最近よくクラウドファンディングなどで耳にする「骨伝導」という技術を用いたイヤホン。鼓膜から聴く従来のイヤホンと異なり、骨を振動させることで聴覚神経へ直接作用させて音を聴きます。耳を塞がずに聞くことができるので、ランニングや家事にうってつけです。今回は現在発売されている骨伝導イヤホン10製品を集め、「ランニングに適したイヤホン」を決定いたしました!
外音を聞きながら音楽を楽しめる!街ランも思いっきり楽しめる
音の振動が頭蓋骨から聴覚神経に直接伝わる骨伝導イヤホン。外音を聞きながら音楽を楽めることができ、ランニングやサイクリングで真価を発揮するデバイスとして注目を集めています。

しかし一応の仕組みがわかっても、本当にちゃんと聞こえるのか怪しいところ。普通のイヤホンと同じように音が聞こえるのか、また音漏れはしないのかなど疑問は増えるばかりです。
使用する場所は限られるけど音質は先入観ほど悪くない
ちらほら聞く話によれば、「骨伝導は音質が悪く、音漏れが酷い」いう噂を耳にします。やれ外音が気になるだとか……骨伝導はどこで音が鳴っているのかわからないだとか……。
街ラン用の骨伝導イヤホン選びは「軽さ」と「音質」が重要

骨伝導イヤホンは、ながら聴きができるという特性上、使用にもっとも適しているのはランニングです。そこで重要になってくるのは軽量なボディと操作性、そして音質ということになってきます。
【選ぶポイント①:軽さ】運動を邪魔しない軽量モデル
骨伝導イヤホンはネックバンド型、あるいは一体型の製品が比較的多く発売されています。走る際、重くかさばると邪魔になるので軽量でコンパクトなものを選びましょう。

また、操作性にも注意が必要です。走りながらの操作になるので、ボタンが押しやすいものがオススメです。
【選ぶポイント②:音質】高中低音がバランス良く出ているもの
ハウジングを耳に直接入れるインイヤータイプではない骨伝導イヤホンは、その代わりにもみあげの後ろあたりに押し当てます。普段はふさがって聞こえなかった環境音が音楽とともに聞こえるので違和感がありますが、開放感があります。
音のプロと編集部が厳正チェック音質と使い勝手をテスト
さて骨伝導イヤホンのいろはを押さえてきましたが、実際に購入するあたり、一度は試したいところ。しかし、残念ながら店舗のデモ機で聴いたところで、どれも同じように聴こえる……なんてことがありがちです。
【検証①:音質】※◎◯△×評価各音域の出力量とバランスの良さが重要
採点方法は音質にこだわるために、「高音域の質」「中音域の質」「低音域の質」がバランスよく出力されているかを評価の対象にしています。
【検証②:操作性】※◎◯△×評価走りながらでも簡単に操作できるか
目で確認できなくても音量などが簡単に操作できるかを、実際に走りながら検証しました。
【検証③:装着感】※◎◯△×評価汗をかいてもズリ落ちてこないか
押し当てる部分が汗をかいても簡単にズリ落ちてこないかを、実際に走りながら検証しました。耳の裏の汗のかき具合も同時にチェックしています。
悪いイメージを払拭した骨伝導イヤホンの決定版!

AfterShokz
TREKZ AIR
実勢価格;1万3504円
サイズ:W100×H50×D130mm
重量:約30g

AfertShokzは、極限まで軽く音質を追求し、150を超える世界の特許技術を採用した骨伝導イヤホン。

汗をかいて耳に入る不快感がなく、近づく車の音や足音を聞き逃しません。

目で確認しなくても、電源のオンオフや音量調節を直感的に行えました。
兄弟誌『MONOQLO』では1位の後継機がベストバイ獲得
「TREKZ AIR」の後継機で、先代から進化した「TREKZ Aeropex」が7月に発売されています。音質の良さはそのままに、装着がよりスムーズになり、防塵・防水性能を兼ね備えているので、スポーツ用途にうってつけです。

AfterShokz
Aeropex
実勢価格;1万9634円
サイズ:W100×H35×D122mm
重量:約26g
1位より若干重いけどカラバリが豊富

AfterShokz
TREKZ TITANIUM
実勢価格:8721円
サイズ:W110×H50×D135mm
重量:約36g

1位と比べると重さを感じる……といってもたったの6グラムですが、こちらも快適なつけ心地です。
人気を集めているベストセラーイヤホン

BoCo
FIT BT-1
実勢価格:1万6593円
サイズ:W124×H54×D80mm
重量:約34g

「Fit BT-1」は、クラウドファンディングでは目標金額にすぐに到達し、期待値が高かった骨伝導イヤホンです。
音声案内が親切で操作性はもいい

日本コンピュータ・ダイナミクス
DenDen
実勢価格:1万2580円
サイズ:W105×H55×D152mm
重量:約40g

IT関連事業を皮切りに国内最大級の自転車パーキング事業を展開する日本コンピュータ・ダイナミクスから発売された骨伝導イヤホン。普段時には集音器で音を拾い、直接内耳に音を届けてくれます。
音質は悪くはないが走るには不向きな重量が難

日本コンピュータ・ダイナミクス
CODEO
実勢価格:1万2960円
サイズ:W130×H45×D150mm
重量:約70g

4位と同じ日本コンピュータ・ダイナミクス製の骨伝導イヤホン。音は悪くありませんが、ユニットが大きく重さも約70gもあります。
音声AIにも対応するEFGの最新モデル

EFG
ETEREO ONE
実勢価格:1万7820円
サイズ:W125×H55×D140mm
重量:約45g

キーボードやウェアラブルデバイスなどクラウドファウンディングで成功をおさめているEFGから発売された骨伝導イヤホン。「S2」からのアップグレードモデルで、音漏れを最小限に抑えています。またネックバンド部分には、ユーザーの頭の形に合わせられるようフレキシブル素材が採用されています。
ネックバンド部分がプラ製でかたくフィットしにくい

EFG
ETEREO S2
実勢価格:1万7480円
サイズ:W145×H60×D125mm
重量:約35g

6位の前の世代のモデルで、とくに装着感に難がありました。バンドの部分がプラスチック製で硬めでした。また、うまくフィットしませんでした。
音がこもってエコーがかかったよう

BoCo
WR-3 CL-1001
実勢価格:1万300円
サイズ:W33×H18×D15mm
重量:約10g(コード含まず)

Bocoから発売されたクリップタイプの一体型骨伝導イヤホン。見た目は普通の一体型イヤホンの見えますが、音質は遠く及ばず……。
装着するのに手間がかかりすぎる

BoCo
WR-5 HK-1002
実勢価格:1万2450円
サイズ:W55×H14×D50mm
重量:約5g(コードを含まない)

BoCoから発売されたフックタイプの一体型骨伝導イヤホン。スマートに見えますが、ちょうどいいところに装着するのが大変でした。コードも結構邪魔です。
<番外編>「音質だけ」を求めるならBT-5 CL-1002がオススメ

BoCo
BT-5 CL-1002
実勢価格:1万2930円
サイズ:W144×H22×D195mm
重量:約48g

一方で、「操作性」「装着感」を無視し「音質」だけに注目するならBoCoの「BT-5 CL-1002」がオススメです。
[結論]軽さと音質が重要街を走るならAIR

AfterShokz
AfterShokz AIR
実勢価格:1万3504円
サイズ:W100×H50×D130mm
今回の骨伝導イヤホン2019“最強”に輝いたのは、音質の良さと圧倒的なフィット感でAfterShokzの「AfterShokz AIR」に決定しました。