鶏の旨みがたっぷりのライスに、ジューシーなチキンがのったタイ料理「カオマンガイ」。ナンプラーとジャスミンライスの組み合わせが、やみつきになるおいしさなんですよね。今回は旅好きの筆者が現地で食べた本場の味を、作りやすくレシピでご紹介します!
鶏の旨みが丸ごと詰まった本格「カオマンガイ」

代表的なタイ料理「カオマンガイ」。鶏のスープで炊いたライスに、ジューシーな鶏肉をのせた逸品です。
鶏肉とライスの組み合わせといえば、シンガポールの「海南鶏飯」やベトナムの「コムガー」も有名ですが、ナンプラー×お酢の特製ダレを添えるのがカオマンガイの特徴。あのタレが鶏とジャスミンライスによく合うんですよね。
タイでは専門店が軒を並べるほど親しまれています。パティシエにして無類の東南アジアトラベラーでもある筆者が、屋台で実際に食べた味を再現したレシピをご紹介します。
カオマンガイの材料(2人分)

・鶏もも肉…2枚
・水……600cc
・にんにく(包丁の腹でつぶす)……1かけ
・しょうが(スライス)……にんにくと同量
・ナンプラー……大さじ1/2杯
・シーユーカオ(または中国醤油)……小さじ1/2杯
・はちみつ……大さじ1杯
・塩……ひとつまみ
・ジャスミンライス……1合
付け合わせ
・パクチー……適量
・プチトマト……適量
・きゅうり……適量
※「シーユーカオ」はタイの甘みがあるしょうゆです。今回は味が似ている中国醤油を使っていますが、なければしょうゆと砂糖を同量混ぜたもので代用してください。
カオマンガイのタレ

a. 味噌……小さじ1杯
a. 豆板醤……小さじ1杯
a. はちみつ……大さじ1.5杯
・ナンプラー……大さじ2杯
・オイスターソース……小さじ1杯
・酢……大さじ1杯
・シーユーカオ(または中国醤油)……小さじ1杯
・しょうが(みじん切り)……ひとかけ分
・長ねぎ(みじん切り)……10cm
残った鶏のゆで汁でスープもできます!さっそく作っていきましょう。
カオマンガイの作り方
下準備
ジャスミンライスはさっと水でゆすいでおきます。
1. 鶏肉をゆでます

鶏肉やにんにくなどの材料を鍋に入れ、沸騰するまで中火にかけます。

沸騰したら弱火にして、8分ほどゆでたら、そのまま冷ましておきます。途中灰汁が出るのでこまめに取り除いてください。

鶏肉が乾かないように、鶏肉の表面にぴったりとラップを張りつけておきましょう。
2. スープでライスを炊きます

炊飯器に粗熱が取れた1のスープとジャスミンライスを入れて炊きます。スープは、米の量に合わせてメモリ通りに加えてください。
3. タレを作ります

タレを作ります。先に(a)の材料をよく混ぜましょう。

タレなめらかになったら、(a)以外の材料を入れて混ぜます。
4. 器に盛り付けてできあがりです!

スープは味見をして塩加減を調整し、温めなおして器に注ぎます。
炊きあがったライスを器に盛り、鶏肉をカットしてライスの上にのせます。お好みでパクチーや野菜、タレを添えてできあがりです。
本場風に盛り付けるポイント
大きめのお椀にカットした鶏肉を並べます。このとき、皮目は下にしてくださいね。その上にライスを軽く押し付けるようにして詰めます。お椀ごと、皿の上に裏返すときれいに盛り付けられますよ。
本場の味に仕上げる5つのコツ
1. もも肉を使ってジューシーに!

カオマンガイの「マン」は油を意味します。むね肉ではなく、もも肉を使ってジューシーに仕上げましょう!鶏皮の脂身がポイントなので、削がずにゆでてくださいね。
2. ひとさじのはちみつでしっとり

鶏肉をやわらかくゆでる"魔法の調味料"として、はちみつをひとさじいれましょう。ほどよく水分が残るので、しっとり仕上がります。
3. 鶏肉はゆで汁のなかで冷ます

鶏肉は余熱で火を通すのがポイント!ゆで汁のなかでじっくり冷ましましょう。火にかけたままゆでてしまうと、お肉が固くパサパサになってしまいます。余熱でゆっくり火を通すことで、やわらかくジューシーなお肉に仕上がるんですよ。
4. タイ風味噌「タオチオ」は味噌で代用

タイの液状味噌「タオチオ」は、カオマンガイのタレには欠かせない調味料。日本では手に入りにくいので味噌で代用します。
5. ジャスミンライスで本場感アップ!

パラッとした粘らない食感と、ジャスミンライス独特の香りで、本場のカオマンガイに近づけます。
カオマンガイは炊飯器でも調理OK!
本格レシピもぜひ堪能していただきたいですが、まずは炊飯器を使った簡単レシピから挑戦するのもGood!約15分で下ごしらえを済ませたら、あとは炊飯器におまかせ調理。鶏肉もライスもふっくら炊けて、カオマンガイのおいしさにきっと気づいていただけます♪
ナンプラーなしで作る時は、お醤油で代用してもいいですね。
本場のカオマンガイにスプーンが止まらない!
鶏肉の旨みがじんわりと染み込んだライスと、ピリ辛のタレが食欲をそそる「カオマンガイ」。
主菜とスープを一度に調理できるお手軽さも魅力的。お休みの日のお昼ごはんにもぴったりですよ。ぜひ、しっとりジューシーな本場のカオマンガイを味わってみてくださいね。