今年の夏は、“うつさない、もらわない”新しい生活様式として、マスクの着用が求められています。暑い季節は汗をかいて蒸れたり、息苦しさを感じたり、不快な思いをしてマスクストレスを抱えている方も多いのではないでしょうか。
そこで試してみたくなるのが、つけ心地が涼しく、夏でも快適だとウワサのマスク。「購入したいけれど、どれがいいのかわからない!」という方のために、①ユニクロの「エアリズムマスク」、②イオンの「PASTEL MASK(パステルマスク)洗って使える3Dマスク」、③無印良品の「繰り返し使える2枚組・マスク(サッカー織り)」に加え、④使い捨ての不織布マスクにハッカスプレーを吹きかけたもの、の4つのマスクを実際につけ、どのマスクが快適に感じるのかを比較してみました。夏用マスクの購入を検討中の方は参考にしてみてくださいね。
夏でも快適に過ごせるマスクはどれ?今回比較したのは、こちらの4種類!

今回比較したマスクは、
・ユニクロ「エアリズムマスク」
・イオン「PASTEL MASK(パステル マスク)洗って使える3Dマスク」
・無印良品「繰り返し洗って使える2枚組・マスク(サッカー織り)」
・使い捨ての不織布マスク+ハッカスプレー
の4種類です。
比較する項目は、①涼しさ、②息苦しさ、③フィット感、④デザイン、⑤洗濯時の取り扱いのしやすさの5つ。それぞれ2時間ほどつけてみたり、30分ほど自転車で走ってみたりしました。それぞれの商品詳細とともに、つけた感想をご紹介していきます。
ユニクロ「エアリズムマスク」は、サラッとした肌ざわりと洗いやすさが抜群!

ユニクロ「エアリズムマスク」990円(税抜)
3枚入

〈素材〉表生地 ポリエステル75%/ポリウレタン13%/キュプラ12%、裏生地 ナイロン59%/キュプラ 31%/ポリウレタン10%、フィルター ポリプロピレン
〈サイズ(広げた状態、耳ひも含まない)〉Mサイズ 横幅22㎝、高さ14㎝

3層構造でしっかりした生地

〈ノーズワイヤー〉なし


内側にエアリズムの文字

洗濯機OKの利便性が魅力

ユニクロの「エアリズムマスク」は、2020年6月19日に発売され、購入制限がかかるほど話題になったマスクです。商品名どおり、インナーとして人気のエアリズム素材を使用したもので、消費者からの要望を受けて誕生しました。内側から、エアリズム素材、細菌や花粉などの粒子を99%カットするフィルター、紫外線90%カットするメッシュ素材の3層構造になっています。
サイズ展開は、S(子ども用・小学生以上目安)・M(小さめがお好みの成人用)・L(主に成人男性の普通サイズ)の3つです。
◼︎涼しさ
ユニクロの公式ホームページのプレスリリースにも記載がありますが、じつは夏用としてのマスクとして謳っているわけではなく、あくまでもオールシーズン用。インナーのエアリズムような、触れたときのひんやり感はあまり実感できません。しかし、汗をかいても蒸れにくくサラッとしているので、マスク内の快適さはキープできるかと思います。
◼︎息苦しさ
3層構造でしっかり丈夫な生地の割には息苦しさは軽く、長時間つけていても「早く外したい!」とは感じませんでした。ただし、運動量が多く呼吸が激しいときにつけた場合は、フィット感がよいこともあり、顔に貼りついて息苦しさを感じるかもしれません。
◼︎フィット感
今回比較するマスクの中で1番横幅があるため、耳の前までしっかり覆うことができます。ノーズワイヤーはついていませんが、伸縮性がある生地がフェイスラインにフィットしてくれるので、歩いているときにずれ落ちて鼻が出てしまうということはありませんでした。
※サイズによって感じ方は異なります。
◼︎デザイン
シンプルな白のマスクで誰でもつけやすいデザインです。耳ひもは短めですが、丸みがあってやわらかいので、長時間つけても耳が痛くなりにくく快適。
◼︎取り扱いのしやすさ
「エアリズムマスク」の強みのひとつが、“洗濯機OK”なこと。ネットに入れて、ほかの洗濯物と一緒に洗濯できます。洗濯後も伸びたりシワになったりすることなく、取り扱いしやすいところが高ポイント。
※20回洗濯しても、中の高性能フィルターの機能は持続するそうです。
※通常の家庭用洗濯洗剤を使用し、漂白剤の使用は控えてください。
《こんな方におすすめ!》
・長い期間使えるマスクがほしい方に
・UVカット機能つきのマスクがほしい方に
・サラッとした生地で快適に過ごしたい方に
・オフィスで1日マスクをつける方に
・忙しく、簡単にお手入れしたい方に
イオン「PASTEL MASK(パステル マスク)」は、触れたときのひんやり感がピカイチ!

