣は揚げる直前に絡めるようにしましょう。にんにくがきいていて、おかずにはもちろん、お弁当やお酒のおつまみにもおすすめな唐揚げです。
2. 生姜風味の唐揚げ

卵、おろした生姜、醤油に薄力粉と片栗粉を同量混ぜて、揚げ衣を作ります。そこに鶏肉を混ぜて、油で揚げたらできあがり。
味付けされた衣が、とてもおいしい唐揚げです。少ない低温の油でじっくりと揚げ、最後に油の温度を上げる方法。お好みに合わせて片栗粉を増やせばカリッとした食感が強くなりますよ。生姜がたっぷりときいていて、香りだけでも食欲をそそられます。
3. しょうゆ味の唐揚げ
鶏肉を食べやすい大きさにカットして、砂糖、醤油などの調味料を揉み込みます。次に薄力粉→片栗粉の順に揉み込み、油で揚げたらできあがり。
たった1分間揉み込むだけで、味のしっかりした唐揚げになります。ビニール袋の上からよく揉むことで、調味料がしっかりとお肉に染み込むのです。醤油の味がしっかりしているので、ご飯との相性も抜群。お酒のおつまみにもおすすめですよ。また、独自のネギソースなどを作り油淋鶏のように食べるのもおすすめのアレンジです。
唐揚げの揚げ時間と揚げ方、覚えよう!
いつも作っている唐揚げにも、ベストな揚げ時間があったんですね。揚げ時間だけではなく、揚げる際の温度なども意識して、専門店のような唐揚げに仕上げてみてください。
また、唐揚げの衣に比率があることも意外でしたね。この黄金比率を覚え、これからは二度揚げをすることで、おいしい唐揚を作ってみてください。もちろん二度揚げの際も、しっかりと揚げ時間を覚えて作りましょう。
カリッとジューシーに仕上がれば、ご家族だったりホムパだったり、さまざまな場面で喜ばれるはずですよ。