飲んだそばから体がポカポカする「かす汁」、おいしく自宅で作れたら家族も健康的に過ごせそう。本記事では、具材たっぷりのかす汁の作り方をご紹介します。酒かすの扱い方、余った酒かすの使い道までご確認いただけます♪ ぜひチェックしてみてくださいね。
お酒の香りがふんわり♪ かす汁の作り方(調理時間:30分)

お酒の香りがふんわりただようかす汁は、日本らしさを感じられるひと品ですね。酒かすは、日本酒を作る際にできる副産物。残りもののように見えて、その効果効能は素晴らしいんです。
栄養価が高く、健康面以外に美容にもおすすめできる成分がたっぷり含まれています。現在は、食品だけでなく化粧品や石鹸などにも広く使われていますよ。今回は、酒かすの代表レシピ、かす汁の基本の作り方をご紹介します。おいしく作って、体の中から元気になりましょう!
材料(4人分)

・酒かす……80g
・鮭……2切れ
・えのき……1/3パック
・大根……5cm
・にんじん……1/4本
・油揚げ……1枚
・出汁入り味噌……大さじ3杯
・水……800cc
コツ・ポイント
酒かすは、事前に冷蔵庫から出し、常温でしばらく置いておくとやわらかくなります。それでも、まだ硬くて扱いにくい場合は、鍋の汁を半カップほど入れて10分ほどつけておくと簡単にほぐすことができますよ。
作り方
1. 野菜と油揚げをカットする

大根とにんじんは皮をむき、半月切りまたは、いちょう切りにします。具材のサイズを合わせると仕上がりがきれいになりますよ。油揚げは、軽くゆでて油抜きをし、1cm幅の短冊切りにします。えのきは、石づきをカットして1本ずつほぐしておきましょう。
2. 鮭の下ごしらえをする

鮭は皮ごと4等分の大きめにカットします。骨をピンセットなどで取りのぞいておくと、食べやすいでしょう。
3. 具材をゆでる

水を沸かし、大根、にんじんを先に入れてゆでます。野菜に火が通ったら鮭と油揚げ、えのきを加えます。火の通りにくい具材から順番にゆでると味むらが生じずにおいしく仕上がります。
4. 酒かすと味噌で調味する

酒かすは硬くて溶けにくいので、事前に冷蔵庫から出しておきましょう。ボウルに酒かすを入れて、鍋の汁を半カップほど注ぎ、フォークなどでほぐします。

鮭にもしっかり火が通ったら酒かすと味噌を溶かし入れます。鮭の塩気や使用する味噌によって塩分量が変わってくるので、つど味を見ながら調整してください。
味噌は煮立てると辛みが増すので、溶かす際は火を一旦切るか極弱火で調理すると良いでしょう。
5. 器に盛り付けて完成

熱いうちに器に盛り付け、お好みでネギや柚子の皮、七味唐辛子を添えてください。おいしくいただけますよ。
余った酒かすを活用!人気の酒かすレシピ3選
1. 鶏肉の味噌かす漬け焼き

麹たっぷりの酒かすは下味をつけるのにもぴったりの調味料。お肉はやわらかくなり、また独特の風味で臭み消しにもなるすぐれもの。前日に漬けこみ作業をすれば、当日は焼くだけなので忙しい主婦にもおすすめの時短料理です。オーブンを使うと鶏の皮がパリッ!お酒のアテにも合いそうですね。
2. 酒かすと味噌とチーズのスープ

和洋折衷のかす汁スープです。具だくさんなスープは、パンを添えるだけで朝から栄養満点!体があたたまりエネルギーがわいてきそうなひと品です。酒かすの風味が苦手なお子様も、チーズ入りのこちらのスープならおいしく食べられそう。ベーコンの塩気とにんにくの香りが食欲をそそりますよ。
3. 酒かすの濃厚チーズケーキ
酒かすは加熱するとチーズのような風味になるんです。こちらのレシピはチーズが一切入っていないのがポイント。チーズの代わりに酒かすを使うことで、いつものチーズケーキとは違う風味を楽しめます。小さめにカットして、ワインと一緒にコーディネートしても素敵ですよ。おしゃれな食卓に映える酒かすチーズケーキ、ぜひ挑戦してみたいですね。
栄養満点「かす汁」を食卓で楽しもう!

「かす汁」を飲むと、冬を感じますよね。お酒の香りとやさしい甘さで、体が芯からあたたまります。具材も、冷蔵庫に残っているお野菜で十分、いろんな食材の旨みも一緒にいただけるのが嬉しいひと品です。
食卓に季節を感じる献立が並べば、子どもへの食育にもなります。楽しく、おいしく旬をいただき、寒さを乗り越えたいですね。