イオン「PASTEL MASK(パステル マスク)洗って使える3Dマスク」780円(税抜)
3枚入

〈素材〉ポリエステル95%/ポリウレタン5%
〈サイズ(広げた状態、耳ひも含まない)〉R(レギュラー)サイズ 横幅17㎝、高さ14㎝

3D構造でソフトな生地

〈ノーズワイヤー〉なし


R(レギュラー)サイズ着用
イオンの「PASTEL MASK(パステル マスク)洗って使える3Dマスク」も、SNSや口コミで話題になっているマスクです。接触冷感・洗える・すぐ乾く・UV対策・抗菌防臭機能がついた高機能で、立体的なのが特徴。
サイズ展開は、こども用(小学校低学年以下目安)、S(スモール:市販マスクの小さめサイズのお使いの方)、R(レギュラー:大人用)の3つがあります。
◼︎涼しさ
つけた瞬間のひんやり感が心地よく、ほかのマスクと比較した中で涼しさはピカイチ。ずっとひんやりが続くわけではないものの、暑い時期には接触冷感の生地がとても助かります。感覚的には、ふつうの不織布マスクの不快さが10だとすると、パステルマスクは2〜3程度。厚手すぎないサラッとしたやわらかな生地が快適です。
◼︎息苦しさ
3D構造でマスク内は顔とのほどよい空間があるため、息がしやすいです。動くことで少し呼吸が激しくなっても顔にはりつくことなく、快適に過ごせます。
◼︎フィット感
伸縮性が高い生地なので、フェイスラインにうまく沿ってくれます。鼻やあご部分の隙間をつくらず、満足のいくフィット感です。鼻からの息がもれにくい形状なので、メガネがくもりにくくなるのがうれしいポイント。
◼︎デザイン
カラーバリエーションは、キナリ、グレー、ブラックの3色があり、キナリはナチュラルな白。立体構造なので、外側の縫い目に多少の盛り上がりはありますが、シルエットはそこまで気になりません。一見長いように見える耳ひもは、つけてみるとちょうどよく、ソフトな肌ざわりでやさしいつけ心地です。
◼︎取り扱いのしやすさ
洗濯方法は手洗いのみです。型くずれがしにくい素材ですが、干すときに洗濯バサミで挟むと跡がつきやすくなるので、干し方の工夫が必要です。
※洗濯耐久性は、手洗いで10回程度が目安です。
《こんな方におすすめ!》
・ひんやり感のあるマスクがほしい方
・フィット感のあるマスクがほしい方
・息苦しさのない快適さを重視する方
・UVカット機能つきのマスクがほしい方に
・長時間マスクをつける方
・メガネをかけている方
無印良品「繰り返し使える2枚組・マスク(サッカー織り)」は、素材感重視の方におすすめ

無印良品「繰り返し使える2枚組・マスク(サッカー織り)」999円(税込)
2枚入

〈素材〉本体 綿100%(オーガニックコットン100%使用)、耳部 ナイロン/ポリウレタン(ゴム糸使用)、ワイヤー ポリエチレン
〈サイズ(広げた状態、耳ひも含まない)〉横幅17.5㎝、高さ10㎝(プリーツを開かない状態で)

