北海道民の筆者が教える、究極のいくらの作り方をご紹介します。生筋子の楽しい下ごしらえに、寄生虫も怖くない醤油漬けのコツ、上手な保存法からぷりぷりに仕上がる解凍方法まで、失敗知らずのレシピを大公開!あなたも新鮮な手作りいくらを堪能してみませんか?
生筋子で絶品♪ 「いくらの醤油漬け」の作り方

漬けたてのいくらは口の中で弾けるおいしさです。それぞれのお寿司屋さんや家庭で異なる風味に仕上げるのも手作りの醍醐味ですね。
今回は、いくらの醤油漬けの作り方を3ステップにわけてご紹介。生筋子のほぐし方、醤油漬けと寄生虫対策、そして上手な保存方法と、道民ならではのコツをお教えします♪
材料(いくら丼7人分程度)

・生筋子……1腹(500g前後)
・醤油A……50cc
・ぬるま湯……適量
・塩……水の30%
・醤油B……35cc
・酒……65cc
【いくらの作り方】1. 生筋子のほぐし方

1. 50度のぬるま湯に塩を混ぜ、塩水を作ります。

2. 塩水が温かいうちに生筋子を入れて薄皮を開きます。目立つ汚れはこの時にとっておきましょう。

3. 網をのせたボウルに移し、やさしくこすりながらほぐします。いくらがつぶれてしまいそうですが、実は意外と大丈夫。新鮮な筋子ならポロポロ取れてくれますよ。
※今回は、焼き網を使用していますが新しいバトミントンラケットなどを殺菌しても代用できます。小さなお子様でも楽しめて、あっという間にほぐれますよ。
【いくらの作り方】2. 醤油漬け
ほぐれた筋子を2回に分けて醤油漬けにしていきます。

1. 最初の醤油漬けは、アニサキスなどの寄生虫対策。筋子をザルにあげて醤油Aを回しかけ、蓋をして冷蔵庫で1時間半〜2時間おきます。
漬けている間に、酒をレンジで加熱しアルコールを飛ばして冷ましておきましょう。

2. 仕上げ用の調味料で本漬けしていきます。漬けた筋子をザルにあげ、よく洗いましょう。
水が綺麗になったらザルにあげ、仕上げ用漬け込み液に漬け込みます。このまま4〜6時間漬けこんで完成です!
【いくらの作り方】3. 保存方法と日持ち

冷蔵保存ならフードコンテナ
ほぐした生筋子はすぐに漬けてからフードコンテナや煮沸した瓶などで保存します。できるだけ空気に触れないよう保存して、3日程度で食べ終えるようにしましょう。1日ほど漬け込んだあとザルや網ですくい上げておけば、塩分も抑えられますよ。
冷凍保存なら小分けパッキング
冷凍保存するときは、ラップに包んで保存容器に入れるか、真空パックに入れておきましょう。だいたい100gずつ小分けにして保存しておけば、3ヶ月ほど保存しておくことができます。
解凍するときは、いくら100gにつきアルコールを飛ばした酒10cc弱を回しかけ、冷蔵庫で解凍します。すると漬けたてのようなぷりぷりないくらになりますよ。
いろんな味付けで!いくらのアレンジレシピ3選
1. いくらの塩漬け

濃い色に仕上がる醤油漬けに比べて、きれいなオレンジ色に仕上がる塩漬けはお正月やおもてなしの彩りにも良さそうですね!見た目からも伝わるぷちぷち感に吸い寄せられそう。網がなくても手でほぐす方法でご紹介されています。
2. いくらのめんつゆ漬け

思わず声をあげたくなるほどの手軽さが魅力。なんと材料は生筋子とめんつゆのみなんです!こちらも薄味に仕上がるので、目分量でOK。この手軽さは真似する方も続出かも……。まずは簡単に試してみたい初心者さんにおすすめです。
3. やさしい甘さのいくら醤油
漬け込み液にみりんも入ったしょうゆいくら。みりんの甘みがほんのり香るいくらもおいしいですよね♪ たっぷりの調味液に漬け込んで旨みがぎゅっと詰まったいくら……口の中で弾ける感触の虜になりそう。
まるで宝石……プチプチいくらを楽しんで♪
旬にしか作れない手作りいくら。文字や写真で眺めるよりも実際の作り方はとってもシンプル。地元では子どもの頃からお手伝いする人も多いんですよ。アレンジもしやすいので、「今回は何で漬けようかな?」と味の違いを楽しめるのも手作りの醍醐味ですね♪