03.18Wed/水

LOCARI(ロカリ)

盛り付けだけじゃない!お弁当をおいしそうに撮影するコツ

せっかくがんばって作ったお弁当。写真を撮るならできるだけきれいに写して記録しておきたいたいですよね。そこでカメラの性能や撮影の腕前にかかわらず、おいしそうに写せる方法をご紹介!そのコツとは……!? お弁当作り歴20年の主婦ライターが、アイデアの数々をお伝えします♪

大事なのは「盛りつけ」と「撮影角度」

Photo by akiyon
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お弁当がせっかくおいしそうに仕上がったのに、写真に撮るとなんだかあまりおいしそうに見えない……ということはありませんか?そんときに意識したいのが、「撮影角度と盛りつけ」の関係性。

お弁当を作るときに、どんな角度で写真を撮るのかをある程度決めておいて、それに合った盛りつけをすることがポイントなんです。その点を意識すれば、高性能のカメラじゃなくても、また撮影の腕前に自信がなくても、おいしそうなお弁当写真を撮ることができますよ。

この記事では、お弁当作り歴20年の筆者が実際のテクニックをご紹介します。

撮影角度1.「斜め上から撮る」

おかずが立体的に見えて、タレのツヤまで表現しやすいのが「斜め上から撮る」方法。より効果的に写すために、お弁当の盛りつけを工夫してみましょう。

盛りつけアイデア1「ごはんにおかずを立てかける」

Photo by akiyon
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ごはんやおかずのひとつひとつがよく見えて、コツさえつかめば案外簡単にきれいに盛りつけられるのが「ごはんにおかずを立てかける」方法。この写真のお弁当を一から実際に盛りつけながら、押さえておきたいポイントをご紹介します。

盛りつけ実例

Photo by akiyon
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まず、お弁当箱にごはんを盛ります。このとき、おかずを盛る側になだらかな傾斜をつけて、おかずを立てかけやすいようにしておきます。

Photo by akiyon
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次にメインとなるおかずを、撮る方角からよく見える手前の位置に並べます。ごはんの斜面に立てかけるようにするとよいでしょう。ごはんとの境に大葉を敷いておくと彩りよく、仕切りとしても使えるのでおすすめです。

Photo by akiyon
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次に副菜を、大きいものから順に盛りつけていきます。メインのおかずと色がかぶらないよう、彩りを意識したおかずを用意しておくとよいでしょう。黄色い卵焼きや赤いソーセージなどは、盛りつけやすく色のアクセントにもなるのでおすすめです。

Photo by akiyon
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大きいおかずを盛りつけたら、隙間を埋めるように、煮物やおひたしなどの大きさを調整できる副菜を詰めていきます。小さい隙間なら、柴漬けなどの彩りのよい漬け物もおすすめですよ。

最後に、ごはんに梅干やゴマでアクセントをつけて、できあがり!

タレのかかったおかずがおすすめ

Photo by akiyon
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斜め上から撮ると、おかずに角度がつくのでタレのツヤ感が効果的に写ります。画像にしてみると、実物よりなんだかおいしそうに写っていることもたくさんあるんですよ。

ケチャップや甘酢あんなど、濃厚なソースがかかったおかずを詰めて、照りや色合いを魅力的に撮ってみましょう!

盛りつけアイデア2「ごはんの上におかずをのせる」

盛りつけが簡単で、あまり工夫がいらないのが「ごはんの上におかずをのせる」方法。真上から撮ってみたくもなりますが、斜め上から撮ると料理の形や素材感がわかりやすくなります。

ただしこの盛りつけ方は、見栄えが平坦になりがち。おかずに少し “動き” をつけて、少し立体的に見えるよう工夫しましょう。

Photo by akiyon
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ごはんの上に、メインの豚のステーキと副菜をのせたお弁当です。とんテキにかけたソースも、斜め上から撮るとツヤ感が出ておいしそう!メインのおかずの見栄えがやや平坦に見えてしまうので、副菜に少し動きをつけてみました。