衣服のようなオーガニックコットンの生地

〈ノーズワイヤー〉あり


無印良品の「繰り返し使える2枚組・マスク(サッカー織り)」は、パジャマなどに使われるサッカー織りの残布を活用し、抗菌防臭加工が施されたマスクです。サッカー織りとは、縮み織りの1種で、表面に凸凹を出した織り方の生地を指し、夏用ウェアやパジャマなどに使われることが多いとされています。
サイズ展開は、ワンサイズのみ。
◼︎涼しさ
触れたときのひんやり感はありませんが、湿度をコントロールする綿の特性によってマスクの中が蒸れにくく、熱がこもりにくいように感じました。サラッとした軽い生地で快適です。
◼︎息苦しさ
素材が吸湿性・放湿性に優れている素材の綿を使っていること、肌との密着する面積が少ないことで、息苦しさはほぼ感じません。
◼︎フィット感
ノーズワイヤーつきで、鼻部分は顔に合わせることができますが、耳前のサイド部分とあごの下に空きがでてしまうのが残念。今回ご紹介したマスクの中ではかなり大きめに感じるので、プリーツの広げ方で大きさをうまく調節する必要があります。
◼︎デザイン
今回着用したピンクのチェック柄以外にも、サッカー織りのマスクはブルーのチェックやストライプ柄など、全6種類の展開。ファッション感覚で楽しめる点は満足できますが、パジャマ生地っぽさがあるのは否めません。
◼︎取り扱いのしやすさ
洗濯方法は手洗いのみ。干すときにはプリーツがくずれないように形を整えることが必要です。若干シワになりやすいので、気になる方は低温アイロンをあててください。
※40度くらいのぬるま湯と中性洗剤で押し洗いをし、漂白剤の使用は控えてください。
《こんな方におすすめ!》
・吸水性が高く、吸湿・放湿性のある綿生地のマスクがほしい方
・肌にやさしい生地のマスクがほしい方
・化学繊維のにおいが苦手な方
・色柄を選ぶ楽しみがほしい方
使い捨ての不織布マスク+ハッカスプレーの効果はある?

使い捨ての不織布マスクに、ハッカスプレーをシュッと吹きかけます。

ふつうのマスクも、スッとした心地よい夏マスクに変身!
手元に不織布マスクのストックがあるから毎日使っているけれど、夏仕様のマスクを買わずに「とりあえず、このマスクストレスから解放されたい!」というときには、不織布マスクに「ハッカスプレー」をかける方法が効果的だと言われています。
今回は、NHK「おはよう日本」ちかさとナビで紹介された方法でハッカスプレーをつくり、不織布マスクの外側にシュッと吹きかけてみました。
◼︎涼しさ
ハッカスプレーを吹きかけたマスクをつけた瞬間に、スッとした爽快感。さわやかな香りで、リフレッシュ効果も期待できるので、湿度が高くて暑い夏にはぴったり! しばらくひんやりした状態は続きますが、何時間も持続するわけではなさそうです。手持ちのマスクを簡単な方法で冷感マスクに変えられるのは、うれしいですね。
〈用意するもの〉
・ハッカ油
・水…200ml
・スプレーボトル
〈作り方〉
ボトルの中に水を入れ、ハッカ油を1滴たらします。
〈注意点〉
・ハッカ油は、人によっては肌に合わないこともあります。妊娠中の方や乳幼児、高齢者、犬や猫などペットを飼っている方は、使用上の注意をよく読んでから使用してください。
・1滴で十分の効果が得られます。原液のまま使用せず、入れすぎないようにしてください。
・ハッカスプレーは、マスクの外側に、そして離れたところから吹きかけるようにしてください。
・つくったハッカスプレーは、1〜2日で使いきるようにしてください。残ったものは、お風呂に入れたり、身体を拭いたりして使いきる方法があります。
・布地に付着すると変色する可能性もあります。手作りマスクなど布地のものに吹きかけるときには注意してください。
例年になく、マスク生活が続く今。熱中症を防ぐためにも、自分に合った快適なマスクを取り入れながら、上手に夏をのりきってくださいね。