ヨガクラスの最中に「リラックスしましょう」「力を緩めましょう」と言われるけれど、ポーズを取りながらリラックスするってどういうこと?と思ったことはありませんか?リラックスしているかを簡単にチェックできる3つのポイントをおさえて、実際のポーズと照らし合わせてみましょう。
ポーズの緊張を確かめるポイント
ヨガの練習でポーズをとっている時、無意識に体が強張っていませんか?以下の点に注意してみましょう。
どんな表情をしている?
ポーズを取っている最中は身体の首から下にばかり意識が向きがちですが、顔にも意識をむけてみましょう。鏡が見える場所にいる時は一瞬自分の顔を見てチェックしてみましょう。少し微笑むぐらいのゆるさが理想的です。
以下のチェックリストに、どれかひとつでも当てはまっていたら緊張しているサイン。その箇所をゆるめてあげましょう。
☑目元に力が入っていませんか?
☑眉間にシワが寄っていませんか?
☑口をキュッと締めすぎていませんか?
☑歯を食いしばっていませんか?
両肩は下がっている?
両肩は、ポーズを頑張って取ろうとして力が入りやすい場所です。両肩が上がり、耳に近づきすぎていませんか?寒くて縮こまる時、びっくりしたり怖い時に肩がキュッとすくむのと同じでリラックスできていない状態です。両肩を下げて、首の両側をスッと伸ばすようにしてみましょう。
呼吸は楽にできている?
身体に必要以上に力が入っていると、呼吸のことをすっかり忘れ、スピードが速くなったり、浅くなったりします。息を止めてしまったりしていませんか?呼吸をゆったりさせるとともに、吸う息で膨らんで、吐く息で元に戻る肺の形や動きを感じるようにすると、落ち着いて楽に呼吸が出来るようになります。
戦士のポーズ2の場合
両肩が耳に近づきやすいポーズのひとつです。戦士のように力強く、とは言いますがゆるめる所はゆるめて。

Photo by Chris Andre
チェックするポイント
力が入って両肩が耳に近づいている状態(写真上)になっていたら、両肩を下げて耳から遠ざけます(写真下)。

Photo by Kayoko Yoshida
木のポーズの場合
両腕を頭上に伸ばしますが、つられて両肩が上がりすぎないように。首の後ろにスペースを作ってあげましょう。気のポーズ以外にも、両腕をあげるポーズすべてに言えることです。

Photo by Yoga Journal Online
チェックするポイント
両肩が耳に近いとき(写真左)と離れている時(写真右)の首の後ろのスペースに注目。

Photo by Kayoko Yoshida
シャヴァーサナの場合
仰向けになったら肩甲骨から腕ごと足の方に下げるようなつもりで、両肩を耳から遠ざけましょう(呼吸は意識せずに自然なリズムに任せてOK)。

Photo by YJ US
チェックするポイント
両肩があがっている状態と下がっている状態では鎖骨周辺のスペースにも違いが見られます。
両肩が上がっている状態

Photo by Kayoko Yoshida
両肩が下がっている状態

Photo by Kayoko Yoshida
いかがでしたか?意外と単純なことかもしれませんが、ある程度ヨガの経験がある人でもこの3つを全ておさえてポーズを練習するのは難しいものです。そして、この3つのポイントは立ちポーズ、座りポーズ、仰向けの全てのポーズに当てはまります。一度に全部出来なくても良いので、気が付いたものから直していき、リラックスしてポーズをとる感覚を掴んでみましょう。
ライター/吉田加代子
オーストラリア・ブリスベン在住。日本とオーストラリアでの会社員生活を経てヨガティーチャーに転身。2012年より在豪日本人やローカルの人たちを対象にヨガクラスをしている他、ヨガアプリ「Down Dog」の日本語翻訳とナレーションを担当。オーストラリアのゆったりした環境の中、ヨガで日々心地よく暮らすことを心掛け、一人でも多くの人に気軽にヨガを楽しんでもらうことを目指す。RYT500取得、リストラティブヨガTT修了。