03.18Wed/水

LOCARI(ロカリ)

おうちで手作り。旨みたっぷり「干し野菜」のはじめ方

おうちで「干し野菜」を作る方法をご紹介します。干し野菜は旨味が凝縮されて味や風味が濃厚になるうえに、保存性にも優れた便利な食材です。切って干すだけの簡単なプロセスを筆者が実際に作りながらお伝えします。ぜひその味わいを体験してみてくだいね♪

この秋にはじめてみたい「干し野菜」

Photo by akiyon
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気持ちのよい秋晴れの日に、おうちで「干し野菜」を作ってみませんか?干し野菜は、切って干すだけで簡単にできるうえ、旨味が凝縮していておいしく、調理の手間を省けたり保存に便利だったりと、魅力がいっぱいなんです。

使うものは「竹ざる」などの風通しのよい道具と、太陽の光だけ!だれでも簡単に作り始められます。今回は、筆者が実際に野菜を干す過程をご紹介しながら、「干し野菜の作り方」を詳しくお伝えいたします。

干し野菜に使う道具

Photo by akiyon
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干し野菜に使う道具に適しているのは、「竹ざる」などの風をよく通すもの。家庭によくある金属製のざるや揚げ物を切る網なども使えるので、わざわざ買いそろえなくてもOKです。

また、市販の干し野菜用のネットは効率よく上手に干せるので、たくさん作る場合には持っていると便利ですよ。

「干し野菜」を作る手順

1. 洗う

Photo by akiyon
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干す道具を用意したら、あとは干すのみ!さっそく作業にとりかかりましょう。まず、野菜をよく洗って汚れなどを落とします。

洗い終わったら、しっかりと水気を拭き取り、カビが生えるのを防ぎます。

2. 野菜をカットし、必要があれば下処理も

Photo by akiyon
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野菜を切ります。トマトやきゅうりなどのアクがないものは、切ったら下処理なしでそのまま干せます。ミニトマトは断面のかわいさを意識して、横半分にカット♪

Photo by akiyon
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野菜の切り方はお好みで。乾かせる日数を考えて、切り方を工夫してみるとよいでしょう。今回はなすは輪切りに、さつまいもは細切りにしてみました。

ともにアクが強いので、水にさらしてアク抜きをしてから水気を拭き取っておきましたよ。

3. ざるに並べる

Photo by akiyon
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切った野菜を竹ざるに並べます。少しすき間をあけて、重ならないようにします。

今回干す野菜は、「実野菜」からミニトマト、なす。「根菜」からにんじん、れんこん、大根、ラディッシュ、さつまいも。「葉野菜」から長ネギ。「きのこ類」からしめじ、そしてすだちとりんご、庭に生えていたハーブも加えました。盛りだくさんです♪

4. 干す

Photo by akiyon
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日あたりがよく風が通る場所で干します。庭やベランダ、また、室内でも太陽があたり風通しがよい窓辺なら干せますよ。

種類によっては2~3日かかるので、天気予報の確認は必要です。夕方日がかげってきたら取り込み、翌朝また干し始めます。

途中で上下を返したり、位置を移動させたりしてまんべんなく日にあたるようにするのがコツですよ♪

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太陽の光が強いと、干しはじめて30分後には表面が乾いて、少しだけカサも減っています。干し野菜のできあがりがとても楽しみになってきました♪

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昼間の一番日差しが強い時間帯で4時間干すとずいぶんカサが減り、れんこんはほぼ干しあがった状態に。すだちやきのこもよく乾きましが、トマトやりんご、大根はまだまだ時間がかかりそうです。

日がかげってきたので室内に取り込み、翌朝から引き続き様子を見つつ干すことにしました。

5. できあがり!

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お天気がよかったので、2日間、合計11時間干しすとほぼ完成。ずいぶんと小さくなり、カチカチの干し野菜ができあがりました!ミニトマトはまだセミドライ状態ですが、完全にドライにするにはあと数日かかりそうなのでここで終了することに。

りんごはもう少し干して、完全にドライになるのを待ちます。それぞれの味わいに合った調理をして、おいしくいただきたいと思います♪

7. 保存する

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干しあがった野菜は、保存袋や瓶などに入れて保存します。干すとカサが減るので、大量の野菜をコンパクトに収納することができるのもうれしいポイントですよね。

カチカチに乾いたものは常温保存OK。セミドライの状態のものは、冷蔵庫に入れて早めに消費しましょう。

干し野菜を使ったレシピ

セミドライトマトのオリーブオイル漬け

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セミドライの状態のミニトマトを容器に入れ、オリーブオイルをトマト全体が漬かるまで注ぎます。今回は一緒に干したローズマリーも風味づけに加えて「セミドライトマトのオリーブオイル漬け」の完成です♪

冷蔵庫保存なら約2週間ほどもち、ドライトマトで作ると1ヶ月くらいは保存できます。干したトマトは甘味や旨味がぎゅっと凝縮し、そのままでもおいしく食べられますよ♪ パンにのせたり、パスタ料理にもおすすめです。

炊き込みごはん

Photo by akiyon
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完全ドライの状態のにんじん、大根、れんこん、長ネギ、しめじをさっと洗い、少し水で戻してから炊き込みごはんを作りました。あらかじめカットされているので、すぐに使えて便利です。

野菜の旨味が凝縮しているのでダシのかわりにもなり、風味豊かな炊き込みごはんができあがります。れんこんの食感はしゃきしゃき、しめじは香り高く、格別な味わいでしたよ♪ おすすめです!

"太陽"の味わいを召し上がれ♪

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おうちで野菜が余ってしまいそうでも、干し野菜にすることで捨てずにすんで、とても経済的です。また、干すと小さくなるので、一度にたっぷり野菜を摂ることができ健康的ですよね。

ただ干すだけなのに、味や香りがよくなり濃厚な味わいを楽しめます。「食べると太陽の味がする……!」なんていう体験ができますよ♪ お天気がよかったら、ぜひ「干し野菜」を作ってみてくださいね。

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この記事のライター

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