寒い時期の定番に感じがちなおでんですが、じっくり味を含ませることで冷めてもおいしい年中味わいたいひと品になりますよ。シンプルな定番おでんを覚えておくと、旬の野菜や子供にも人気のウインナー入りにアレンジもおすすめ♪ 時間がないときにもおすすめの簡単おでんも合わせてご紹介します。
基本のおでんレシピ

濃いめの一番だしで作る基本のおでん。今回は、定番の素材と一番手間に感じがちな牛すじをあえて入れていますが、牛すじの代わりに鶏肉を入れてもおいしく仕上がります。
味が染み込むほどおいしさ増し増しのおでん、たっぷり作って翌日にもおすすめです。ぜひ、作ってみてくださいね。
材料(4〜8人分)

だしの材料
・昆布……15g
・かつお節……50g
・水……2ℓ
・うすくち醤油……80ml
・本みりん……80ml
・塩……小さじ1/2
おでんの具
・牛すじ肉……270g(下ごしらえ用に、長ネギの青い部分1本分・生姜皮付きのスライス2枚)
・大根(小さめのもの)……1本
・板こんにゃく……1枚
・練り物……適量
・はんぺん……1枚
・ゆで卵……4個
下準備

鍋に牛すじと浸る程度の水を入れ強火にかけます。沸騰しあくが出たら火からおろし、水を変えて長ネギ・生姜の皮を入れて中火にかけ1時間煮ます。途中、あくが出てきたら、丁寧に取り除くことでくさみなく仕上がります。
小さめのひと口大に切り竹串に刺します。このレシピではスープは使用しないので、残ったスープは冷凍保存しておくとほかの料理に使用できます。

大根は、4cm厚さの輪切りにして、厚めに皮をむき面取りをし、片面の中央に十字に切り込みを入れます。こうする事で中まで味が染み込みやすく荷崩れを防ぎます。

分量外の米のとぎ汁に大根を入れ中火で煮ていきます。沸騰したら大根が踊る程度の火加減に落として竹串がスッと刺さるまでにて火を止め、水を注いでゆでこぼします。とぎ汁がない場合は、米大さじ1杯を入れて煮ます。

こんにゃくは、分量外の砂糖で揉み滑りを洗い流して白滝・水と合わせて鍋に入れ沸騰後3分煮てザルにあげます。8mm〜1cm厚さに切り中央に切り込みを入れて間を通して飾りこんにゃくを作ります。砂糖をもみこむことでくさみが抜け旨味がましますよ。

三角に仕上げるときには、両面に切り込みを入れてから好みの大きさに切り分けることで、味が染み込みやすくなります。

揚げてある練り物は、熱湯に1分ほどくぐらせてザルにあげ、油抜きをします。(今回は、ごぼう天・厚揚げ2種・五目がんもを使用しています。)

鍋に2Lの水と昆布を入れ弱めの中火にかけ、鍋肌にふつふつと泡がたつ程度(85〜90
度)になったら火を止め、かつお節を入れて3分おきます。
かつお節がしっかりと沈んだら、ザルにキッチンペーパーなどを敷いて濾します。残っただしガラは、刻んでぽん酢に浸けてご飯のお供におすすめです。濾した時点で、だし汁が1,500ccほどになります。
作り方

調味料とだし汁を合わせてから、鍋に適量入れます。初めに調味料を合わせておく事で、使用する鍋に合わせて注ぎ入れることができます。
だしの風味を活かすためにも牛すじ・大根・こんにゃくを入れて沸騰しない温度で1時間、味を染み込ませていきます。(今回は、だし汁と調味料を合わせた状態で、1,200cc使用しています。)

練り物を入れて15〜20分煮て、最後にはんぺんを入れて火を止め蓋をして3時間以上味を含ませてできあがりです。
作るときのコツ
牛すじ肉の下準備は、前日に済ませておくとスムーズです。残っただし汁は、炊き込みご飯にも使用できます。練り物や材料の分量によって、多少、塩味が変わりますがそれも味わいのうちと思います。じゃがいもやタコ・ウインナーなど、お好みの具材で作ってみてください。
おでんの人気アレンジ5選
1. ちょこっと手抜き♪おいしい関西風おでん

お酒のお供的な気分や急に冷え込んだときにもおすすめの、気負わずに作れる関西風おでんです。うどんスープと昆布茶で作ることで、できあがりまで50分。手軽なのに、だしの旨味の濃さが身体に染み渡りそうなひと品です♪
2. 酒粕と白だしでラクうま!美人おでん

白だしベースのつゆで作るおでんは、酒粕入りで身体の芯から温まりますよ。大根の下ごしらえはレンジまかせにすることでできあがりまで30分!おでんが恋しくなったら、忙しい日にも煮物感覚で作れる手軽さはうれしいですね。
3. 本だしで時短!基本のおでん

澄んだうすくち醤油仕立てのおでん同様、醤油色のおでんの色合いも筆者は大好きです♪ 本だしを使用することでだしの準備も不要。鶏肉・じゃがいも・ウインナー入りで、小さな子供も食べ盛りさんにも人気者になりそうな予感。
4. 電子レンジで簡単おでん
お弁当にもおすすめのレンジで10分でできるおでん!お弁当箱に詰めても保温ジャーに詰めても満足できそう。あとひと品足りないときにも麺つゆがあれば、あっという間に作ることができる主婦の味方的なレシピです。
5. 圧力鍋でほくほくやわらか♪あっという間に大根塩おでん風

圧力鍋に材料と調味料を入れたらあっという間にできる塩おでん風。下ごしらえ不要なので洗い物はお鍋だけ。料理のあとの後片付けの手間暇が省けるのも時短のひとつで、ゆっくり食事を楽しんだあとは、食後ものんびりできそうですよ♪
手作りおでんが、身近になりそうな予感♪
できあがりを楽しみにじっくり煮込む料理は、味わい深くて鍋の様子をのぞいたりするのも大好きな筆者。とはいえ、時間があるときって限られていますよね。
時間がなくてもできるおでんがあると、和食に舌鼓をうつ時間が増えそうな予感。ご紹介したレシピそれぞれが味わい深い要素盛りだくさん。
お好みでトマトやさつまいもを足してニュアンスを変えてみるのもおすすめですよ。面倒に感じがちなおでんを、もっと身近に感じてみてはいかがでしょうか♪