朝は食欲がない、朝食は食べる習慣がない、という方はやせるチャンスを逃しているかも。スーパーで手軽に手に入る果物、バナナを朝食に取り入れるとダイエット効果が期待できるだけでなく、うれしい効果もついてきますよ。朝バナナのやり方を、注意したいポイントとともに管理栄養士が解説します。
朝バナナダイエットってやせる?

朝は忙しくて朝食をとる時間がない、朝から食欲がわかない……などと普段から朝食を食べない方も多いのではないでしょうか?でもそれはもったいない!朝バナナを食べることによってやせやすい体に近づくことができますよ。
朝食は体と頭が活動を開始するためのスイッチです。 朝食をとると体温が上昇して体が目覚め、代謝アップにつながります。また、体内時計をリセットするはたらきがあります。体内時計が乱れると肥満になりやすいと言われています。(※1)
朝バナナダイエットの効果

むくみ解消
バナナ100gにはカリウムが360mg含まれています。カリウムには体内の余計な塩分を排出してくれるはたらきがあるためむくみ解消に役立ちます。
同じ果物のりんご100gの場合カリウムの量は120mgほどになるため、いかにバナナに多く含まれているのかがわかりますね。(※2,3,4)
代謝促進
バナナにはビタミンB1が含まれており、ビタミンB1は糖質からのエネルギー産生を助けてくれる働きがあります。
不足すると食欲がなくなったり、疲れやすい、だるいなど夏バテのような症状になります。疲れたな、と感じたら積極的にとり入れてみましょう。(※2,5)
便通促進
バナナには100gに1.1gの食物繊維が含まれています。便秘は便通がスムーズにいかないほかにも腸内で有害物質が生成されるので、下腹部不快感やお腹のはり・腹痛などを引き起こす原因になります。
食物繊維を多く含む食品を積極的に食べることは便の量を増やし、排便リズムを回復させてくれるので、便秘解消に役立ちます。特にバナナには便の量を増やしてくれる不溶性食物繊維が多く含まれていますよ。(※2,6)
腸内環境の改善
女性の場合ホルモンの影響や食べないダイエットが原因で便秘になりやすいと言われています。バナナにはオリゴ糖が多く含まれているため、整腸作用や腸内細菌のえさとなるため腸内細菌を増やしてくれるはたらきがあります。
腸内環境が整うことで免疫力のアップも期待できます。また、オリゴ糖は虫歯にもなりにくい糖としても知られているんですよ。(※7,8)
朝バナナダイエットって?

やり方
朝バナナダイエットのやり方は簡単。まずは朝食にバナナを取り入れてみましょう。 ヨーグルトに入れても、デザートとしてそのまま食べるのもOKです。
時間がないときや食欲がわかない、もともと朝食を食べる習慣がないという人は、朝食をとる習慣として、バナナを食べることからはじめてみましょう。
取り入れるタイミングは?
食べるタイミングとして、朝起きたら30分~1時間以内に朝バナナをとることが理想的です。
睡眠中は絶食のため、体はエネルギーを欲しています。
空腹状態が長い状態で食事をとると、かえって太りやすくなってしまうといわれているため、朝起きたらすぐに朝食の支度にとりかかりましょう。(※9)
食べる量は?
朝バナナを食べるなら、1本くらい(約80kcal)にしておきましょう。いくらヘルシーだからといっても、食べ過ぎはカロリーも糖質も過剰にとりいれることになります。
朝バナナダイエットは、バナナならたくさん食べて良いというわけではないので、適量を守りましょう。(※2,10)
朝バナナだけでも大丈夫?

腹もちは良くない
バナナは100g中21.4gと、糖質が多く含まれています。糖質は消化が良いためすぐにお腹が空いてしまいます。
腹もちをよくするには、バナナ単品だけではなくヨーグルトや牛乳などの食品と一緒にとり入れることがポイントです。脂肪やたんぱく質を含む食品は、消化のはじまりが遅く、吸収も時間がかかるためです。(※2,11,12)
まずは食べる習慣を
朝食を食べない人は、朝バナナを食べることになれてきたらほかの食品もとるようにしてみましょう。
朝食がバナナだけではたんぱく質や野菜などが足りないため、1日に必要な栄養をとることができません。主食、主菜、副菜のそろった食事を意識してみましょう。(※1)
手軽な朝バナナダイエット。でもやり方に注意して
忙しい朝にぴったりな朝バナナダイエット。バナナには栄養がたっぷり含まれています。
でも、バナナだけの食事では栄養をすべてまかなうことはできません。朝食習慣のない人は朝バナナからはじめて、徐々に品数を増やしていってしっかり朝食を食べれるようにしてみましょう。朝食習慣のある人は、今までの食事に取り入れるとうれしい効果が期待できそうですね。
(2019/09/06参照)