2019年8月に国内でも発売が開始されたAppleのスマートスピーカー「HomePod」。待望のアップル謹製ガジェットの実力を家電批評が本音レビュー。はたしてHomePodは「買い」なのか?
はたしてHomePodは「買い」なのかその実力を徹底検証しました!
発表から早2年、米国発売からも約1年半。ようやく日本での発売が開始されたAppleのスマートスピーカー「HomePod」。

Apple
HomePod
実勢価格:3万6080円
スマートスピーカーとしては「正直微妙」ですが音楽用スピーカーとしては「買い」でした
いきなりですが、結論から発表しちゃいます。

一方で、対応するアプリやスマート家電が少なさや、音楽サービスもApple Musicにしか対応していない点は残念。
Amazon EchoやGoogle Homeと違いApple専用品なのがポイント
先行するAmazon、Googleの2社は、自社以外のサービスも積極的に取り入れ、ユーザの環境にスマートスピーカーを合わせていく戦略。

HomePod単体で使えるのはApple Musicだけです。ただし、iOS端末+AirPlay 2を使えば、Spotifyなどの音楽サービスも聴くこと自体は可能です。
最大のウリの音質と自動補正の賢さはプロも納得の品質でした
3万円台のスピーカーとなると、やはり音質は気になるところ。今回は、オーディオライターの高橋敦氏に、過去のワイヤレススピーカーのテストで高評価だった「Sonos One」と聴き比べてもらいました。

SONOS(※画像右)
SonosOne
実勢価格:2万5704円
音質としては、SONOSの方がやや重心が高く、クラブ系のシンセベースや、ジャズの多弦ベースなどの低い弦が出す帯域は、HomePodの方が表現できていました。

音の反響が大きい地下室と、家具や机があるオフィスの2カ所で試聴。地下で大きめだった低音は、オフィスではほど良くなじみました。
その他、HomePodの特徴をまとめました。

HomePodのウリは環境に合わせた音質の自動補正機能です。
セットアップはHomePodより複雑です。部屋の大きさや設置場所にあわせて音質を調整する機能もありますが、全自動で行うHomePodと異なり、ユーザーがスマートフォンのアプリでスピーカーからでる音を計測する必要があります。
日本語対応したばかりですが認識精度はまったく問題ありません
日本語対応をして日が浅いHomePod。

HomePodのマイク性能を、ほかのスマートスピーカーと比較しましたが、「Hey, Siri」の感度も良好でした。

予定確認やアラームは実用レベルただし検証時には個人認識に不安も
スマート機能についても検証を実施。まずはシンプルにアラームの作成や天気予報などを試すと、あっさりと実行。

ただし、ひつと問題が。別の人が「予定を教えて」と言うと、スラスラとカレンダーの読み上げを始めてしまうのです。
HomePod最大の弱点は連携できるスマート家電の少なさ
スマートスピーカーである以上、スマート家電の管理も期待したいところ。

HomeKit対応アクセサリはAppleの公式サイトでも販売中。ただ電球やセンサーなどが多く、製品数も少ないのが残念。

一方、GoogleやAmazonはスマートホーム対応製品が充実。AmazonのスマートホームストアにはAlexa認定製品がズラリ。

スマート家電のセットアップは超簡単。対応製品の裏などに記載されているコードをiPhoneやiPadのホームアプリで読み込むだけで、機器の制御ができました。