スターバックスコーヒージャパンの新サービス「モバイルオーダー&ペイ」が発表されました。2019年6月26日(水)より都内56店舗で開始となるこのサービス、事前にアプリで商品を注文・決済することでレジ前に並ばなくて商品を受け取れるといいます。快適なその使い心地を、さっそくレビュー!
アプリで事前に注文&決済!都内56店舗でスタート
2019年6月25日(火)、スターバックスコーヒージャパンは、同社が推し進める TO GO(持ち帰り)強化戦略の新たなアプローチとして、新サービス「モバイルオーダオーダー&ペイ」を発表しました。
大手町・丸の内エリアを含むオフィス街をはじめとする東京都内の56店舗でスタートするこのサービスは、公式アプリを使って事前に商品を注文・決済することで、待ち時間なしでスターバックスの商品を受け取れるようにするというもの。すでにアメリカ、韓国、カナダ、香港、イギリス、中国などでは導入されていて、利用者が増え続けているといいます。
スタバのロイヤリティ プログラム「STARBUKS REWARDS™(スターバックスリワード)」の参加者を対象とした新しいサービス。その使い勝手の良さを知るべく、記者発表・体験会へお邪魔しました。
モバイルオーダオーダー&ペイでここが変わる!
壇上でTO GO 強化戦略について語る、スターバックスコーヒージャパン チーフマーケティングオフィサー(CMO)の森井久恵さん
まず記者発表に登壇したのは、スターバックスコーヒージャパン チーフマーケティングオフィサー(CMO)の森井久恵さん。
Uber Eatsを使ったスターバックスデリバリーズの拡大、ドライブスルー店舗の増加など、さまざまなタッチポイントの増加で革新的なサービスを提供してきたスターバックス。しかしそれでも「お客さまからの『お店にいつも長い列ができている、混雑している』という声を耳にすることが多かった」といいます。
そうした問題を解消するソリューションとして生まれたのがモバイルオーダー&ペイ。利用により、「レジ待ちなし」「アプリで事前に注文・決済」「店舗で受け取るだけ」でスターバックスの商品を買えるようになるのこと。
続けて登壇したスターバックスジャパン デジタル戦略本部長の濱野努さんは、新サービスの詳細を語りながら、大きなウリのひとつとして、簡単にカスタマイズを楽しめる点を強調しました。
行列を後ろに見ながら細かく注文するのは躊躇するものですが、アプリで手軽に注文できるモバイルオーダー&ペイなら気兼ねする必要はなさそう。しかも「手元に履歴が残るので、複雑なカスタマイズもワンタッチで再現可能」と濱野さん。こだわり派のスタバファンにとって、これはたしかに魅力的です。
モバイルオーダー&ペイを先行体験!
登壇者への質疑応答を挟んで、会場を移動してのモバイルオーダー&ペイ体験会がスタート。用意されたデモ機を見ながらサービスの内容を疑似体験できました。そこで語られた詳しい使い方は、以下のとおり。
1.スターバックスの公式アプリを開き、「オーダーする」をタップ
まずはスターバックスのモバイルアプリケーションをスマホにインストール。2019年6月26日(水)早朝にアップデートが行われ、この作業を終えてはじめて使えるようになります。
さらに、スターバックスリワードに登録し、登録されたスターバックスカードへの入金を終えればすぐに利用可能に。
アプリを立ち上げたら、トップページのバナーから「オーダーする」をタップします。
2. 利用する店舗・商品・カスタマイズを選択
モバイルオーダー&ペイを利用可能なスターバックス店舗が地図上に緑丸で表示されるので、お店を選んで決定。店舗名や住所の下には商品を受け取るまでのおおよその時間も記載されていました。
次に商品を選びます。現在の対象商品は主にビバレッジで、ドリップ コーヒー、コールドブリュー コーヒー、カフェ ミスト、スターバックス ラテ、カフェ アメリカーノ、キャラメル マキアート、ティーやフラペチーノ®など、約40品目が用意されています。
商品を選んだら、次に選ぶのはサイズやカスタマイズ。店舗ではバリスタへ伝えるのをためらうような注文も、タップだけで自由に選べて簡単です。
3. オーダーを確定し、登録済みのスターバックスカードで決済
注文内容が決まったらいよいよ決済。今回はドリップ コーヒーを注文しました。
「注文を確定します」にOKボタンのタップで同意すれば、注文&決済完了。スターバックスカードでの決済なので、ポイントの「Star」もしっかり貯まります。
4.受取番号を取得
注文が確定すると、コーヒーの産地と数字からなるユニークな受取番号が発行されました。あとは商品ができあがるタイミングを見計らってカウンターへ向かうだけ。注文商品ができあがるとスマホにプッシュ通知が届くので、完成するまでお店で待つ必要はありません。
5. 店舗で商品を受け取る
通知を受けたら店舗のカウンターへ向かい、受取番号が貼られた商品を受け取ります。レジ前の列を素通りして商品を受け取るのは、なかなかの快感でした。利用者が多いオフィス街では特に、このストレスフリーなスタイルは大いに喜ばれそうです。
ワンモアコーヒーはeチケットに
スターバックスでドリップ コーヒーを注文すると、購入時のレシート持参で2杯目が100円(または150円 ※税抜)で飲めるサービス「ワンモアコーヒー」。モバイルオーダオーダー&ペイの場合、レシートの代わりにeチケットが発行されます。
レシートをなくしておかわりを飲みそこねる……というのはスターバックスあるあるですが、モバイルオーダー&ペイを利用する限り、その心配はなさそうですね。使い方は、発行されたバーコードをレジでスタッフに提示するだけと、こちらも簡単。
モバイルオーダー&ペイでストレスフリーなスタバ体験
というわけで、想像以上に使い心地が良かったモバイルオーダー&ペイ。利用者から見たメリットをまとめると、以下のようになるかと思います。
・レジ列に並ぶ必要なし
・スターバックスカードで自動決済
・カスタマイズが手軽
・カスタマイズの再オーダーが簡単
・ワンモアコーヒー(おかわり)はEチケットになるため紛失しなくなる
記者発表の質疑応答では、スタート直後から完璧なオペレーションができるかという不安があるとの話もあったモバイルオーダー&ペイ。現状、テイクアウトの時間を利用者側が設定できないなどの課題もあるようでしたが、上記だけでも十分利用価値の高いサービスという印象を受けました。
現在使用できるのは都内56店舗のみですが、「2019年末までには300店舗に拡大し、2020年内の全国展開を目指す」とのこと。今後、フードを含めた対応メニューの充実が図られていけば、スターバックスのレジ列が消える日も遠くないかも……?
取材・文・写真:植松富志男(macaroni編集部)