赤いソーセージはタコさんの形にして、立てるように盛りつけます。また、彩り野菜のブロッコリーも、全体のバランスを考えながら散らすように詰めてみました。

Photo by akiyon
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ごはんの上に、焼き鳥と副菜を並べたのり弁当です。焼き鳥を3本重ねるように盛りつけて、立体感を出しました。

最後に彩りとしてのせた桜の塩漬けと野菜の飾り切りは、少し厚みをもたせることで斜め上から撮ったときに表情が出やすくなります。真上から撮るよりも、ごはん、のり、おかずの順に盛りつけられているのがよくわかりますよね。

盛りつけアイデア3「ごはんとおかずを仕切る」

お弁当箱には「仕切り」がついているものも多いですし、ワックスペーパーや笹の葉などを使って仕切る方法もありますよね。

そんな盛りつけのときにも、斜め上から撮るとお弁当の内容がよく見えておいしそう!さらに効果的に写すための、盛りつけのコツをご紹介します。

Photo by akiyon
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ごはんの上に梅干をのせた、いわゆる “日の丸弁当” 。梅干をごはんに埋め込まずにポンと置くことで、素材感が出て表情が豊かになります。

シンプルに詰めた茶色い肉系のおかずには、ゴマをふることで色のアクセントに。トマトの盛りつけにも、さりげなく動きをつけてみました。焦点を梅干に当てて、遠近感を出すのもポイントですよ。

Photo by akiyon
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こちらはおにぎりとおかずを、笹の葉で仕切ったかごのお弁当。斜め上から撮影すると、お弁当箱の形や深さ、素材感が同時にわかりますよね。

深さのあるお弁当箱は中身が見えにくいので、盛りつけにメリハリが必要。ごはんとおかずの部分をしっかり仕切ると、ごちゃごちゃして見えないのでおすすめです。

撮影する際には、おかずをちょっと飛び出させる工夫も有効。立てるように盛りつけて、躍動感を出してみましょう。

撮影角度2.「真上から撮る」

SNSの投稿でもよく見られる「真上から撮る」方法。お弁当箱の中身が一目瞭然でパッと目を引く、お弁当の定番的撮影法ともいえるのではないでしょうか。

魅力的な投稿写真の数々をよく見てみると、真上から撮ることを意識しておかずを作っている場合が多いように思います。さらに、盛りつけにもほかの撮り方にはない工夫がたくさん!

盛りつけアイデア1「断面がきれいなおかずを並べる」

Photo by akiyon
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真上から撮影して効果的なお弁当を作るには、「断面」がきれいなおかずを作ることがおすすめ。彩りのよい野菜を肉で巻いたり、卵焼きに枝豆を混ぜるなどして、包丁でカットした面が美しくなるよう工夫します。

詰め方は、彩りに変化を持たせつつ隙間がないように。いろいろな色合いの具をのせたおにぎりや、まん丸のおかずを入れてもOKです。

盛りつけアイデア2「おかずを整然と並べる」

Photo by akiyon
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お弁当箱の中でおかずが整然と並んでいると、ちょっとアートな感じが出てフォトジェニック!食材ひとつひとつの素材感はあまり表れませんが、全体として魅力的な画像ができあがります。

おかずは彩りさえ意識すれば、どんなものでもOK。仕切りなどを活用して、隣同士が同じような色にならないように並べてみましょう。

Photo by akiyon
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おかずの種類が少なくても、少し飾りつけをすることでさらに印象的に。焼き肉にネギをトッピングするだけでも、ぐっと映えるビジュアルに変身しますよ。

盛りつけアイデア3「上から見て印象的な飾りつけをする」

Photo by akiyon
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真上からの撮影で印象的に見せるには、具材におめかしをするのがおすすめ。ちょっと地味な色合いのいなり寿司に、酢蓮根や花型の生麩、ゆずの皮などを飾ってかわいらしく仕上げてみました。

