03.18Wed/水

LOCARI(ロカリ)

最大限に楽しむ「お茶っぱ」知識。選び方から淹れ方まで

紅茶やコーヒーも人気ですが、やっぱり日本人ならお茶のたしなみを覚えておきたいですよね。なんだか敷居を高く感じるお茶の世界ですが、今回はお茶っぱの選び方・淹れ方・保存方法など、初心者が気になる基礎知識を詳しくご紹介します。

まずはここから!基本のお茶っぱの選び方

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特別な日におすすめの「玉露」

「玉露」は新芽の出始めか茶摘みの3週間前から日光を遮って栽培し、鮮やかな緑色に育て上げた茶葉のことを指します。手間と時間のかかる栽培方法なので、100gで1,000円から5,000円以上、高いものだと数万円するものもあり、最高級の日本茶と呼ばれるほど。

渋みはほとんどなく旨味成分であるテアニンが豊富で、まろやかな味わいと深いコクが感じられます。

日本茶の定番を選ぶなら「煎茶」

煎茶はお茶の流通量の80%以上を占めるといわれるもっとも定番の茶葉です。玉露と同じ茶葉ですが栽培方法が異なり、味や香りもまったく違います。

玉露は日光を遮る栽培方法でしたが、煎茶は新芽が出てから摘み取りまで日光にあて光合成をさせることで渋みのもととなるカテキンが増加し、ほどよい渋みと爽やかな香りを感じられるお茶になります。

カフェインが苦手な人には「ほうじ茶」

淡い緑色をした「玉露」や「煎茶」は緑茶の一種であることは知られていますが、茶色の液体をした「ほうじ茶」も緑茶の一種。茶葉を焙じる(焙煎する)加工方法で、苦味や渋みはほとんどなく、こうばしい香りとあっさりとした味わいが人気のお茶です。

煎茶に比べカフェイン量が少なく胃にやさしいため、食事中のお茶として人気。価格帯は基本的にはリーズナブルですが、上質な葉を使った高価なものもあります。

温度が大事。上手なお茶の淹れ方

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お茶の淹れ方でもっとも重要なのは温度。茶葉の種類や品種によって目安とされる温度は異なりますが、ここではもっとも定番の「煎茶」の上手な淹れ方をご紹介します。同じ茶葉でも淹れ方によって大きく味が変わるので、ぜひおうちで試してみてくださいね。

材料(3人分)

・好きな茶葉(煎茶) …… 6g(大さじ2杯程度)
・90度程度のお湯 …… 180cc

※茶葉とお湯の量は1人2g×60ccを目安に計算してください

入れ方

1. 急須に茶葉を入れます

2. 90度から100度に温めたお湯を直接急須に注ぎます

3. 蓋をして1分ほど浸出時間をおきます

4. 人数分の湯飲みに少しずつ均等にお茶を注ぎ、最後の1滴までつぎ分けます

おいしいお茶を淹れるコツ

お茶のつぎ始めは薄く、時間がたつほど濃くなるので、すべての湯飲みに均等に注ぎまわすのがポイント。最後の一滴まで残さず注ぎ分けることで、2回目や3回目のお茶もおいしくいただけます。浸出時間は1分でしたが、薄めが好きなら30秒、濃いめがよければ1分以上と、好みに合わせて調整しましょう。

ほうじ茶も同じ90度から100度を目安に、玉露は低温の60度程度を目安にしてください。

お湯の温度の測り方

お湯の温度は湯飲みに注いだときの湯気の上がり方で計ることができます。

・50度……湯飲みからかすかに湯気が上がる
・70度……湯飲みから横揺れしながら湯気が上がる
・90度……湯飲みから縦に勢いよく湯気が上がる

おいしさをキープ◎お茶っぱの保存方法

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未開封の場合

未開封のお茶はパッケージごと冷蔵庫、または冷凍庫に入れることで風味を長持ちさせることができます。急激な温度差で茶葉に水滴がつき湿気ってしまうことがあるので、いち度冷蔵庫から出したものは戻さずに、開封して使用しましょう。

開封後の場合

開封後のお茶は冷蔵・冷凍ではなく、密封性と遮光性のある容器に入れて冷暗所に保存します。密封させることで湿気とにおい移りを防ぎ、遮光性のある容器に入れて茶葉の劣化を防ぎましょう。

未開封・開封後を問わず上手に保存しても時間がたつほど風味が落ちるため、最長でも1ヵ月程度で使い切れる量を都度購入するのがおすすめです。

最後まで楽しむ♪ お茶がらの活用法

1. お茶がらとしらす干しの佃煮

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ビタミンCをたっぷり含むお茶がらを、ご飯のおとも「佃煮」にアレンジ。醤油とみりんで甘辛く、しらす干しと合わせてコク深く味付けした佃煮は、白ごはんとの相性抜群です。あつあつの出汁を注いでお茶漬けにしてもおいしいですよ。

2. お茶殻のれんこんきんぴら

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青のりのように見えますが、きんぴられんこんにまぶしている食材がお茶がらなんです。使用後のお茶がらは香りを引き立たせるために、電子レンジで温めて水気をしっかり飛ばすのがコツ。ほのかな苦味があとをひく大人な味のひと品です。

3. お茶がらのポン酢和え

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朝ごはんや夕飯の小鉢用に、飲み終わった後のお茶がらを利用してささっと作れる和え物レシピ。しっかりと水気をきったお茶がらにポン酢と炒りごまを合わせるだけで完成です。お好みでわさびや柚子こしょうを加えてもGood!

4. お茶がらふりかけ

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飲み終わった茶がらがたっぷりとある場合は、ふりかけアレンジがおすすめです。レシピではちりめんじゃこを合わせていますが、基本の作り方を覚えておけば、桜えびや梅などいろいろな食材との組み合わせが楽しめます。

5. お茶がらクッキー

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スイーツ作りにお茶がらを使いたい方は、こちらのクッキーレシピはいかがですか?紅茶や抹茶を使ったお菓子がたくさんあるように、お茶がらとスイーツも相性抜群!お茶の苦味が甘いクッキーにアクセントを加えてくれます。

120%お茶っぱを堪能!

ほっとひと息つきたいとき、料理のおともに、水分補給として……。わたしたちの生活になくてはならない存在のお茶。今回はお茶の基礎知識を幅広くご紹介しましたが、茶葉の種類、産地、茶道具に至るまで、その魅力は尽きなくあります。

身近な存在だからこそ見落としてしまいがちですが、あらためてお茶について深く知ることで、日々の暮らしがもっと豊かになりそうです。

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この記事のライター

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