03.19Thu/木

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「人間不信な人」の特徴

裏切られたり、挫折したりしたとき、他人が信じられないと悩み苦しむことはありませんか? この記事では、人間不信の原因から克服方法まで、心理カウンセラー・浅野寿和さんに解説してもらいました。

人は誰かに裏切られたとき、「人が信じられない……」という思いを抱えがちです。

この不信感は、もうこれ以上つらい思いをしたくないという心のサイン。

心の悲鳴をどう受けとめ、人を信用できるように改善していけばいいのでしょうか?

今回は、人間不信に陥ってしまう原因や人間不信な人に見られる特徴、克服方法について、心理カウンセラー・浅野寿和が解説します。

人が信じられないこと、ありませんか?

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人は誰しも、ささいなきっかけで人間不信に陥ってしまうことがあります。

自分なりにがんばる意欲を持っている人ほどうまくいかなかったとき、大きなトラウマとなり人間不信になりやすいこともあるかもしれません。

人間不信の原因について、詳しく見ていきましょう。

人間不信の原因1:浮気・いじめなど、裏切られた経験がある

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自分が信じていた人に傷つけられると、どうしてもつらい気持ちになりますね。

いじめや浮気などの経験はそういった心の傷を残しやすいもの。

特に自分に悪意がなかった場合、どうすれば傷つかずにいられるのかわからなくなることも少なくありません。

もう二度とあんな目に合いたくないと思えば、自分を守るために人に対して不信感を持つようになります。

人間不信の原因2:大きな失敗・挫折を経験したことがある

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今までに大きな失敗・挫折を経験したことがある人の中にも、人間不信に陥る人がいます。

自分の失敗や挫折経験を人に知られることを怖れてしまうことはある意味仕方がないことですが、自分を隠すために人を疑い近づかないようにしてしまうと、さらに不信感が増してしまうでしょう。

人間不信の原因3:期待に応えられず苦しかったことがある

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親や周囲からたくさん期待された経験があり、うまく応えられていないと思っている人ほど人間不信になる可能性があります。

自分なりに努力して期待に応えようとした人ほど、期待に応えられなかったことに対して周囲に申し訳ないと思い、その心苦しさと自分への失望感から人を信じることに怖れを感じ、次第に人間不信になる人もいます。

人間不信な人の特徴

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人を信用できない人にはどのような共通点があるのでしょうか?

代表的な特徴を5つ挙げていきます。

(1)人付き合いが苦手でひとりでいたがる

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人間不信になる理由はさまざまですが、人を信じられないとき、自分のことも信じられなくなりがちです。

そのため、周囲が自分に好意的に接してくれると感じられず、人付き合いやコミュニケーションに苦手意識を持ち、ひとりでいたがる人もいます。

(2)否定的な意見が多くなりがち

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人間不信になってしまった場合、人をできるだけ遠ざけたいもの。

そのため、否定的な意見を多く伝えることで、周囲との距離を遠ざけます。

物事を否定的に捉えることで今の自分の安全を確保しているともいえますね。

(3)他人の評価・承認に戸惑いを覚えやすい

自分の内面に否定的な気持ちを抱えている人にとって、外側から肯定的な意見をもらうと、気持ちが落ち着かない状態になることがあります。

そのため、人からの評価や承認を「いやいや、ちがうでしょ」と素直に受け取れずにためらいを見せる人も多いです。

(4)人とのつながりがSNSなどに偏りがち

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SNS自体はとても便利で有益なもの。

人間不信で他人の評価を気にするタイプの人ほど、対人関係をSNSに頼るケースも少なくありません。

SNSが日常の対人関係の希薄さから生じる不安を埋め合わせるものになっているのでしょう。

(5)感情表現が少なくなりがち

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感情をきちんと表現すると、自分はどのような人なのかが周囲により伝わりやすくなります。

もっと自分を知ってもらえるわけですね。

しかし、人との距離を起き、自分を隠しておきたい人ほど自分を知られないようにしますから、どうしても感情表現は少なくなりがちです。

人間不信の克服方法

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人間不信はどのようにすれば改善していくことができるのでしょうか?

ぜひ押さえていただきたい5つのポイントを紹介します。

(1)不信感の意味を知る

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人間不信に陥ると自分を否定的に捉えがちになります。

ただ、不信感は自分を守るために感じているものと解釈することもできます。

もちろん不信感を感じる自分を過剰に美化することは避けてほしいのですが、不信感を感じる事情もあると自分を理解する視点を持ってみてもいいでしょう。

(2)自分を肯定する習慣をつける

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人間不信になると、自分や他人にいい意味での興味が持てず、より人との関わりが希薄になりがち。

そのため、自分を肯定する気持ちも低下しがちになります。

日ごろから「自分にOKを出す」習慣を取り入れてみてください。

「今日も一日、自分なりにがんばった」「私は日々よくなっているよ」などと自分に語りかけてみてもいいでしょう。

(3)人に期待するより目的意識を持つ

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人間不信に陥ると、つい「あの人はこうであってほしい」と期待することが増えがちです。

ただ、「期待」ばかりしていると、どうしても「失望」する確率も高まってしまいます。

そんなときは、自分が「どんな対人関係を構築したいか」などの目的・よいイメージを持ってみてください。

目的やよいイメージを持つと「自分がどうすればいい関係になれるか」と考えられ、不安や失望もゆっくり手放していけます。

(4)人との関わる機会を少しずつ増やす

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人への不信感は人との関わりの中で癒されることが多いです。

まずは信じられる人との間で、お互いにいい気分になれる行動を取ってみると不信感を手放せることも多いですよ。

たとえば、人のいいところを見つける習慣をつける、日常の挨拶はきちんとする、ちょっとした気遣いを実践してみるなどがオススメです。

(5)近すぎて曖昧な人間関係はないかをチェックする

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近い人間関係の中であれこれ言われ続けてきた人も、人間不信になることが多いです。

特に親や家族、パートナーや友だちなど、実は味方と思える人がストレスの原因になることも。

もし近すぎてストレスになっている人間関係があるなら、適度な距離を取ることもオススメです。

できるだけ大人としての意識を持ち、相手に「自分の意思」や「感謝」を伝えて適度な距離感を保つようにしましょう。

自分を肯定することからはじめてみよう

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人間不信になると、人との距離感がわからなくなることも多いです。

そんなときは自分を肯定したり、理解したりすることを続けながら、人との適切な距離感を見つけていきましょう。

お互いが快適に感じられる距離感を見つけられれば、もっと楽に人と接することもできるようになりますよ。

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この記事のライター

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