最新モデルが続々と登場している掃除機。正直どれに買い替えたらいいかよくわからない、というのが本音かもしれません。そこで今回は2020年の掃除機を網羅すべく、『家電批評』編集部が一斉テストを実施。「キャニスター型掃除機」「コードレススティック掃除機」「ロボット掃除機」「ハンディ掃除機」の4つのジャンル別に、選び方のポイント&おすすめ製品をご紹介します。
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どの家にも必ずある家電といえば、掃除機。

そこで今回は、一家に一台必須の「掃除機」に注目。掃除機の基本情報をアップデートするとともに、選び方のポイントやおすすめの掃除機を各カテゴリーごとにご紹介します。


近年、人気を集めている掃除機といえば、やっぱりコードレススティック型。本特集内でもお伝えしますが、ダイソンに負けじと国内メーカーからも数々の名機が排出されています。そんななか、影が薄くなっているのが、昔ながらの掃除機こと、キャニスター型掃除機です。

本体が大きいものはぶつかりがちで、ストレスになることも。軽く小型のモデルは、取り回しが良く、角を曲がったときもぶつからずスムーズについてきてくれるので、追従性は大切です。

コードレススティック型と比較すると、どうしても収納に場所をとりますが、本体を立て、ホースを固定できるタイプなら最低限のスペースに抑えることができます。

電源コードの出し入れは、ボタンの押しやすさや引っかかりなどで、スムーズさが全然違ってきます。使用するたびに使う機能だからこそ重要なポイントです。

自走式のヘッドを採用しているモデルは、スムーズにヘッドを動かすことができます。ブラシがなくても吸引力が強いモデルもありました。

0.25~3.5Lと幅はありますが、構造から、全体にスティック型より多くのゴミを集めることができます。紙パック式は装着のしやすさに差がありました。

稼働音を測定してみると、イメージより大きくなく、弱モードではかなり静かだと感じるモデルもありました。スティック型に比べても静かめなモデルが多いようです。
それでは、キャニスター型でおすすめの3製品がこちらです。

日立
かるパック
CV-KP200G
実勢価格:3万8020円
キャニスター型でのベストバイは、日立「かるパック CV-KP200G」。コンパクトなボディの割には持ち手がやや重いですが、その重みでヘッドを前に推進してくれます。曲がり角や狭い通路でもよくついてきてくれ、取り回しがとてもラクでストレスなしです。

立て置きできるから、収納時も邪魔になりません。このまま持ち上げられます。

ホースのつなぎ目が回るので、ホースがよじれても自然に戻ります。

コンセントが引き出しやすいです。

紙パックは穴を塞ぐシールが付いているので、ゴミやホコリがこぼれません。

パナソニック
MC-PK21A
実勢価格:2万2000円
同じくベストバイとなったのが、パナソニック「MC-PK21A」。ヘッドはやや重いものの、本体が軽いので動かすのがラク。取り回しが良く、本体がよくついてきてくれるので、ストレスがありません。気持ちよく使えるモデルです。

もちろん立て置きも可能。コンパクトに収納でき、邪魔になりません。

本体が小さいので、移動がスムーズなのもポイント。最初はやや重く感じますが、慣れれば気にならないレベルでした。

電源コードは引き出しやすい位置にあって、コードの引き出し・戻りもスムーズです。

パックを捨てる際、端を折るとフタになるのも高評価。

MooSoo
MS159
実勢価格:8999円
チープな印象もあるMooSoo「MS159」ですが、軽くて動かしやすいです。吸引力も抜群で、2Lの集塵容積も心強いところ。ただし、本体が大きいため、取り回しが今ひとつなのが残念です。

本体を立てられず、場所と空間を大きく取ってしまうのが残念。

電源プラグが本体下部にあるため、引き出しにくいです。


家電量販店やWebでメインを張るのが、コードレススティック掃除機。その代名詞ともいえるブランドが、ダイソンです。
コードレススティック型の掃除機を選ぶ際、ダイソンの存在なしには避けて通れません。このダイソンと他メーカーの違いが何なのかを理解したうえで、ベストな選択ができるかがカギとなります。

メーカーはダイソン一択と決めた場合でも、ハイエンドのV11は高すぎて手が出ない……。それなら、V11から引き算するといいでしょう。

ダイソン
V8 Slim Fluffy
実勢価格:4万1200円
居住空間の狭い日本向けに発売されたダイソン「V8 Slim Fluffy」は、軽くてギュンギュンとゴミを吸引し、取り回しも向上しています。

ダイソン
V8シリーズ
実勢価格:3万5000円~
型落ちなので、新モデルと比較するとどうしても見劣りしますが、性能としては十分使用に耐えられます。V8からV11に引き継がれた付属ツールもあるうえ、価格がなんとも魅力的です。

ダイソン
V11シリーズ
実勢価格:6万円~
2019年4月に登場したフラッグシップシリーズが、ダイソン V11シリーズ。前シリーズのV10を凌駕するパワフルさを実現しながら、同時に稼働音を抑えるという正統的な進化を遂げています。


