映画を観るときに欠かせないポップコーンですが、ちまたでポップコーンダイエットが話題なようです。低カロリーでヘルシーなポップコーンは正しい方法で食べてみるとダイエット効果が期待できるんです。アメリカでも大注目のポップコーン活用ダイエットを教えます。
ポップコーンダイエットの効果や栄養は?

女性にうれしい便秘解消の働きが
ポップコーンには不溶性食物繊維が豊富に含まれています。不溶性食物繊維はお腹の中で水分を吸収して膨らみます。膨らんだ食物繊維は腸を刺激し、蠕動運動を活発にしてくれるので、便秘解消の効果が期待出来ます。(※1,2)
便秘が解消されると、代謝が良くなり、今まで体に蓄積されていた体内の老廃物が、体の外に流れやすくなるためにやせやすくなります。(※3)
ダイエット中は食事量を減そうとするため便秘になりやすくなりますが、ダイエット中にポップコーンを食べると食物繊維がもつ作用で便秘解消にも効果が期待できます。
サビないからだを作る抗酸化作用
ポップコーンにはポリフェノール(フェルラ酸)という栄養素が豊富に含まれています。(※4)
ポリフェノールはワインに多く含まれていることでも有名ですが、活性酸素を抑制する抗酸化作用があります。ポリフェノールの抗酸化作用によってお肌のシミやシワ、肌荒れのトラブルを防ぐ作用も期待出来ます。(※5,6)
ポップコーンダイエットのやり方

おすすめのやり方
ポップコーンダイエットは、1日1食をポップコーンに置き換える方法やおやつの代わりに食べるやり方があります。
ご飯やパンなどに比べ、ポップコーンはカロリーが低いので、摂取するカロリーを減らすことができます。決して糖質が低いわけではないですが、食事として置き換えるよりもおやつや間食としてとり入れるほうが無理なく続けられるでしょう。
ベストな食べるタイミングは?
食事の置き換えではなく、間食やおやつの代わりとしてとり入れることをおすすめします。その中でも食べるタイミングは血糖値が上がりにくいと言われている午後3時頃がおすすめです。(※7)
市販のポップコーンは塩分を多く含んでいる場合が多いので、夜遅くに食べるとむくみの原因になるため注意しましょう。
1回あたりどれくらい食べればいいの?
間食としてとり入れる場合は、100~200kcalを目安にしましょう。約4粒ほどで5kcalなので、80粒くらいがおおよその量になります。ひと粒の重量が軽いので食べすぎには注意しましょう。(※11)
また、味付けや加工方法によってもカロリーに変動があるので、食べる商品の栄養価はしっかり把握しましょう。
手作りポップコーンレシピ

材料
・ポップコーン…50g
・油…50g
・塩…お好みで
作り方
1. フライパンにポップコーンの種と油と塩を入れて、フタをします。中火〜強火にかけてポップコーンが弾けてきたら、フライパンを揺すりつつ火を通します。
2. ポップコーンが弾け終わったら、火からおろします。この時、余熱でポップコーンが弾けることがあるので、1分ほどフタをしたまま置いておきます。
ポイント
市販のポップコーンはたくさんの塩が含まれていることが多いので、手作りすることで塩分を減らすことができます。流行りのフレーバータイプの甘いポップコーンはダイエット中には向きません。
おすすめはバジルやカレーなどの香辛料を効かせたポップコーンにすると、塩分を減らすことができ、香辛料もさまざまな種類を使用することで飽きずに続けられますね。
注意することは?

食べ過ぎない
ポップコーンはカロリーが低いため、ダイエットに向いていると思われがちですが、実は糖質量が多く、太りやすい要素もあります。ポップコーン50gの糖質量はおおよそ30g。半分が糖質ということは忘れないでくださいね。(※1)
また、ポップコーンだけを食べていればやせるわけではないので、毎日の食事は規則正しく、主食、主菜、副菜、汁物のバランスを意識しましょう。
腹痛を起こす場合がある
ポップコーンに含まれる不溶性食物繊維が腹痛を起こす原因になる場合があります。
不溶性食物繊維は、腸のぜん動運動を促し便通を促進する作用が期待できますが、とり過ぎると食物繊維のバランスが悪くなりかえって便秘を引き起こしたり腹痛の症状を感じやすくなると言われています。(※9)ポップコーンはついついながら食べをしてしまいがちなので、食べ過ぎに注意しましょう。
塩分摂りすぎ注意
ポップコーンは作る工程で油と塩をたくさん使うことが多いです。塩分をとり過ぎると、体がむくんでしまう原因にもなります。一度むくんでしまうと、なかなかむくみを取るのは難しいので、塩分量が多くなりすぎないようにしましょう。(※10)
食べすぎには要注意!

ポップコーンダイエットをする際には、手作りを心がけヘルシーなポップコーンを食べることをおすすめします。
また、極端に食事を抜いてポップコーンを食べたりすることのないよう、おやつ代わりとして取り入れるところからはじめてみましょう。おやつで食べた分は、前後の食事を調整してカロリーもコントロールしてみてくださいね。
【文】栄養士・調理師 / 藤本さやか
病院にて栄養士として現場経験の後、栄養士養成施設にて講師を務める。栄養士を目指す生徒へ必要な知識や技術を指導しながら、学校運営にも従事。現在は製菓調理の専門学校にて、食材や栄養、衛生の大切さを講師として伝える。