働く男性が抱えやすい体の悩みや、苦手な動きをクローズアップ。仕事の効率や集中力が高まり、社会でエネルギッシュに活躍する体づくりに役立つワークを男ヨガティーチャー佐藤ゴウが紹介します。今回のテーマは誰もが気になる「口臭」をヨガで解決!
体の中から臭う口臭にはヨガで対策を!
同僚に話しかけたらさりげなく顔をそむけられ、女子社員にはハンカチで鼻を覆われた……。思い当たる人は口臭に要注意! 今や口臭ケアはビジネスマンの身だしなみのひとつ、スメルハラスメントの張本人にならないためにもヨガで口臭対策を始めよう。
体の中から臭う口臭の原因は…内臓の不調と猫背による口呼吸!
胃酸過多や胃腸機能の低下による消化不良が原因のひとつ。さらに猫背であごが上がると鼻につながる神経が集まる頸椎が圧迫、鼻がつまり口呼吸になると口臭の大敵、ドライマウスに。内臓と姿勢を整え口臭を根本的に解決しよう。

歯みがきをしても消えない口臭は、姿勢のほか胃腸など内側の不調も大きく関係している/photo by Kenji Yamada
胃腸の負担と口内環境の悪化により、こんな不調を招きます…
口臭解消ワーク1:胃と腸を同時に整える左右腹筋
お腹回りを左右に動かして腹筋を使うと、胃腸が刺激されて消化力がアップ。また、腹筋を動かすと下腹部がじわじわと温まるのを実感でき、血流が促進され体温が上がることも胃腸の活性化につながる。足幅の調整により胃と腸の両方にアプローチ可能。
HOW TO
仰向けで脚を肩幅に開き両手は頭の下。あごを引いて首を起こし視線をへそに定め、息を吐きながら上体を左右にスイング。5回行う。

あごを引いて首を起こし視線をへそに定める/photo by Kenji Yamada

息を吐きながら上体を右にスイング/photo by Kenji Yamada

息を吐きながら上体を左にスイング/photo by Kenji Yamada
仰向けで脚を腰幅に開き両手は頭の下。みぞおちを見るように意識し、上記と同様にスイング。5回行う。

みぞおちを見るように意識する/photo by Kenji Yamada

息を吐きながら上体を右にスイング/photo by Kenji Yamada

息を吐きながら上体を左にスイング/photo by Kenji Yamada
口臭解消ワーク2:体の前面と頸椎を伸ばすウシュトラーサナのアレンジ
長時間のデスクワークやスマホが手放せない人に多い猫背を、体の前面と頸椎を伸ばすワークで解消。頸椎の伸展は鼻づまりの解消に直結し、鼻呼吸がラクにできるとドライマウスが改善される。気づいたら口が開いている人は、姿勢を整えるところから始めてみよう。
HOW TO
1.膝立ちになり両手を腰にあてて準備する。視線は前方をとらえ肩はリラックス、つま先は立てておく。

photo by Kenji Yamada
2.肩甲骨を寄せて胸を開き、背骨を一つずつ倒す意識で息を吐きながら後屈。深く倒す必要はなく骨盤の位置は動かさない。5呼吸行う。

首を起こして頸椎を伸ばすのがポイント/photo by Kenji Yamada
教えてくれたのは…佐藤ゴウ先生
IHTA理事、ヨガインストラクター。YMCにて各クラスを担当。ヨガ哲学を伝え、心身の繊細な感覚を見つめる「感じるヨガ」を展開。各地でのヨガイベントでも活躍中。