コーナーに撒いたコーヒー粉が、1往復でスッキリ。壁際も隅も見事に吸引できています。パワーだけでなはなく、ヘッドの完成度の高さにも注目です。

本体後方の液晶画面に、残り稼働時間が表示されるようになりました。

日立
ラクかるスティック
PV-BFL1
実勢価格:2万8600円
女性がスイスイ操るなら、日立「ラクかるスティック PV-BFL1」がおすすめ。片手でスイスイ掃除でき、ヘッドを動かすのも超ラクラクです。また、軽いのに吸引力も高め。ハンディとしてもコンパクトで使い勝手がいいです。

軽いのに吸引力もまずまず。フローリングの溝もバッチリきれいに。

低い場所でも片手でサッときれいに。ソファー下もラクラクです。

東芝
トルネオV コードレス
VC-CL1500
実勢価格:6万5500円
静音性を重視したいなら、東芝「トルネオV コードレス東芝 VC-CL1500」。ヘッドが浮くと一時停止する機能は賛否両論ですが、ハンディ時の機能は高評価。吸引力が弱めですが、活躍の場が必ずある1台。ゴミの捨てやすさに対する配慮もうかがえました。

手のひらサイズのダストカップが、パカッと片手で外せちゃいます。

ゴミが入り込む凹凸がなく、水洗いもできるのでとても衛生的です。


スイッチ1つで、家中を掃除してくれるロボット掃除機。人の手を動かさずに掃除が完了することが、従来の掃除機との大きな違いです。

ロボット型を選ぶなら、雑誌・家電批評が現役筆頭と位置付けるアイロボット「ルンバ i7+」を軸にするとスムーズ。性能面はほぼ隙なしの「ルンバ i7+」ですが、ネックになるのは価格設定です。

アイロボット
ルンバi7+
実勢価格:14万2868円
ロボット掃除機の中で明らかに現役NO.1なのが、アイロボット「ルンバi7+」。最高級の賢さ、クリーンベース採用により“床掃除から腰をかがめる行為”を取り除いた革命機です。

狭いスペースにも積極的に飛び込むのがルンバの良さ。頭がよくなっても、この姿勢は変わりません。

およそ、月に一度のペースで溜まったゴミを捨てるだけ。床掃除に“贅沢”を感じるとは!

ネイト
Botvac D5
Connected
実勢価格:6万8550円
回避力抜群で片付けたくない人向けなら、回避運動が得意なネイト「Botvac D5 Connected」を。「ロボット掃除機を使う前に部屋を片付ける」のを面倒に感じる人でも、うまくやっていけるはずです。

対象の直前で停止したのち、円を描くように行動します。

ラグなどの段差に対してもスムーズに対処。

パナソニック
RULO
MC-RS810
実勢価格:8万8584円
静けさを重視するなら、パナソニック「RULO MC-RS810」が優秀です。騒音計数値63dBと、隣の部屋にいるなら音がほとんど気にならないレベル。畳との相性が悪く、お手入れも大変ですが、この一点突破の性能がハマる人もいるのでは。


シャークとパナソニックの2メーカーによる“スラッとした”新型モデル登場により、一昨年頃から流れが大幅に変わってきたハンディ掃除機。

充電時に取っ手が上にくるタイプは、掃除への抵抗感をぐっと下げてくれます。

スティック化はもちろん、ブラシなどが付属することも。

シャーク
EVOPOWER
W35
実勢価格:2万4200円
ニュータイプのハンディ掃除機代表として推したいのが、シャーク「EVOPOWER W35」。今年2月に発売された「W35」は、立て置き型スタンドからサッと取り出して、強烈な吸引力で掃除できるメリットそのままに、バッテリーゲージを搭載。未来っぽさがさらに増しています。

620gという軽量ゆえ、どんな場所もササッと掃除できます。

ダストボックスは水洗い可能。これは嬉しいポイント!

3段階でバッテリー残量をお知らせしてくれるLEDが搭載されました。

末尾に「P」がつくモデルはフローリング延長用ノズルが追加。スティック掃除機同様に扱えます。

パナソニック
MC-SBU1F-H
実勢価格:1万4290円
掃除機らしからぬ見た目のパナソニック「MC-SBU1F-H」は、強力な吸引力でゴミを一網打尽に。豊富なアタッチメントを使えば隙間にも入りやすく、サッシもフローリングもお任せです。パッと使え、使用時にも落としにくい、嬉しい設計です。

手首のひねりに合わせて、縦や横にノズルの角度が変化。広い面も掃除しやすいです。

UENO-mono
SUIRYU
実勢価格:5480円
UENO-mono「SUIRYU」は従来型ですが、吸引力からフィット感まで抜かりなし! 液体も吸えるので、お子さんのいる家庭でも活躍必至です。“名作”はちょっと高いなあ、という人に、自信をもっておすすめできる一台です。

こぼしたコーヒーもグングン吸ってくれました。

3種の付属ノズルで、コーナーや隙間もきれいに。
以上、4つのタイプ別のおすすめの掃除機12選でした。