ただ、いなり寿司を4つ詰めただけなのに、少し華やかな印象になりますよね。このとき、あまりあれこれ飾りつけすぎないほうが、洗練されたビジュアルになると思います。

少しだけ斜め上から撮ってもOK

Photo by akiyon
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上から撮影する際に、ほんの少しだけ斜めから撮ってみるとお弁当箱の質感も伝わり、真上からとは違った表情が生まれます。真上からと斜め上から、両方のいいとこどりをしたお気に入りの撮影角度です。

撮影角度の大きさは、そのときのお弁当の状態を見て、いろいろ変えてみると楽しいと思います♪

撮影角度3.「横から撮る」

お弁当箱を横置きにして、その正面から撮る方法です。細長い形のお弁当箱の撮影に向いています。真横から撮ると中身が見えないので、少し斜め上から撮影。ほかの撮影角度にはない、個性的なお弁当写真を楽しめると思います。

盛りつけアイデア1「ごはんの上におかずを均等に並べる」

Photo by akiyon
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細長いお弁当箱の形状をうまく利用して、おかずをごはんの上に均等に並べてみました。メインおかずの焼肉が茶色いので、隣のおかずは黄色や緑色のものに。ミニ昆布巻きやラディッシュの甘酢漬けなどの小さいおかずで、さらに色を足しました。

カットした卵焼きは、断面が見えるように斜めに立てかけるように盛りつけてあります。奥行きのある画像になるように、奥にフタや箸などを配置するのもおすすめですよ♪

盛りつけアイデア2「いろいろなおにぎりを並べる」

Photo by akiyon
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数種類の具をのせたおにぎり弁当です。おにぎりの大きさが均等なので、横並びにシンプルに詰めました。

横から撮ると、それぞれの具がよく見えてちょっとおいしそう!このほかのり巻きや肉巻きおにぎりなど、同じ大きさのものを詰めて、横から撮影してみてくださいね。

撮影角度4.「手に持って撮る」

お弁当を手に持って、上から撮影する方法です。角度としては真上からですが、お弁当をカメラに限界まで近づけると、ダイナミックなお弁当写真ができあがりますよ。

迫力ある画像にするためには、おかずや盛りつけにも工夫が必要。おすすめの盛りつけアイデアをご紹介します。

盛りつけアイデア1「大きなおかずをメインに」

Photo by akiyon
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黒酢あんを絡めた大きな肉団子を、ごはんの上にどーんとのせたお弁当です。いろいろな副菜も一緒にのせていますが、主役のおかずが存在感を放っていますよね。

このほか、メンチカツやコロッケなどを大きいサイズで作って、カットせずにそのまま中央にのせるのがおすすめです。今すぐにかぶりつきたくなるような画像を目指して、迫力あるおかずを詰めてみましょう。

盛りつけアイデア2「どんぶりメニュー」

Photo by akiyon
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前出の肉団子弁当も同じですが、基本的にごはんの上におかずをのせる盛りつけがおすすめ!このお弁当は、ステーキと付けあわせをごはんの上にどんと盛りつけた「サイコロステーキ丼」弁当です。

このほかにも親子丼やカツ丼、麻婆豆腐丼など、ボリューミーなメニューのお弁当を手に持って、ダイナミックに撮影してみてはいかがですか?

最後に…できるだけ太陽の光を当てて

Photo by akiyon
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お弁当の盛りつけと撮影角度が決まったら、あとは撮影するだけ!このとき大切なポイントがもうひとつ。それは自然光を当てて撮影することです。

SNSでお弁当写真を投稿している人のほとんどが苦労している点で、特に冬場は、日の出も遅くなかなか撮影が大変なんですよね。しかし室内の照明と比べて違いは歴然!ぜひ太陽の光の中で撮影してみてくださいね♪

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この記事のライター

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